はじめに!
こんにちは!武田塾大井町校です。
皆さん、受験勉強は順調ですか?
どのくらい勉強すれば現役で志望校に合格できるのか、不安を感じながら勉強している受験生も多いと思います。
今回のブログは、こちらの東進の記事(https://www.toshin.com/news/uploadPdfs/backNumbers/9b105b1aa9cffddbf9353f4f3e9773a4119426784b25da70bb235a998c6a462b20210507211730.pdf)を参考に、現役で第一志望校に合格した先輩たちはどれくらいの時間勉強していたのかを紹介していきたいと思います。
志望校に現役合格するために必要な勉強時間は?
難関大学現役受験者 高校3年間の総学習時間(学校の授業以外)
まずはじめに、現役で第一志望の大学に合格した生徒と残念ながら合格できなかった生徒それぞれの勉強時間を比較します。
第一志望の難関大学に現役で合格した生徒は授業以外で、高校1年生の時に761時間、高校2年生で1012時間、高校3年生時には2474時間勉強していました。一方で、不合格者の勉強時間は高校1年生から3年生まででそれぞれ667時間、905時間、2326時間でした。この結果から、高校3年間で合格者の方がトータルで349時間多く勉強していたことが分かります。349時間を日数でいうと、約51日です。この差を埋めるのはとても大変なように感じます。
合否別 難関大学現役受験者1日の学習時間(学校の授業以外)
次に1日当たりの学習時間の差を見ていきましょう。
・高校1年生時
第一志望現役合格者:2時間5分
第一志望不合格者:1時間50分
その差 15分!
・高校2年生時
第一志望現役合格者:2時間46分
第一志望不合格者:2時間29分
その差 17分!
・高校3年生時
第一志望現役合格者:6時間47分
第一志望不合格者:6時間22分
その差 25分!
先程、3年間のトータルで見たときは349時間という膨大な勉強時間の差がありましたが、1日当たりの勉強時間をみると約20分の差しかありません。この小さな差は早い時期からコツコツと勉強することで埋めることができます。
隙間時間を有効活用しよう!
毎日の勉強に+20分で第一志望現役合格に近づきます。しかし、たった20分といっても現役生は部活や学校行事で忙しく、時間を捻出するのがとても大変だと思います。そこで、少しでも時間を有効活用するためにできること5つを紹介します。
その1:机の上を整理整頓する
やろうとしている参考書がすぐに見つからないと、それを探すだけで時間のロスになってしまいます。すぐに勉強に取り掛かれるように、常に勉強する空間は整理整頓しておきましょう。
その2:移動時間を有効活用する
例えば、学校に電車で通学している人はその時間を英単語や英熟語を覚える時間に充ててみましょう。電車は時間が限られているので、メリハリをつけて暗記することができます。
その3:机に向かったらすぐに勉強を始める
机に向かったはいいものの、何をしようか決めるために多くの時間を使ってはいませんか?机に向かったらすぐに勉強を始められるように、何をするのか頭に入れて勉強に取り掛かりましょう。
その4:なんとなくの時間を活用する
毎日の生活の中にはなんとなく過ごしている時間が意外と多くあります。例えば、なんとなくスマホを触っている時間、テレビを見ている時間があると思います。その時間に、その日にやった勉強内容を思い出してみたり、数学の問題を1題解いてみたりしましょう。少しの差ですが、毎日積み重ねると受験の当日には大きな差になっています。
その5:就寝前のルーティン
毎日寝る前に、その日の目標を達成できたのかを確認しましょう。そして、次の日のためにやることリストと優先順位をつけるようにしましょう。
武田塾おすすめの時間配分
ここからは、武田塾がおすすめする1日の勉強時間配分を説明していきます。
現役生は学校の授業や部活もあって、受験勉強の時間を確保するのは大変です。勉強時間は約6時間が標準的ですが、部活をしている人の中には3~4時間しか勉強できずに焦っている人もいると思います。焦る気持ちはわかりますが、武田塾では同時に勉強するときは科目数を多くしないことを推奨しています。同時に取り掛かる科目数の目安はその人が確保できる1日の勉強時間により異なります。1日1科目あたり1時間を切らないように調整しましょう。入試の基礎レベルである日大レベルが終わるたびに科目を追加していくことがおすすめです。
【現役生】1日の勉強時間!
現役生は学校や部活が終わってから勉強するので、1日約6時間の勉強が限界になってくると思います。この場合は3教科同時並行で進めましょう。
・文系の場合
文系の生徒はまず英語、国語、社会を基礎レベルまで仕上げましょう。国立志望の生徒も、まずは2次試験でも使う3教科に絞ってください。
時間の配分の例は以下の通りです。
英語→3時間
国語or社会→どちらか伸ばしたい方に2時間
上記で選ばなかった方→1時間
・理系の場合
数学→3時間
英語→1時間30分
理科→1時間30分
・国語の勉強量と時間配分
国語は短期間に量を増やしても成績が伸びづらい科目です。なので、安定して長いスパンで勉強することが大事です。また、現代文の得意・不得意によっても目安の時間配分が異なってきます。
・国語の時間配分
パターン1→現代文1:古文1
パターン2→現代文1:古文・漢文2
・英語の勉強量と時間配分
英語は基礎知識である単語・熟語・文法を一通り春の時点で終わらせましょう。
・英語の勉強時間の目安
3時間の勉強時間が取れる場合、毎日英単語100個と「Next Stage 英文法・語法問題」を2章ずつ進めていきましょう。3時間取れない場合は、単語を減らさずに文法で時間を調整してください。
現役生は時間との勝負なので、無駄のない進め方を意識して取り組んでいくことが重要です。日大レベルを1つずつ片づけていきましょう。
一番ダメなパターンは全部中途半端になってしまうことです。例えば、今焦って以下のようなことをしてしまっている受験生はすぐにやめましょう。
・5教科7科目を同時に始めてしまう。 ・週ごとに重視するものが変わって、結局どれも身につかない。 |
武田塾の宿題は各科目1日2~3時間でできるように設定されています。自分で勉強の計画ができないという人は是非武田塾の無料受験相談に来てください。
今回のまとめ
今回は大学合格に必要な勉強時間と現役生のための時間配分についてお話してきました。
現役生は浪人生と比べて勉強時間が少なくなりがちですが、現役でも多くの人が合格しています。最低限の勉強時間をしっかりと確保しながら、隙間時間も活用してまずは基礎レベルを仕上げましょう!
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