皆さんは文章を読解する上で最も重要な力が
何か知っていますか?
それは「要約」です。
入試では現代文と英語で読解問題が出題されますが
どちらもこの要約が必要になってきます。
もちろん、英語であれば単語や文法といった
知識も重要になってきますが
これらの知識はあくまでも
英文を訳していくための土台にしかすぎません。
英文の訳したうえで内容を的確に理解するためには
本文で言いたいことを要約する力が非常に重要になってきます。
今回はどのような手順によって
要約ということを行えば良いのか解説していこうと思います!
本文の要約はこれOK!
ステップ1 要約に必要な情報をピックアップしよう
まず、必要な手順としては
①要約に必要なもの
②必要でないもの
を取捨選択することです。
まず、要約に必要な情報になりやすいものの代表は
「筆者の主張」です。
段落を問わず「筆者の主張」に関しては終始一貫しているので
まずは本文で筆者の言いたい内容は何であるのか
捉えるところから始めましょう。
要約に不要な情報
反対に要約に必要でないものの代表は「具体例」です。
具体例は内容をイメージしやすくなるので
重要な文章ではあるのですが、
あくまでも内容をイメージするための補足でしかないので
本文の主題からは少しずれてしまっています。
要約とは本文の主題をまとめたものなので
具体例は絶対に外すようにしましょう。
ステップ2 集めた情報の中から共通項を探そう
さて、要約に必要な情報がそろったら
集めた情報の中から共通項を探していきます。
共通項の見つけ方
共通項の見つけ方のポイントは2つ。
・繰り返し使われている表現に注目する
・筆者の考えの核となる部分を探す
このように
似ている内容を1つにまとめたり
筆者の主張をまとめたり
しながら要約の下地を作っていきましょう。
ステップ3 本文の展開を意識しながら要約をしていこう
集めた情報の中から共通項が見つけられたら
最後は要約をしていくだけです。
ここでポイントになるのは
「本文の展開を意識しながら要約を行う」ということ。
共通項どうしを綺麗に繋げていくためには
論理的に文章を組み立てていく必要があるので
本文の展開通りに要約をしていきましょう。
要約が役立つ場面
①現代文の趣旨問題
要約がパーフェクトにできているということは
「本文の趣旨を正確に理解できている」ことに繋がります。
筆者の主張だったり、本文のメインテーマを答える問題の
正答率がみるみるアップしますので、
読み終えた文章は時間が許すならば要約を行ってみましょう!
出来上がった要約は解答に要約文が載っていればいいのですが、
載っていない場合は学校の先生に添削をしてもらいましょう。
②小論文で活かすことができる!
慶應大学、総合選抜入試、指定校推薦、医学部など
入試の問題で小論文が出題される大学がいくつか存在します。
小論文といっても内容に沿って意見を述べることもありますが、
「大多数の大学では要約文の作成」が求められるようになります。
新聞の切り抜き、ある研究や論文を読み、
200字程度でどのようなことが書かれているのかを
まとめることになるのがこの要約型の小論文です。
受験する大学や志望校、自分が受験する方法で
小論文があるのかどうか?
その小論文は要約形式なのかどうか?
をしっかりと分析して早めに対策をしておきましょう!
③難解な文章を読めるようになる!
要約が上手にできるようになると
「本文の主題」が見極められるようになるので、
「早慶レベル、MARCHレベルの難解な文章が理解できる」ようになります!
それ未満の大学の入試問題であれば
「漠然と読んで設問を解く」ことで得点は出来ますが
偏差値60を超えるような大学となるとそうはいきません!!
日本語で書かれているからノー勉でも行けると突っ込み
玉砕する受験生が毎年少なからず存在します。
日本語の文章だからといって舐めてかかるととんでもないことになりますので、
現代文を得意科目にしたい人はしっかりと要約文の練習もしておきましょう!
おススメの参考書
要約文を作るのに最適な参考書
現代文の問題集や参考書の解答には
要約文のつくり方や参考例が載っているものがあります。
特に今回はその中でも武田塾飯能校がおススメしたいものを
厳選して紹介します!
①入試現代文へのアクセス 基本編
偏差値50レベルを目指す現代文の問題集+参考書です。
解説パートに「本文を200字程度でまとめるとどのような内容になるのか?」
が載っているので、問題を解き終えた後は自分の要約文を書き、
模範解答と照らし合わせてみましょう!
作成のポイントも載っているので、初心者におススメの1冊です。
②現代文読解力の開発講座
言わずと知れた偏差値60以上の大学を目指す現代文の超おススメの1冊です!
ただ問題を解くだけでなく、解答解説をしっかり読みこみ
何度も何度も繰り返し解くことで現代文の学力がぐんぐん伸びる1冊です。
その参考書の最後の問題に「要約文」を書き上げる設問があるので、
本文を200字程度にまとめ上げて模範解答と比較してみましょう!
この1冊の要約文が完璧に出来上がると、
MARCHレベルの現代文でしっかりと合格点を勝ち取れる力が身につきます!
慶應大学を目指す人も、ぜひ小論文対策として取り組みましょう!
さいごに
要約を「ただまとめるだけ」と侮らないこと!
ここまで読んでいただいたらわかる通り、
「本文をただまとめるだけ」と要約文をとらえてしまうと
現代文の学力はせいぜい偏差値50程度で頭打ちになります。
現代文を武器にしたい受験生は問題を解いたら必ず要約文の作成をする
学習習慣を身につけましょう!
高校生だけでなく、中学生も国語の学習として要約文を作ってみましょう!
「子ども新聞」のような小中学生向けの新聞で気になるテーマで要約文を作ってみるのが
特におすすめの勉強方法です!
早いうちから要約文を作る習慣を作っておくと
「本文をまとめる力」が身につくのはもちろん
「話をまとめる力」も同時に養うことが出来るので、
「プレゼンテーション能力」も向上します!
学校のアクティブラーニングや課題発表などの場面で活かせる力にもなりますし、
次世代の総合選抜試験に向けた練習になりますので、
積極的に要約に挑戦してきましょう!
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