予備校の映像授業は成績が本当に伸びるの?

今の塾や予備校では、様々な授業スタイルが確立されています。本来の講義形式の授業をはじめ、収録した講義を視聴しながら勉強する映像授業、またスマホやタブレットを使って学習するネット上に配信されている授業など多様な学び方があります。いずれの授業形式でも本来の意義やメリットがあるのは確かですが、大学受験において本当に適しているのはどのような勉強方法なのでしょうか?武田塾チャンネルに寄せられた生徒さんからの声をもとに、武田塾の先生方が描く授業スタイルの特徴、メリット・デメリットについて紹介し、受験生に一番適している勉強法をお教えします。

映像授業?それとも生授業?

映像授業詳細動画①はこちら

学習スピードが遅い生授業

結論から言ってしまうと、武田塾的には生授業よりも絶対映像授業をオススメします。「授業をしない」武田塾はそもそも授業をうけて受験勉強をすることに消極的です。その最大の理由が、生授業は圧倒的に学習スピードが遅いからです。例えば生授業を受けて英文法を勉強した場合、講義形式を取り入れている一般的な塾や予備校では、1週間に1章ずつ進むのが普通です。この学習スピードは明らかに遅いし効率的ではありませんね。これが武田塾の授業に対する基本的な考え方になります。そのため武田塾では一切授業をしないのです。

また、予備校ではそのような授業スケジュールで受験に必要な内容を網羅するために、問題や内容が厳選されたテキストを用いて授業を行います。しかしそれだけでは当然足りないですよね。というのも参考書ソムリエこと教務主任の中森先生が選ぶ参考書はどれも分厚く、それだけ学ばなければ内容が詰まっているからです。

つまり、授業では受験に必要な十分な知識を習得することは難しいうえに、学習スケジュール的に効率、生産性も悪いです。そのようなデメリットを補えるのが映像授業です。それでは今度は映像授業について深く掘り下げていきましょう。

映像授業の講義の取りすぎに注意

先ほど生授業は非効率的で進度も遅いため、時間に限りのある受験生の皆さんには適していない理由を紹介しましたが、そんな生授業よりメリットがあるのが映像授業です。今や河合塾、東進ハイスクールなど、以前は生授業を行っていた大手予備校や塾も徐々に映像授業を導入してきています。

映像授業の画期的なところは、なんといっても学習スピードです。生徒一人一人によって理解度は違います。そのため、映像授業を使って勉強ができる生徒は自分のペースでどんどん学習を進めることができ、一方勉強が苦手な生徒はじっくり視聴しながら勉強することができます。このように自分独自のペースで効率的・生産的に学習できるところが映像授業最大の利点となります。

塾長の林先生が指摘する問題点とは、その学習スタイルではなく、映像授業を取り入れている塾や予備校の料金スタイルです。映像授業の多くは1講義あたりに料金が発生し、各塾・予備校スタッフに勧誘されどんどん講義をとってしまう生徒さんが後を絶ちません。教務の山火先生・林塾長当人も現役時代同じ思いをしました。結果たくさんの授業をとってしまい金銭的な負担が増えるだけでなく、一番肝心な学んだことを「復習する」が削られてしまいます。

確かに映像授業は生授業に比べて効率的・生産的に学習を進めることができるためオススメします。しかし、講義の取りすぎには十分注意して復習する時間をしっかり確保しましょう。

スタディサプリは最強!?

「普通に利用できます!!」詳細動画②はこちら

画期的な「予備校」スタディサプリ!だけど・・・・

これまで生授業より映像授業の方がよい!でも講義の取りすぎが心配・・・という話をしてきましたが、それらの問題点をすべて払拭する画期的な学習スタイルがスタディサプリです。スタディサプリは月額定額制で価格が良心的なため、講義を取りすぎて膨大なお金がかかってしまうという心配はありません。

スタディサプリでは月額980円で授業が取り放題です。映像授業だからどんどん自分のペースで学習に取り組むことができることに加え、月額定額制のため授業の取らせ過ぎがない、そんなスタディサプリは最強ではないでしょうか?

しかし、先ほども述べた「テキストの薄さ問題」はどうなのでしょうか?スタディサプリのテキストもほかの予備校、塾のと同じで内容が厳選されすぎているため、受験に必要な内容すべてを網羅できず知識も足りません。

そもそも最初から網羅性があり、解答解説がそろっている参考書を仕上げるほうが効率的で短時間でできるのではないでしょうか。具体例を挙げるのであれば、スタディサプリで好評のある「英語の仮定法」の授業で、仮定法を学ぶためにスタディサプリでは予習・復習プラス90分授業でトータル4時間程度かかります。一方で英文法の参考書であるネクステやフォレストを使って勉強した場合、どんなにゆっくりやろうとも60分程度で仕上がります。

生授業、映像授業、もしくはスタディサプリどのような授業であれ、知識の習得スピード、学習効率を考えると参考書が一番有効であるということです。高校生なら一度は学校で授業を受けていているはずです。そのため本当に初学者ではない限り、全く内容が理解できない、意味が分からないというケースはまれで覚えていないだけなのです。そのため、授業で先生の話を聞くことより内容を覚えるということに集中できるように意識して勉強しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。生授業に比べたら映像授業は確かに効率的に勉強できるため、高速学習もでき生産性もあるため成績アップが見込めるでしょう。しかし、実際に塾や予備校で映像授業を受けている生徒さんは、しっかりと復習する時間を確保するため、そしてお金を無駄にしないためにも授業の受け過ぎには注意しましょう。

またスタディサプリは塾や予備校での映像授業に比べれば、良心的な値段でたくさんの授業を受けことができることから、革新的な学習スタイルであるといえます。しかし、濃い内容を短時間で効率的に学ぶことができ、受験のために十分な知識を得ることができるのは参考書学習です。自分に合った勉強法を模索するのもよいことですが、なかなか成績が上がらないなどそのような悩みを抱えているのであればもう一度自分の勉強法について見直し改めましょう。