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今回は「高1・2年生のための中期目標の立て方」についてお話ししていきます。
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はじめに
高1・2年生で受験勉強を始めている人の最終目標はもちろん、どこかしらの受験合格だと思います。
しかし、高校1年生から受験勉強の終わりまでの期間はとても長いです。
そこで、中間地点に目標をいくつか設定した方が、モチベーション的に良いです。
今回は中期目標を設定するのによい節目を紹介していきます。
これから紹介する以下の項目を参考に中期目標を設定してみてください！
①模試
大体の学校で模試のスケジュールは決まっており、年間計画表にも載っていると思います。
しかし、模試を面倒なものとしていやいや受けている人も多いと思います。
これでは、模試を受けている時間がもったいないし、学校が用意してくれているものも活用できてはいません。
大体の学校が受ける進研模試は7月・11月・1月の年3回あります。
進研模試を節目として次の模試までにどれくらいの実力になっていたいか、目標を設定するのがおすすめです。
中期的な目標の設定の仕方
英語の偏差値で60を取りたい
→英語長文を7割読めるようになりたい
→システム英単語の3章まで覚える
このように中期的に設定していってみてください。
また、偏差値60を取る、という目標にはあまり具体性がありません。
”ここまで参考書を進めた状態で受けたい”という方が具体性があって高1・2年生にとって設定しやすいと思います。
目標を立てる際に参考にしてみてください。
②定期テスト
受験勉強をするうえで”定期テストは捨てるべき”という考えを聞いたことがある人もいると思います。
しかし、受験でストレートに使う科目は定期テストの勉強は無駄にはなっていません。
受験で使用する科目は放置せず、定期テストレベルは理解している状態が理想です。
定期テストを捨てて、まったく勉強しないのは逆に不利になる場合があるので注意してください。
また、定期テストの良い点は一番身近であるという点です。
定期テストの点数が上がることでほかの人と比べて勉強ができているという自信になります。
③4技能試験
これは主に英検やTEAPのことです。
特に英検2級はどこの大学を目指すにしても高校2年の終わりくらいまでには取っておけるといいと思います。
英検は4技能試験のため、長文に向けた勉強だけをしていても取りやすいというわけではありません。
しかし、
・英検のために語彙を強化する
・英検のために高1・2年生から英作文を意識する
というようなことのきかっけになります。
最近は英検を利用した大学の試験も増えており、中間の目標としても英検は利用価値があります。
④共通テスト同日模試
共通テスト同日模試とは、共通テストをその年の受験生が受けた後に高1・2年生も解いてみましょうというものです。
難関大、特に最難関の地方国公立を志望している人は、高校2年の時点、つまり受験の1年前でこの大学に受かるにはこれくらいの点数がとれていてほしい、というラインがあります。
そこに到達していないのはいくら本番の実力がないとはいえ、危機感になります。
また、この模試を受けると、1年後に自分が受験生として共通テストを受ける実感につながり、勉強の質も上がると思います。
共通テストの対策をやっていないということで、本当に解けない問題もあります。
どれくらい解けるかを可視化するという意味で受けてほしいです。
高校1年生の人でも解ける問題はあります。
そこから高校2年の時はどれくらいとりたい→本番はどれくらいとりたい
という長期の計画を考えていくきっかけの材料にもなると思います。
おわりに
今回は中期目標を設定するのによい節目を紹介しました。
ふわっとした目標だと、危機感に繋がりにくかったり、せっかく高1・2年生から勉強しているのにもったいないことになってしまいます。
目標を中期で作っていて、それに向けてまず、2～3か月走り切る、という風にすると濃い受験勉強を期間を長期的に見たら継続しているという形になりやすいです。
高1・2年生のみなさんがまずすべきことは、しっかりと計画を立てることです！
中期・短期の目標をしっかりと立てて、これをしっかりと意識してやってみてください！
今回は以下の動画を参考にしています。
詳しくはこちらをご覧ください。
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