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【共創学部、文学部編】九州大学受験対策!共通テストと2次試験対策

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今回は「【共創学部、文学部編】九州大学受験対策!共通テストと2次試験対策」についてお話ししていきます。

 

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九州大学の各学部の偏差値

九大偏差値共創文

上の図は2020年度前期試験のものです。

九州大学は偏差値60前後が中心になります。

センター試験は平均点が60%前後になるように作られていましたので九州大学を目指すためには受験科目全体として、完成度を上げていく必要があります。

今回紹介する共創学部と文学部は偏差値やセンター最低得点が他の学部に比べても比較的高めになっています。

偏差値については下記のブログでも取り上げましたので参照ください。

偏差値60ってどのくらい頭いいの?行ける大学とその目指し方

 

九州大学共創学部

名前を聞いただけではどんなことをする学部なのか分からない人も多いのではないでしょうか?

共創学部は2018年に新設されたばかりの学部なんです!

グローバル化が急速に進展するなか、環境や食糧、人権、経済的格差など、地域や国を越えた地球規模の人類的な問題が生まれている。本学部が掲げる共創とは、課題に応じて自ら必要なことを学ぶ態度や方向性を養い、必要となる知識を組み合わせた新たな知を創造し、実社会のなかで活用していくことを意味している。

 課題解決のために必要な態度・能力を「能動的学習能力」「課題構想力」「協働実践力」「国際コミュニケーション力」の4つに分類し、これらの涵養を通して、「共創的課題解決力」の獲得を目指している。 ~『パスナビ』より

グローバル化の結果、現代社会の問題は複雑になり一つの学問だけでは解決できないようになってきています。

経済学だけでは経済の問題は解決することが出来ず、法律や国際関係などあらゆる知識を集合させていく必要があります。

また問題や課題が明確になっていない場合も多いのが現代社会の特長とも言えると思います。

共創学部はそんな現代社会の問題に取り組む極めて実践的な学部といえます。

 

受験科目と2次試験

文系1次

文系2次

上の図は文系の学部の共通テスト配点、下の図が2次科目と配点です。

共創学部の場合、2次の配点がかなり高く設定されています。

また科目としては数学と英語のみですが、唯一小論文が2次の科目として設定されているのも特徴です。

この小論文は配点が300点と高いので小論文対策も必須となります。

また小論文では大きな点差がつきにくいのも事実なので配点400点の英語にも力を入れる必要があります。

ちなみに昨年の合格最低点は982.40/1500となっています。

得点率に換算すると65.49%となっています。

 

九州大学文学部

文学部は多くの大学にあるので知らない人はいないでしょう。

 古典に学び、人間文化の普遍的価値を探究すると同時に、現代社会の抱える諸問題に対して、柔軟に対処できる力を持った人材を育成する。 ~『パスナビ』より

哲学コース、歴史学コース、文学コース、人間科学コースの4つに分けられます。

九州大学の学部の中では教員への就職数が多いのも特徴です。

 

受験科目と2次試験

文系2次

図を見て分かるように文学部だけ2次科目に地歴があります。

日本史B、世界史B、地理のいずれかを選択して受験することになります。

2次試験で地歴を使用する大学はそう多くはないので文学部を目指す場合は志望校の変更がしにくい可能性があります。

また国語、数学、英語、そして地歴と2次試験対策を4科目行わなければならない点で他の学部や大学よりも早めに過去問対策を始めた方がいいでしょう。

配点比率も共創学部と同じで2次試験が3分の2と高く設定されています。

合格最低点は473.45/750となっています。

得点率は63.12%で共創学部より低いですが、後期試験になると79.6%とかなり高めになるので前期試験での合格を目指していきましょう。

 

2次試験科目の対策について

ここからは2次試験それぞれの対策について紹介します。

大学によって問題の難易度や傾向は大きく異なります。

自分が受ける大学全てを対策することは不可能なので、先ずは自分の志望校の傾向を掴むようにしましょう。

 

九州大学の英語

問題構成:大問数5題(読解3題、英作文2題)

試験時間:120分

記述式が中心となります(一部選択式あり)。

読解英文に関しては、特別難しいものが出題されるわけではないので基本的な読解力を身につける必要があります。

受験年度によって長さやテーマは変わりますが500~900語程度の文章が出題されるので問題集などで慣れておきましょう。

自由英作文では100語程度を求められるので、どんなテーマが来ても対応できるように準備をしておく必要があります。

総合的には標準的なレベルと言われています。

 

九州大学の英語対策

【読解問題】

読解に関しては上でも述べているように基本的なレベルが求められます。

①語彙力
英単語帳の単語を覚える、そしてすぐに使える状態にしておくことも重要ですが、それと同時に過去問や問題演習の中で分からなかった単語をその都度覚えていくようにしていきましょう。ポイントとしては単に訳を覚えるのではなく、辞書などで単語を引いて成り立ちや派生語などの周辺情報も確認しておくことです。
オススメ参考書⇒『システム英単語』など

