はじめに
皆さん、こんにちは。久喜駅から徒歩一分、武田塾久喜校です。
2月4日は立春です。暦上は春が始まりました。しかしまだまだ寒い日が続きますね・・・
今回は新受験生の皆さんに、受験勉強早めにスタートするべきことを伝えたいと思います。新高校3年生に向けていますが、新高校2年生や新高校1年生(!?)も是非頭の片隅にとどめて欲しい内容です。参考にしてみてくださいね。
現在、新型コロナウイルス感染者数は依然高い状況にあります。体調不良の場合、軽度であっても、外出や移動は控え、勉強も無理せず、自宅で安静にしましょう。また、マスクの着用や手洗いうがい、三密回避、換気など感染対策を徹底して、自分自身の身体を守ってください。
参考動画
武田塾チャンネルは、大学受験勉強におススメの参考書や勉強方法、大学ごとの対策動画など毎日配信しています。
是非以下の動画や武田塾チャンネルを覗いてみて下さいね!
何故受験勉強を早めにスタートしなければならないの?
現在の受験生を取り巻く状況(大学入試の攻略が難しくなっている!?)
「入試は1月ぐらいからだし、4月から受験勉強を本格的に始めれば良いんじゃないの~?」
「部活を頑張りたい!いつか本気を出せば受験乗り越えられるでしょ!」
新高校3年生の中にはこんなことを考えている方も一部いらっしゃるかもしれません。新高校2年生は大部分が「まだ受験勉強しなくても大丈夫だろう」なんて思っているかもしれません。果たしてそうでしょうか?
まず、大学入試対策は年々複雑化してきています。
大学入試共通テストの中の多くの科目が、大学入試センター試験時代から大きく様変わりしました。
センター試験では、知識を詰め込めば何とか得点を獲得することができました。
しかし、共通テストでは、大学教育の基礎力となる知識や技能はもちろん、「思考力・判断力・表現力」が注目されるようになりました。センター試験時代と同じ時間制限の中で、大量の情報や資料を読み取る、推察して答えを導き出さなくてはならなくなりました。
また共通テストは2021年度に導入され、2025年度には新課程型の共通テストがスタートします。新高校3年生が受ける2024年度の共通テストはその過渡期の共通テストです。大学入試センター側も共通テストをどのようにしていくか、2025年度に向けて試行錯誤していると思われます。各科目の難化や易化になるかは、まだまだ予測できないような状況です。そのような中でも、受験生は臨機応変に対応していかなければなりません。
さらに共通テスト型の試験は私立型の試験や国公立型の試験とは異なる形式です。以前まではセンター試験は前哨戦のような立ち位置であり、私立や国公立の試験対策を十分に行えば、何とか点数を獲得できるものでした。
しかし共通テストに変更され、共通テスト対策をしっかりと行わなければ、点数を獲得できないような状況です。受験生の皆さんは、「共通テスト」「私立の一般選抜」「国公立の入学者選抜」それぞれしっかりと対策しなければなりません!
私立大学や国公立大学も独自の試験方法を導入しており、複雑化しています。
受験対策は数年前よりも時間がかかるものになってきている状況です。
選択肢を増やすためにも早めの対策が重要ですね!
入試まで逆算してみましょう!
