【講師ブログ】生徒を見て思ったこと！浪人生はなるべくして浪人している

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大学験予備校・個別指導塾の武田塾　溝ノ口校です。

今回は、武田塾講師が1年間を通して感じたことを話してもらいます。

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浪人生はなるべくして浪人している

こんにちは、武田塾溝ノ口校講師のSです。

今回は今年の生徒を見て感じたことについて書いていきます。

私は浪人上がりだったこともあってか他の先生に比べて現役生よりも、浪人生を担当にもつ機会がたくさんありました。

ですので、今回の記事は浪人生について思ったこと、また、他塾と武田塾のある比較で思ったことがメインです。

 

浪人生について思ったこと

私は大学二年の冬まで個別指導塾でアルバイトをしていて、去年の４月ころに武田塾でアルバイトを始めました。

武田塾の面接を受けたときは、

「武田塾は生徒主体で勉強する」

「生徒にとっての先生は参考書」など

武田塾独特の勉強スタイルを見聞きして、

「この世の大半の学習塾とは性格があまりにも違う」

「武田塾には勉強に対する意識が高い生徒が多いのかなあ」と

漠然な印象を持ちアルバイトを始めてたという記憶があります。

 

しかし、本格的に生徒を担当するようになってからは、

「基本、浪人生はなるべくして浪人している」

「親に武田塾を進められて入塾した」

という二つの印象を強く抱くようになりました。

 

基本浪人生はなるべくして浪人している

まず、一つ目の印象「基本浪人生はなるべくして浪人している」について。

浪人生の中にも志を高くもって勉強に励んでいる人はいると思います。

しかし大半の浪人生はこれに当てはまるのではないかと思います。

私が持った生徒には

「そもそも志望校があんまり決まってない」

「やりっぱなしが多い」

「わからないところは後回し」

「一年間使ってきた問題集なのに直前期になっても解けてない」など

後回し思考が多いと感じました。

 

きっと現役時代もいろんな後回しが積み重なり、浪人が決まった人もいるかと思います。

「なるべくして浪人」の「なるべく」とは「後回しにし続ける」ということです。

自分も後回しにしてしまうタイプです。

高校生の頃は定期試験のたびに徹夜をし、その習慣は大学生になった今でも続いています。

「復習こまめにやっておけばこうはならなかった、、、」と思いながら定期試験を乗り切ってきました（笑）

 

そんな私でも浪人中はこのままではまずいと思い、後回し思考を少しづつ切り捨てていき、壁にぶち当たるたびに対処するように習慣づけていきました。

そうでもしないと、入試の莫大な範囲を網羅するのはとても難しいのです。

今この記事を読んでいる浪人生の方、今日解いた問題はすべて解けますか？

問題集で手を付けたページはすべて覚えてますか？解けますか？

いつも心の中に自分を監視するもう一人の自分をつくって後回ししないようにしていきましょう。

 

親に武田塾を進められて入塾した

次に二つ目の印象「親に武田塾を勧められて入塾した」について。

上でも書いたように私は以前個別指導塾で働いたことがあります。

そこで担当していた生徒も一定数は親によって入塾させられた子がいました。

私の主観と偏見で感じたこの子達の親と武田塾に入塾させる親の違いは、前者は「とりあえず塾に入れとけば成績が上がるだろう」と漠然な考えを持っている

後者は「塾に入ることで勉強する習慣をつけてほしい」と思っている点でした。

何を目標にもって塾に入るかは人それぞれです。

定期試験の成績を上げるため、入試を突破するためなどいろいろあると思います。

しかしどんな目標であろうと毎日やり続けなければいけないことは勉強をすることです。

とりあえず塾に入れる親、入る子は親子そろって勉強に対するスタンスが低く、授業中説明してるのに寝たり、宿題はやってくる方が珍しいかったり、無断で休むなどのやる気のない行動が多く目立っていました。

どれだけ良い塾に入り、良い先生に巡り合えても、結局は学習者である生徒が吸収してくれなければ時間とお金を無駄に消費するだけになってしまいます。

勉強という苦行をすき好んで行う人は珍しいと思うので、親によって入塾させられることを全否定するつもりはありませんが、苦行を行うお子さんへの最大限の配慮として、親としても勉強により具体的な理解が感じられる後者の方が家庭環境的にも、お子さんはスムーズに勉強に取り組むことができるのではないでしょうか。

また、塾にいれてもらえた生徒の側としても「勉強の環境は揃えてもらったのだからあとは頑張るだけ」という気持ちを忘れてはいけないと思います。

 

最後に・・・

だいぶつたない日本語とと偏見にまみれた文章になってしまいましたが今回は上に挙げた二つの印象に絞って書かせていただきました。

何らかの参考になればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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