②速読力
試験時間120分で長文を3題+英作文や和文英訳を行うため時間的に余裕を持ちたいところです。その為、一つひとつの英文にかける時間を短縮することも大切な試験対策になってきます。長文を読むスピードを速めるためには実際の英文を読むこと、そしてシャドーイングなどで目標スピードにしっかりと慣れていく必要があります。ハイパートレーニングなどの長文参考書にはCDがついていて音読やシャドーイングが出来るようになっていますので早い段階でスピードを確認していきましょう。
オススメ参考書⇒『速読英熟語』『英語長文ハイパートレーニング』など

表現力
記述式が中心になるので、論理的な答えを導き出す必要があります。国語力を上げるため現代文などの勉強に加えて、日頃から読書をするようにしましょう。自分で解答を書いてみる事を繰り返すことも大切です。解説が詳しい参考書などで記述式の問題があるものを解いていく必要があります。この時に大切なのは解けるかどうかよりもどんな答えを書けば正解になるかです!
オススメ参考書⇒『ポラリス』など

【英作文・和文英訳】

基本例文の暗記からスタートすることになります。基本例文をマスターすることが出来れば長い英作文問題でも骨格にすることが出来ます。色々な英語の文章に触れ、使いやすい英語表現をノートなどにまとめておくと尚いいと思います。和文英訳に関して出題される問題の日本語はこなれた文なので、英訳しやすい形に自分で分解して組み立てる必要があります。

例)かつては数々の紀行文や旅小説が、若い人の旅心に火をつけていた。 ~九州大学2018年入試英語より

引用の文章のように和文英訳としては標準レベルの問題が出題されますのでここではしっかりと点数が取れるようになっておきたいです!

上記の練習を行ったうえである程度の長さの英作文が出来るように練習していきます。専用の参考書や過去問で慣れていきましょう。説得力のある文章を書くためには普段から英語で自己表現をすることを習慣とするのが良いでしょう。

 

九州大学の文系数学

問題構成:大問数4題

試験時間:120分

文系数学の出題範囲は数学ⅠⅡAB(数列・ベクトル)。

微・積分法、確率、ベクトルが頻出で余弦定理や数列の和の公式など基本的な事項についての深い理解が問われるものが証明問題として出題されることもあります。整数問題も続けて出題されているので注意が必要です。出題のレベルは標準的で旧帝大の中では最も易しいとも言われているため平均的なレベルの問題を確実に解けるようになっておく必要があります。

 

九州大学の文系数学対策

①難易度は少し高めに設定
平均的に標準レベルの難易度の問題が出題される傾向はあるものの、2016年度などは難易度が高かったりと多少の上下が見られます。数学を得点源として考えている人は特に少し高めに目標を設定して取り組んでいくと良いでしょう。また、公式や定理を暗記しただけでは解けない問題も出題されるので「解けない」問題を自力で「解ける」ようにすることが重要です。

②小問の誘導に乗って解答の流れをつかむ
ほとんどの問題で小問による誘導がされているのが特徴です。最終的な結論に結びつける形になっているので行き詰った特には小問による誘導から解答の流れを考えてみることで解答の方針が立つこともあります。大問全体を見渡し、小問がどんな意味を持っているのかを考える癖をつけていきましょう。

③計算力強化
文系数学にしては計算力を必要とする問題が出題されます。普段の勉強から粘り強く計算をする習慣を身につけておく必要があります。速く正確に計算することを強く意識しましょう。計算力向上のための参考書も利用して計算力強化に努めてください。

オススメ参考書⇒『合格る計算ⅠAⅡB』など

④図を描いて考える習慣
図を参考にすると問題の本質が見えてくるような問題が多いため、普段から図をしっかりと書くようにしておいた方が良いでしょう。ノートに図を描く場合もしっかりと大きく描いて問題を色んな形で考えることを癖付けておきましょう。

 

九州大学の国語

問題構成:

文学部
⇒現代文1題、古文2題、漢文1題

教育・法・経済(経済・経営)
⇒現代文2題、古文1題、漢文1題

試験時間:120分

ほとんどが記述式になっていて、漢字の書き取りや古文漢文の口語訳などが出題されます。

学部によって大問の出題数が違いますが現代文1題、古文1題、漢文は共通となっているので、自分の目指す学部で多く出題される内容にフォーカスするだけじゃなく満遍なく学習する必要があります。

現代文、古文、漢文ともに記述・論述の解答量が多いので、120分の試験時間をどのように使うかが鍵となってきます。問題もハイレベルで国公立の2次試験の中でも難しい部類に入るのでしっかりとした対策が必要となります。

 

