こんにちは！ 逆転合格専門の個別指導塾・予備校の武田塾熊谷校です。
模試を活かせるかどうかは振り返り方次第！
第２回全統マーク模試（河合塾主催）
が終了しました。
熊谷校では第１回のときと同様に、
受験した塾生には振り返りシートの
記入を実施しました。
(関連記事は☞こちら）
振り返りシートには、
自己採点と各科目の課題を
記入してもらいます。
そのため国公立大学志望の場合、
シートはびっしりと埋まります。
さて、今回の振り返りを通じて、
ある傾向が見えてきました。
それは、
成績が上昇している人と
そうでない人とでは、
書き方に大きな違いがある点です。
それでは、
成績が上昇した塾生は
どんな振り返り方を
していたのでしょうか？
傾向1. 具体的な分析が可能！
成績が上昇した塾生のシートを見ると、
「文化史の中でも江戸時代の
復習量が足りなかったので、
この範囲は毎日復習する」
「カッコを外した際に
マイナスを掛けることを
忘れてしまった」
といった具合に、
今後に向けた課題や間違えた問題の
分析が具体的です。
一方で、
成績が伸びなかった塾生の場合だと
「計算ミスをしてしまった」
「波動の問題を間違えた」
といった具合に、
抽象的な振り返りに留まってしまい、
それを克服する方法が
なかなか見つかりません。
今後の課題を明確にできた分だけ、
両者の学力差は夏休み後には
さらに開いてしまうでしょう。
傾向2. まぐれは不正解扱い！
マーク模試の場合、
たとえ解答がわからなくても、
適当にマークすれば
正解してしまうことがあります。
いわゆる、
根拠なき正解というものです。
これの扱い方についても、
成績の上がる人とそうでない人とで、
大きな違いがあります。
今回まぐれで正解した問題が、
今後の模試や入試で出題される
可能性は十分にあり得ます。
そのためこうした問題を
しっかり復習しておかないと、
次回も正解できるかわかりません。
それゆえに
根拠なき正解を不正解と見なし、
間違えた問題と同様に
復習の対象として扱えるかどうかが
大きな分岐点となるのです。
傾向3. 一喜すれども一憂せず！
模試の結果に対して、
良い成績が出ると、
現状に満足してしまって、
向上心の喪失という結果に。
一方で、
悪い成績が出ると、
努力が報われなかったがゆえに、
やる気の喪失という結果に。
そのため
「模試の結果に一喜一憂するな」
と言われています。
しかし
結果が出て喜ばない人はいません。
それにも関わらず、
頭ごなしに「浮かれるな」というのは
いかがなものでしょうか。
確かに
現状に満足する人も中にはいますが、
もっと大きな喜びを得んと、
更なる努力をする人もいます。
それゆえに
こうした向上心を失わない限り、
一喜することは
大いに結構なことと言えましょう。
* *
成績上昇の有無の分岐点を
まとめると以下のようになります。
分岐点1. 分析の結果に具体性があるか
分岐点2. まぐれの正解を復習出来るか
分岐点3. 模試の成績を弾みに出来るか
今回の模試で
思うような結果が出なかった方は、
まず振り返り方を見直してみましょう。
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