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おい!所沢キャンパスを忘れるな!
今回は、筆者の通っている 早稲田大学 の 所沢キャンパス についてご紹介したいと思います!
早稲田大学といえば、新宿区にあるメインキャンパスの早稲田キャンパスや文キャンと呼ばれる戸山キャンパスをイメージされる方が多いと思います。
そのためか、ネットの記事には早稲田キャンパスと戸山キャンパスの情報はたくさんあるのですが、我らが人間科学部とスポーツ科学部の学生が通う 所沢キャンパス についての情報が非常に少なかったため、実際に現在、所沢キャンパスに通学中である筆者が「所沢体育大学」なんかと揶揄されがちな 所キャン(とこきゃん) についてご紹介したいと思います!
本記事によって皆様の、特に、早稲田の人間科学部やスポーツ科学部の受験を考えている方々のお助けになれば幸いです!
じゃあ、所沢キャンパスってどんなところ?
9割 本キャン落ち
否めません。
ほとんどの人間が東京は新宿にある 早稲田キャンパス/戸山キャンパス/西早稲田キャンパス に落ちています。
スポーツ科学部に関しては、アスリートの人が多いということもあり、第一志望の人は普通にいますが、人間科学部に関しては、マジで第一志望の人が全然いません。筆者が3年ちょい大学生活を過ごしてきて、人間科学部を第一志望としていたことがわかっている人は、一人だけです。
他は全員、本キャン落ちです。
ただ、だからといって人間科学部の学問内容がつまらないかと言ったらそうではないと思います。
学生が興味を持ちがちな 心理学 や 情報系(プログラミングやインターネット) の講義が充実しているため、学問内容自体は相当面白いと思います。
また、人間科学部は 人間環境科学科/健康福祉科学科/人間情報科学科 の3学科から構成されていますが、ほぼ違いはありません。
それもどうなのって話なのですが、どの学科を選んでも人間科学部に存在するすべての講義が受けれるため、なんでも学べます。
「そもそも 人間科学 ってなんやねん。」って感じだと思いますが、「人間を科学する」学問です。まあ要は、「人間をあらゆる視点から研究しよう」ってことなので、なんでもありです。
本キャンにある、なんでも学べる学部の 社会科学部 の 所沢バージョンって感じですかね。ちなみに筆者は社学が第一志望で落ちてます。
じゃあなんで、所沢キャンパス(特に人間科学部)第一志望がいないかって?
アクセスがクソ悪いからです。まじで。
アクセス悪すぎ
まず、最寄駅は 小手指駅 (こてさしえき)です。埼玉県です。
同じ埼玉の大宮駅から1時間ほど、本キャンの最寄りである早稲田駅からも1時間ほどかかります。
それだけでもかなりきついのですが、そこから20~30分以上バスに揺られる必要があります。
でもまあ、大学がバスを運行してくれています。バスの本数自体は高頻度ですし、一限や二限の開始時刻前なんかは3分おきにバスを出してくれているので、そんなに大変でもないでしょう。
いいえ。
それだけバスが出ていても朝は満員です。そりゃみんなバスを使うので。座れるかは運ゲーです。座るためにバス1本遅らせようとバス停で待機することは大学側が禁止しています。
朝から満員バスで立ちっぱなしで30分以上(朝は交通量が多くバスの進みが遅いため)過ごす生活ってどうですかね。「社会人経験だ!」と前向きに捉えられる方にはおすすめです。筆者はきついです。
ただ、帰りのバスは座れます。もちろんたまに座れないこともありますが、大学生の帰宅時間は全員バラバラなので、行きのように混雑はしません。
もし所沢キャンパスに通うのであれば、せめて駅近に住むことをお勧めします。
自然豊か
今までの2つはネガティブな要素が強い特徴でしたが、これに関しては人によると思います。
メインキャンパスは東京の新宿ということもあり、基本的には都会色が強いものになっています。早稲田キャンパスは政治経済学部棟を筆頭に非常に洗練された外観になっていますし、内装も非常に綺麗です。(教育学部はアレかもしれません)
戸山キャンパスも数年前に建設が完了した戸山アリーナを顔として、美しくおしゃれな空間が広がっています。スタバもありますしね。
理工学部の本拠地である西早稲田キャンパスは、理系らしくグレーを基調としてキャンパスが作り上げられており、一部にある緑と相まって非常に落ち着いた空間となっています。(やや古臭いところもあります)
そんな中、所沢キャンパスは自然と共にあるといえます。他キャンパスは「人工的な敷地の中に自然を入れてみた」感じですが、所沢キャンパスは「自然の中に人工的な敷地作ってみた」感じです。
下の画像は正門前のバス停付近で撮った写真です。(謎の銅像はスウェーデンの彫刻家 カール・ミレスの作品である「人とペガサス」です。学生に羽ばたいて欲しいという願いが込められているそうです。)
下の画像は全学生が通ることになる100号館(メイン校舎)横の道です。左が人工物、右が自然になっています。ちなみにもっと奥まで道はあります。所沢キャンパスは東京ドーム約8個分、早稲田キャンパス3個分の広さを活かし、建物は横長で入り組んだ構造になっています。建物内は迷路です。
