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これから受験までの流れを説明します!【併願校決定~出願】

こんにちは!
武田塾川口校です。

昨日で共通テストの出願が終了しましたが、皆さんは無事に出願できたでしょうか?
現役生であれば学校が手配してくれることがほとんどですが浪人生の場合は現役生と違って自分で出願しなければなりませんでした。
一般入試に関しては現役生でも個人単位での出願になっているため、ここから間違えの無いように今後の流れについてご紹介いたします!

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入試までの流れ

共通テストの出願が終了して、いよいよ受験が始まるって感じがしてきましたね!
今からやっていかなければならないことは結構大変です。
ただ勉強するというだけではないので、ぜひ丁寧に読んでください!

 

最終的な実力の把握

どこの大学を出願するか、それは自分の現状の偏差値によります。
当然ですが、入試当日に偏差値50である生徒に早稲田や慶應を受験することはおススメしません。
(絶対に無理とまでは言いませんが、合格率は宝くじに当選する確率程度に低いことを承知しておきましょう)

志望校以外は浪人すると決めている生徒は志望校だけ受験すれば大丈夫ですが、絶対に現役で進学したい生徒は滑り止めといわれる安全校、実力相応校、そして第一志望群である挑戦校といったように難易度に差を設けた併願作戦を組む必要があります。

問題は自分にとってどの大学が安全校、実力相応校であるかということです。
偏差値50の生徒にとって早慶は安全校とはとても言えませんし、当然ながらGMARCHクラスでも実力相応とは言えません。
自分の希望ではなく、現状の自分のレベルから考えて併願校を決定しなければなりません。

それでは自分のレベルとはどのように測ればいいのか?
以下に2つの判断基準をご紹介します。

 

模試の成績

まずは模試の成績です。
模試では全受験者中での自分の立ち位置、すなわち偏差値が算出されます。
受験者が多い模試であればあるほど、その正確性は増します。
したがって、自分の実力を正しくチェックするためには受験者の多い模試で偏差値を求めることが一つの判断基準です。

具体的な模試の種類としては、11月末に実施される河合塾プレ共通テストがおススメです。
センター試験や共通テスト前の最後の模試として毎年多くの生徒が受験します。
ほかのどの模試媒体よりも受験者が多いので受験するなら是非河合塾の模試を受けましょう。

河合塾のプレ共通テストは9月1日より出願が始まっています。
HPによると具体的な出願締切日は明記されていないですが、実施会場の定員などもありますので早い段階で申し込みをしておきましょう。

模試を受験することのメリットとして偏差値が出るということがあり、これが最大の強みですが一方でデメリットも存在します。
第一に実施日が11月末であるということです。
受験生にとって本番となるのは2月からです。
11月末の時点から考えるとまだ2か月ほどの実力アップ期間を残していることとなります。
したがって、ここの模試で出た偏差値が自分の最終的な偏差値であると判断するのは尚早であるといえます。

また、この模試は共通テストを模した試験であるという点です。
国公立受験者の共通テスト本番の得点率の算定には大いに役立つものですが、私大の偏差値として鵜呑みにするのはややリスクがあります。
実際、私大の入試では大学や学部が独自の出題形式を持っていて、それは共通テストの形式とは全く異なるものも多くあります。
つまり、共通テストで高得点が取れることと私大入試で高得点が取れることとは必ずしも一致しません
特に、理系数学の場合は数学Ⅲまで必要ですが共通テストでは数学ⅠAⅡBまでの出題となっております。
すべてがマーク式であり、記述式を採用している大学の入試問題とは全く異なるという点もあります。

それでも、共通テストというほぼ全員が受験するテストの形式の模試を数多くの受験生が受けるという点から受験する価値はあると個人的には考えています。

 

過去問演習

大学の出題形式に特化して対策ができる、実力が測れるという点でみると過去問演習もオススメです。
入試では6~7割が合否のボーダーラインといわれています。
毎回安定して8割取れるような大学であれば安全校、ボーダーライン付近の得点が取れるようであれば実力相応校と判断することができます。

記述式の問題では解答が合っていると必ず満点になるわけではないので学校や塾の先生に添削してもらいましょう。
例えば数学の記述問題では答えが合っていても途中式などが間違っていた場合には減点対象となりますし、国語や英語の記述問題では模範解答とまったく同じ解答を作成するのはほぼ不可能なので、やはり先生などの添削が必要となるでしょう。

模試とは違って直前まで対策できることからギリギリまで実力の判断ツールとして使えそうであることは魅力なのですが、デメリットとしては採点基準や配点比率が定かでないということがあります。
大問4問で構成されている大学の入試問題は必ずしも各大問25点で均一とはなっていませんし、その中にある小問たちの配点も均一ではないことがほとんどです。
英語では文法問題よりは読解問題のほうに配点の比重がかかっていますし、数学では(1)から(4)と小問を進めていくほど配点比率が高くなってきます。

つまり50個の問題中25問が合っていたとしても、それは50点でない可能性のほうが高いのです。
このように配点比率の違いから大雑把にしか正答率は算出できませんので、あくまで目安程度に考えるべきだといえます。