九州大学の国語対策

【現代文】

①記述力と論述力
問題集や過去問を通してどのように書けば正解になるのかをしっかりと把握する必要があります。その為、解説が詳しい参考書を使って自分の解答根拠と正解の根拠のズレを見つけて修正していきましょう。自分が書いた解答を推敲することも重要です。客観的に自分の答えを見て満点を与えるかどうかを意識して見直しを行っていきましょう。

②読書を習慣化する
文章を読むスピードや理解力は一朝一夕では身に付きません。普段から読書をし、日本語の表現に触れている必要があります。今まで読書経験が少ない方は「意識をして読む」ことを心掛けていきましょう。どんな主張があるのか、この文章はなぜ書かれているのか…などを考えながら読むことでただ流し読みしているときよりも得られるものは多いはずです。読書日記やメモを取る、要約をすることも効果があります。

【古文】

①基礎をしっかりと固めよう
古文に関しては基礎となる単語、文法、語法、背景知識をしっかりと身につけるところから始めましょう。これらは完璧でなくても解ける問題があるのでなおざりにされてしまうこともありますが本当の得点力の土台になってくれます。自分がなんとなく覚えているようなものがあれば繰り返し確認をしてどこを聞かれても答えられるようにしましょう。

②和歌の学習、古文に触れる
九州大学はもともと和歌の出題が多い傾向があります。また、和歌だけでなく古文に触れる機会を多く作ることで文法や時代背景、話の筋などを覚えてしまうようにしましょう。古文に興味を持つのが一番の解決策と言えるでしょう。
オススメ参考書⇒『読み解き古文単語』など

③文学史もチェックする
九州大学では文学史が頻出なのでしっかりと確認をしておきましょう。もちろん記述での出題もあるので漢字なども正確に暗記する必要があります。
オススメ参考書⇒『スピード攻略 10日間 国語文学史』など

【漢文】

①基礎の習得
漢文は学習が後回しにされやすいのでしっかりと基礎をマスターする必要があります。訓読法、基本文型、返読・再読文字、重要な句法などをしっかりと使えるようにしていきましょう。読みの練習をするときには積極的に音読を取り入れて漢文の慣れていきましょう。漢文の場合は基礎が固まったら解説に頼らず、自力で問題を解く練習をし実践力を身につけていきましょう。

②漢文に興味を持つ
漢文由来の言葉に興味をもっておくと読解力向上に役立ちます。四字熟語などは漢文由来のものも多くあります。歴史や生活文化なども確認していくことで関連知識が増えて読解力向上につながります。

 

九州大学の地歴

問題構成:

日本史大問4題
世界史大問3題
地理大問2題

試験時間:90分

地歴科目に関しては出題は文学部のみとなっています。

内容は記述と論述が中心です。記述問題では空欄補充などもあり基礎的な知識を問われます。

論述問題は字数が指定されており、設問の要求に応じた文章を簡潔にまとめる必要があるので対策は必須です。

 

九州大学の地歴対策

地歴は個別の対策ではなく共通の内容を取り上げます。

①教科書の内容を徹底的に整理する
地歴に関しては教科書の内容が基本となります。その為、抜けや苦手な分野があると点数をごそっと落としてしまうことに繋がります。日本史、世界史であれば太字で表記されているような重要事項に加えて用語集などでその他の知識も補完しておきましょう。流れの理解も大切なので何度も教科書を読みこんで流れに沿って覚えていくようにしましょう。

②論述対策をしっかりと行おう
普通の受験では論述の勉強を行うことはないため基礎知識が定着したら必ず論述対策を行う必要があります。普段の勉強の時から自分の言葉で書く練習をすることでまとめる力を向上させることを意識していってください。文章を書くことになれていないのであれば短い文章から始めてください。
オススメ参考書⇒『考える日本史論述』『判る!解ける!書ける!世界史論述』など

③史料の読解力向上
教科書に載っている基本史料や史料集などを使って学習していきましょう。初見の史料に対しても何を問われているかをつかむことが出来るようになることが大切です。また史料集の解説は教科書よりもまとまっていることが多いので論述対策としても有効です。

④過去問はしっかりと取り組む
過去問に多く触れてどんな問題が出題されてどんなことを問われるのかを確認しておきましょう。九州大学と似たような問題が出題されている大学としては新潟大学、名古屋大学、東京都立大学、愛知教育大学などがあるので九州大学の過去問だけではなくそれらの大学の問題も解いておくようにしましょう!

 

まとめ

九州大学の中でも偏差値が比較的に高い2学部を取り上げました。

過去問演習や分野別対策はとても重要ですが、それ以前に基礎の定着が出来ていないと点数を取ることは出来ません。

今の内からしっかりと準備をして本番に臨みましょう。

いつから2次対策を始めればいいのかや何から手を付けていいのか分からないという方は是非相談してください。

どの大学もそれぞれ問題傾向が違うので個別に対策していく必要があります。

志望校に行くために何をやればいいかをはっきりさせて勉強を進めていきましょう!

 

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