ゴール設定(志望大学を決める)
いつ終わるか分からない、ゴールの見えない道をただひたすらに走り続ける・・・これは結構大変です。ゴールがあり、どの位置にゴールがあるのか理解できるからこそランナーはペース配分設定できます。
受験勉強も同じです。まずはゴールを決めることです。闇雲に勉強していては気力や体力もすぐに無くなってしまいます。
「この大学に入りたい!」「将来はこんな感じになりたい!」という目標を立てましょう。
すぐに目標設定できる方は良いのですが、この目標設定にも時間がかかる方もいます。受験勉強を早めにスタートすることで、大学や将来について考える時間も増えます。目標を立てれば勉強のモチベーションも上がりますね。
自分の現状を把握する
さて、目標設定を終えた後は「自分が今どのような状況なのか」について把握しなければなりません。
志望する大学と自分の学力の差はどのようなものなのか、志望校へ合格するためには自分はどの科目を伸ばさなければならないのか、自分の弱点は何かについて理解する必要があります。模試で自分の実力を測ってみることをお勧めします。
目標を設定する
以上を踏まえて、長期目標・中期目標・短期目標を設定したいですね。
参考までに武田塾の計画を書いてみたいと思います。
武田塾では、年内までに志望校レベルの参考書ルートを終わらせている状態を作ることを目標としています。同時に、年内までに志望校の過去問で合格点が取れる状態まで仕上げられるように、生徒の計画を設定しています。
11月~12月には、志望校の過去問や共通テスト演習を行っている状態である。
9月~10月には、志望校レベルの参考書に到達している。
8月までに、志望校よりワンランク下の参考書を仕上げている状態にする。志望校のワンランク下の過去問を解けば、合格点以上獲得できる状態である。
以上のような大まかな計画を想定しながら、1週間の計画や1日の計画を設定しています。
受験生の皆さんは高校3年生の6月あたりまでに、各科目の基礎をしっかり身に着けている状態が望ましいです。このように逆算してみると意外と時間がない!と思いませんか?だからこそ受験勉強は1日でも早くスタートするべきなんです!
勉強を習慣化する・正しい勉強のやり方を身に着ける
勉強を習慣化することが大切です。新高校3年生や2年生の中には長時間勉強した経験がない方もいらっしゃると思います。
受験の天王山と言われる夏や、ゴールデンウィーク等の長期休みに長時間勉強が出来るように、今から勉強の習慣を身に着けることをお勧めします。まずは15分、30分でも良いから参考書を開いて勉強してみる。最初は小さい目標でも良いです。部活動や習い事で時間が無い方は通学時間内だけでも良いです。しかし、その行為を毎日続けてみましょう。
勉強のハードルを徐々に低くしていく。そして1日30分から1時間、3時間・・・と増やしていきましょう。
物事を継続することは結構大変なんですよ!是非チャレンジしてみてください。
さらに、正しい勉強のやり方を身に着けておきたいです。参考書は新しいページをひたすら解いているだけになっていませんか?以前演習したページや模試の問題の復習を蔑ろにしていませんか?自分自身のレベルに適した参考書を使用していますか?
せっかく勉強したにも関わらず、何も身についていないことになってしまっては勿体ないです。
武田塾では、「4日2日」というペースがあります。1週間の内、4日新しいことを学び、2日かけて4日分のものを復習します。最終日には確認テストを行い、学んだことが身についているかどうか確認します。
また武田塾には参考書ルートが存在し、受験生の志望校に合わせたルートや参考書を提示しています。正しい勉強の仕方が分からないという方は是非参考にしてみてください。
個人差はありますが、習慣化や効率の良い勉強法の習得は時間がかかります。早めに受験勉強をスタートしたいですね。
最初に想定していた計画よりも遅れてしまうことも!?
受験生となっても、部活動での大会や習い事、学校行事、定期試験などイベントが沢山ありますね。せっかくのイベント事は全力で楽しみたい!臨みたい!という方もいると思います。また少し勉強にやる気が出ない日が出てしまう時もあるかもしれません。
勿論、志望校の大学の入試日程は変更できないので、計画にゆとりが無くなり、何とか時間の合間を縫って勉強することになります。後ろ倒しになってしまって、自分が受験生になる前までに思い描いていた計画と全然違う!なんてことに陥るかもしれません。早めに受験対策するべきですね。
早めに受験勉強をスタートさせておけば、計画も臨機応変に対応できます。時間にも余裕が生まれるとともに、気持ちにも余裕が生まれます。自分への自信に繋がります。
おわりに
いかかでしたか?
受験対策は早ければ早いほど良いです。是非皆さんも1歩を踏み出してみましょう!
武田塾久喜校では、無料で相談を受け付けております。些細な事でも構いません。
是非足を運んでみて下さいね!お待ちしております。
塾・予備校に通い始める時期は?