ブログをご覧のみなさん、こんにちは!京阪樟葉駅から徒歩3分、武田塾くずは校です!
夏休みもあっという間に終わり、2学期がスタートしましたね。夏休みにコツコツ続けた勉強の成果がこれからの模試や受験でどんどん出てくるようになりますよ!
ところでみなさんの中には、日本史に対して苦手意識をもっている方も多いのではないでしょうか。日本史の勉強を始めると多くの方が「意外と日本史は難しい」という壁にぶつかります。そこで今回は「日本史の勉強法のポイント」についてお話していきたいと思います。日本史の勉強につまずいて思うように進まない人も多いはずです!このブログで日本史をうまく進めるコツを伝授していきます!
詳しく解説した動画もこちらにありますので、ぜひ合わせてご覧ください!
1番のポイントは??
暗記することよりも「流れの把握」です。
日本史は「覚えたらいける」と考えている方も多いと思いますが、これは大きな誤解です。
共通テストや私立大学の受験もそうですが、覚えただけでは入試は解けないように作られています。歴史を勉強するうえで日本史・世界史問わずですが、用語を覚えるのはもちろん大事です。
しかし暗記と同時に大事なことが
・覚えた用語の内容
・出来事のきっかけ
・出来事の結果
です。
このように歴史を流れとして見る問題がとても多いです。
「用語は見たら分かる」「けれど解けない」というように、日本史の勉強初期段階でミスをすると、模試で点数が取れなくなってしまいます。そのため流れを踏まえて丸ごと暗記することが大切です。
一問一答は危険?!
『日本史 一問一答』にいきなり手を出す人がいますが、これは初手には向いていない参考書です。
日本史の初期でやってほしいことは?!
日本史の勉強を始めたときに絶対にやってほしいことは、「日本史の幹をつくる」です。
「日本史の幹」である基本的な流れを掴んで後から細かい用語を覚えていくことが最初はとても大切です。『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』は初手で使いたい講義系参考書になっています。これはとても優秀な本です。
高田先生が歴史を学ぶ上で参考になったのが、『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』です。これは社会人にも絶大な人気をほこっています。この本の構成が素晴らしいんです!!
「平安時代はこの人が力を持っていた」「この時代はこの人が」というように政治の中心人物が順番にまとめてあるので、これをまず絶対に覚えてほしいと思います。
日本史は日本という国家の政権の取り合いなので、古代から近代化までずっとそればかりが起こっています。そのため、その時代の政権の中心人物を覚えないと、その時代の細かい暗記がまず始まりません。
政治の中心人物や、その人物がいた時代に起こった事件などの、日本史の大きな流れ(幹)を覚えていきましょう!これをまず最初に覚えないと細かい知識は意味がありません。この幹をまずつくることに、日本史選択の受験生は全力を注いでいきましょう!
具体的にはどこを覚えるべき??
具体的に覚えてどこを覚えて欲しいかといいますと、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』では、各章ごとにまとめている表があるので、丸ごと頭にインプットするようにしていきましょう。
問題集系の『時代と流れで覚える!日本史B用語』では、右側のページにまとめた表があります。そこには、政治の中心人物と重要事件が掲載されているので、そちらを覚えていきましょう!!
究極の理想形を言うと…
「鎌倉時代」と言われたときに、「最初この人が力を持っていた。この人がしたことはこういうこと。次に力を持っていたのはこの人。この人がやったことはこういうこと。この人の次は…」というように、中心人物・行った政治・決めた法律・起こった戦争などを1つの時代に対して説明できれば完璧です。代ごとの執権を覚えるのも数は多くありませんので、これを目標に語れるようになってほしいと思います。
暗記で隠した箇所を言えるかではなく流れを、年号関係なく言葉で説明できるレベルになっていってほしいと思います。
メジャーな天皇・藤原氏・執権・将軍・総理大臣などをある程度説明できるようにしていきましょう!
難関大学志望なら総理大臣は初代から直近まで言えてほしい…正直いうと言えないとダメです!!
高田先生は日本史を大人になってから改めて勉強する機会がありました。そのとき明治時代がとても難しかったようです。おそらく今の時期に明治時代を学校で進めている学生もいると思いますが、1番最初に高田先生が勉強したのは、総理大臣を全員覚えることです。
歌で覚える勉強法の動画を利用して、明治時代から始まる総理大臣を覚えていったようです。
「伊藤→黒田→伊藤」のように同じ人が2回でてくることもありますよね。「桂太郎→西園寺公望→桂太郎→西園寺公望」3回目の人(桂太郎)もいます。これを覚えると、この出来事は「何回目の〇〇だ」これは「何回目の▼▼だ」というように1つの基準(人物の順番を覚える)を作って流れを作り、後から知識を全部当てはめていくことができます。
年号を覚えるのは正直しんどいです。もちろん年号が必要な大学もありますが、政治に中心人物を基に起こった出来事を繋ぎ合わせて覚えると、めちゃくちゃ歴史が見えるようになるので頑張って覚えてほしいと思います。
今回のまとめ!
今回は日本史の勉強のポイントについてお話していきました。
日本史の勉強のコツは用語ではなく時代の流れを覚えることです。
政治の中心人物と出来事を覚えて「幹」をまずは作って行きましょう!
幹ができた後に細かい知識を足して覚えていくことが、日本史の勉強ではなによりも大切になってきます!ぜひこのブログがみなさんの日本史の勉強に役に立てばと思います!一緒に頑張っていきましょう!
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