はじめに
皆さんこんにちは!武田塾久喜校です!
いよいよ入試も11月に突入してきましたね。
勉強の進捗はいかがでしょうか。
模試も終え、今の成績に満足のいっている人、
今の成績に焦りを感じている人、やる気を無くして勉強時間が減った人、
いろんな人がいるのではないでしょうか。
そして11月といえば、過去問演習もだんだん始まってくる時期になると思います。
それと同時に共通テスト対策はしてますか?
「共通テストなんてどうせ基本的なこと聞かれるだけでしょ?」
となめている方、あまいです!
しっかり基礎力を付けた上で、対策をしないと共通テストは点数が取れません。
今回は数学をピックアップしてご紹介したいと思います。
よかったらぜひ、最後まで見ていってください!
そもそも共通テストってなに??
共通テストの正式名称は「大学入学共通テスト」で、
各大学が独立行政法人「大学入試センター」と共同で実施する試験です。
2020年度入試まで30年にわたり実施されてきたセンター試験の後継にあたる試験で、
2021年度入試が初実施となりました。
共通テストは国公立大学の一次試験としても利用されています。
しかし、その他にも多くの私立大学では
「共通テスト利用」という試験を実施しています。
第一志望大学でこの方式を利用すると、個別試験と併せて二度
試験を受けることが出来ます。
つまり、国公立大学志望の人はもちろん、
私立大学が第一志望の人も共通テストは大切になってきます。
センター試験との違いは??「数学編」
まず、数学ⅠAでは制限時間が変更になっています。
センター試験では時間が60分だったのに対し、
共通テストでは70分に変更になっています。
数学ⅡBでは時間の変更はありません。
また、記述式などと騒がれていましたがマーク式での試験になります。
そして一番の違いは…
出題内容の変更です。
センター試験では、数式のみを計算して答えを導き出すやり方ですが、
共通テストでは背景となるような文章が与えられ、その文章を理解してから
自分で数式を作り出して答えを導き出す方式に変更になりました。
同じ三角関数の問題だけでもこんなに文章量が違います。
共通テストでは文章量が多くなる分、
この問題はどの分野を問いているのかわかりにくくなっています。
どんなふうに対策をしていけばいいの?
1、基礎固めをしよう!
まずは基礎固めをしていきましょう。
武田塾でおすすめしている参考書として
「基礎問題精巧」と「Focus Gold」があります。
これらは数学をとても基礎から応用まで幅広く補ってくれるため
数学が苦手な人でもきちんと演習ができます。
また、Focus Goldに関しては公式を詳しくまとめてくれているので、
教科書や辞書代わりに使うことも可能です。
問題の解き方としては、
1、その単元の公式を改めて確認する。
2、公式を踏まえた上で一度問題を解いてみる。
3、間違えたところを解説を見て確認して復習する。
4、もう一度何も見ずに解いてみる。
これらを実践することで、数学の能力は定着していきます。
とにかく最初は数学の知識を蓄えることを第一に準備していきましょう。
2、センター試験の過去問をたくさん解こう!(アウトプット練習)
共通テストは読解力が求められるテストになっていますが、
そもそもの数学の知識がなければもちろん解くことなんてできません。
しかし、共通テストを解いているだけでは果たして自分が知識不足で点数が取れないのか、
読解力が足りなくて点数が取れないのか、判断することはとても難しいです。
だからこそ、まずはセンター試験を解いてみましょう!
センター試験では数式をあらかじめ表示した上で
数学的な解き方ができるのかを問いています。
そのため、数学の知識が本当に定着したのかは
センター試験を解いてみることが一番の確認方法です。
実際に解いてみました!
画像を見ながら詳しく説明していきましょう。
まず、センター試験にも共通テストにも同じように言えるのが
「図を書いてみることです」
図を書いてみることで今まで見えてこなかったことが分かるようになります。
今回で言うと、求めたい角度Θが含まれる三角形では3つの辺の長さが分かっています。
つまり、余弦定理からcosΘは求められそうですよね。
次に、sinΘを求める問題ですが、cosΘを最初で求めさせたということは
それを使って問題を解きそうだなと予想ができます。
cosΘを使ってsinΘを求める公式というと、、、
「1-cos^2Θ=sinΘ」ですよね。
つまり、センター試験を解く上で意識してほしいのは
1、どの公式を当てはめるべきなのか考えてあげる。
(余弦定理や正弦定理など)
2、前の問題で求めさせた作問者の意図を考える。
前の問題で解かせたということは、その次の問題で使いたいからです。
つまり、作問者は誘導をしてくれているのです。
うまくその誘導に乗っかる練習をしておきましょう。
共通テストでも使えるはずです。
センター試験を解くことで自分の知識不足を改めて知り、
解説を見て知識を補うことが出来ます。
さらには、共通テストというのはセンター試験をもとに作られているので、
センター試験を通して誘導などの問題の解き方を練習し、
共通テストでも動じない力を身につけることが出来ると思います。
そのため、センター試験を解く練習を大切にしてほしいです!
さいごに
ここまで見てくださってありがとうございました!
共通テスト対策~数学編~いかがだったでしょうか。
何度も書いてありますが、共通テストができるようになるためには
とにかくセンター試験が解けるようにならなくてはいけません。
共通テストで7割取りたいならセンター試験は8割、
共通テストで8割取りたいならセンター試験は9割取ることを
一つの基準にやってほしいと思います。
センター試験である程度点数が安定してきたら、
共通テストの試行問題をたくさん解いて、共通テスト慣れをしていきましょう。
また、武田塾では共通テスト対策も独自のルートを使用して行っています!
もし興味があるという方、共通テストに不安を抱えている方
いましたら一度無料相談に参加してみてください!
沢山のお問い合わせ、ご応募お待ちしております!
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