 

両者をうまく活用しよう

模試と過去問演習にはどちらにもデメリットが存在しましたが、両者の短所とも両者の長所で補くことができます。
具体的な配点や偏差値の算出は模試に任せて、出題形式に合わせた大学ごとの対策は過去問に任せるというような使い方をしてあげれば両者の短所を補い合うことができそうですね。

受験生の成績はギリギリまで上昇するので、最終的なレベルというのを測り知るのは難しいかもしれません。
それでも併願校は決定しなければならないので目安となるものはなるべく多く準備しておきましょう。

 

併願校の決定~出願

勉強以外の準備として重要なのが併願校の決定から出願です。
併願校の決定に関しては以前のブログで紹介していますので参考にしてみてください。
併願校について考えましょう!【直前期に余計な悩みを増やさない!】

 

併願校の決定

上記のブログを参照して、併願校を3(安全校)ー4(実力相応校)ー3(挑戦校)で組んでいくことを考えます。
受験校の候補は12月中に定めておくくらいがちょうどいいです。
11月末に受験した河合プレ共通テストは12月中旬に返却されます。
ここで出た偏差値を参照にして安全校・実力相応校の目安を決定します。

受験生の実力は模試の後も伸びていくことから、ここでの偏差値を最終結果にする必要はありません。
だからこそ、安全校や実力相応校の候補は多く持っておくとよいでしょう。

例えば、最後の模試で偏差値50だった生徒にとっては偏差値が10以上低い大学(=偏差値40前後)を安全校とみなします。
しかし残りの二か月ほどでさらに偏差値が5上昇して、最終的には偏差値55程度になることができた場合には偏差値45前後の大学が安全校として使えるようになります。

安全校として使える大学の幅が広がるということで、安全校を3つだけに限定せずに広くリサーチしておくことが必要となります。

一般入試の出願は大学によって異なりますが、試験実施日の2週間前前後であることが多いです。
2月の中旬に試験がある大学は1月下旬~2月上旬での出願締め切りになるので共通テストの結果を見てからゆっくり考えることができます。
しかし、1月下旬~2月上旬に入試のある大学では共通テストの直後に出願締め切りになる大学もあるでしょう。
「共通テストの結果次第で受験を検討する」というよりかは、「共通テストの結果次第ですぐに出願する」くらいの準備をしてくことが望ましいです。

共通テストで〇〇点取れたら●●大学に出願、△△点だったら▲▲大学に出願するというような目安を持っておくとよいでしょう。

 

出願

併願する大学が決まったら、いざ出願です。
共通テスト利用入試や、共通テスト併用の入試では共通テスト前日までの出願完了が一般的です。

共通テスト利用入試については後日詳しくまとめたものをブログにアップいたしますが、この入試結果は2月の中旬ごろの発表になりますので、共通テスト利用入試の結果を確認してから私大の一般入試の出願をするということはできません。
したがって共通テストの結果に大きく左右されることなく一般入試の受験校を決定、および出願することになります。

どちらの形式にせよ、大学ごとに出願締め切りや出願方法が全く違いますので募集要項をよく確認の上、間違いの内容に出願できる準備をしておきましょう。

余談ですが、私は出願で一度失敗しています。
10年ほど前の受験だったのですが、当時はまだネット出願が普及していなかったので願書を取り寄せてから郵送で出願するという形式でした。
私は上智大学と東京理科大学を複数学部受験したのですが、出願書類に同封する調査書の枚数が異なっていたのを覚えています。

あいまいな記憶なので多分ですが、
東京理科大学は受験する学部の数にかかわらず調査書は1枚でよかったのに対して、上智大学は受験する学部の数だけ調査書を同封しなければなりませんでした。
私は上智大学の理工学部A方式とB方式の両方を出願していたので調査書を2枚同封する必要があったのですが理科大を受験するときと同じように「受験する数にかかわらず1枚でいいだろう」と勝手に判断して1枚しか同封しませんでした。

結果としては出願期限を過ぎた後に上智大学から電話があり「不足分の1枚を郵送してくれたら受験票を発行する」と言ってもらえたのでなんとか受験することができました。
もし事務的に処理されていて期限切れだから出願不可能といわれていたら上智大学を受験できなかったと考えると恐ろしい気持ちがします。
私はたまたま上智大学が優しくてラッキーでしたが、どの大学も同じように対応してくれるとは限りません。

確実に、間違えの無いように、しっかりと出願の準備をしておきましょう。

 

まとめ

受験勉強に関する話と出願に関する話、言うまでもなくどちらもこれから非常に重要です。
直前期になればなるほど勉強に集中したくなり、併願校の決定に手間を取りたくなくなるでしょう。

ギリギリになって決めるのではなく、大体の候補や目安を持って併願校を見繕っておくと後で苦労することがなくなりますよ!
川口校ではこれから併願に関する面談を実施していく予定です。
この時期に併願のお話をするということは決して早すぎることはないので、しっかり説明して塾生の皆さんがきちんと受験準備できるようにサポートしていきたいと思っています!

 

 

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