これらの画像はほんの一部にすぎません。より詳細な外観や内装が知りたい方は、早稲田大学所沢キャンパス施設紹介ページ から調べてみてください。自然に囲まれた落ち着いた雰囲気が好きな人にはおすすめです。東京で多少なりともウェイしたい人にはあまりおすすめはできません。ちなみにキャンパスの近くにコンビニや飲食店は一切ありません。バスで20~30分揺られてくるようなところですから。ただ、キャンパス内に学生生協(コンビニみたいなもの)や食堂があるので困ることはないと思います。ケバブやパンの移動販売車も来ています。
施設はいい
「施設“は”いい」なんて言い方をしている時点で筆者の所沢キャンパスに対する評価がしれてしまいそうなところではありますが、施設はフツーに良いです。フツーに。
筆者が個人的に最もお世話になっている場所が図書館です。綺麗な内装に適切な温度設定、充電コンセントやライト完備、広い。市町村が運営している図書館に比べたら全然良いです。基本的には早大生しか使えないので、変な人もいないですし。扱われている書物も多い印象です。今朝の新聞から雑誌まで幅広く用意されています。ただ、あくまで図書館なので最新の著書や漫画等はありません。また、人間科学部とスポーツ科学部の学生が多いため、それらの学問に関する本が多いところも特徴です。そして、たとえ目当ての本がないとしても早稲田パワーを使えば、いろいろなところから取り寄せることができます。図書館の方に気軽に頼んでみましょう。早稲田の蔵書検索システムなども使えます。
スポーツ科学部が設置されているため、陸上競技場や野球場がキャンパス内にあります。また、ジム(トレーニングルーム)やプール、体育館などもあります。当然、全部でかいです。全部がキャンパス内に設置されている大学は珍しいと思います。土地の広さを存分に活かしていますね。また、上記のような特別な施設は早大生しか使えませんが、キャンパス内は誰でも自由に出入り可能で尚且つクソ広いので、朝はよくおじさんがランニングをしていますし、たまに保育園の子達が遠足的に来ていることもあります。
ちなみにこれはどこの大学でも当然なのでしょうが、どこもwi-fi完備です。電波もビンビンです。山奥だからって舐めないでください。
総評&受験生へ
えーーー。もう少し勉強して本キャンを目指すことをお勧めします。
所沢だろうが早稲田大学なことに変わりはないですし、所キャン生が本キャンに出入りすることも自由です。本キャンの施設も同じように使えます。というか早稲田には「オープン科目」という全ての学部の人が受けれる講義が沢山あるので、本キャンに通うことも可能です。定期も発行できます。また、所キャン生の多くは本キャンのサークルにも所属しています。
つまり、早大生としては素晴らしいです。やっぱり早稲田のネームバリューは凄いですし、就活でも早大生として括られ高い評価を受けます。筆者も入学後から早稲田のネームバリューをひしひしと感じています。
ただ、それならもう少し勉強を頑張って早稲田キャンパスに通いましょう。早稲田キャンパスは所沢キャンパスよりも良い環境だと思います。何より、いろいろな学部の学生が混在していることから、日常の中で新たな価値観を得る機会が多いと思います。大学生活で出会う人の数と質があなたの人生に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。シンプルにサークルの数も多いですし。
筆者はもう一度受験生になったら間違いなく本キャンパスを目指します。受験生当時は早稲田ならどこでもいいと思っていましたが、3年少し過ごしてみるとやはり本キャンが羨ましく思えます。
まあ、主にアクセスが理由なんですけどね。
先にも述べましたが、学問内容自体は素晴らしいです。筆者は今自分が学んでいることを本当に楽しめています。教授やゼミの仲間も賢く、人間的に素晴らしい人ばかりです。
ただ、死ぬほどアクセスがクソです。もうこれに限るんです。Time is money. です。
そして最後になりますが、所沢キャンパスの受験を少しでも考えている皆様に、MARCHとの差についても述べておきます。
筆者的には、所キャン>>>MARCH です。
散々、所キャンのネガキャンぽいことをしてきましたが、MARCH、特に明治や立教や青学などの偏差値が高くアクセスも良い名門大学に行けるとしても、余裕で所沢を選びます。
理由は「早稲田」だからです。アクセスの悪さというデメリットは早稲田のネームバリューというメリットで余裕でかき消されます。ただ、もう一回入学するなら所キャンと本キャンの中間地点くらいに家を借りると思います。そしたらどっちにも行きやすくなるのでいいですね。
また、学生の質、特に賢さという点からも所沢を選びます。やはり腐っても早稲田です。皆、頭がいい。学力はもちろんなのですが、考え方や物の見方に知性を感じます。彼らとの会話は刺激がたくさんあって面白いです。
以上が筆者的所沢キャンパスの紹介(評価)でした。
受験生、早稲田(本キャン)を目指して頑張れ!!!
(もし本キャンに手が届かなくて所沢に来てしまった際は、筆者の後輩としてよろしくお願いします。もちろん第一志望でもいいですけど!)
ここまで閲覧ありがとうございました!
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