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【連載】秋に本格始動からの上智大学現役合格への道(12月)

こんにちは! 逆転合格専門の個別指導塾・予備校の武田塾熊谷校です。

 

ご無沙汰しております。
高校3年生の秋に本格始動し、
入塾わずか4ヶ月で上智大学現役合格した
「元塾生Sさんの軌跡」もこれで第3弾。
(Sさんに関するプロフィール☞こちら

今回は受験直前期である、
12月の過ごし方をご紹介します。

 

12月は「一冊を完璧にする」時期

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10月は基礎学力の構築
11月は確固たる土台作り
それでは受験直前となる
12月はどう過ごしていたのでしょうか?

 

12月の英語はこんな感じ

使用した参考書は以下のとおりです。

・鉄壁(KADOKAWA)
・解体英熟語(Z会)
・早稲田の過去問
・英作文ハイパートレーニング[和文英訳]
 (桐原書店)

語彙 この時期になるともはや新しいものを吸収するよりも、これまで覚えてきた単語を忘れないためのメンテナンスが中心となります。入塾当初に使っていた『システム英単語』と『解体英熟語』に先月から加えた『鉄壁』の3冊で最後まで行くことになります。

文法 文法系の参考書を使っていてよくあることが、答えだけを覚えてしまうこと。答えの丸暗記では点数に結びつかないため根拠をもって解答させてきましたが、今度は根拠の丸暗記に陥る塾生も出て来てしまいます。これでは真の理解とは言えないため、これまで使っていた文法書を用いて、設問ごとに出題者の意図を考えてもらいました。

長文 週2~3回のペースで過去問を解いてもらいました。どれだけ解けるかは確かに大事なことですが、現時点で確認したいのは「どうしたら本番で点数を取れるか」です。そのため解きっ放しで終わらせることは厳禁とし、過去問の振り返りと復習を徹底させました。その作業があまりに難航し、1日で終わらないこともありました。

分野別 先月から引き続き、和文英作文の対策を実施させました。参考書で扱われている例文は丸暗記させ、それと同時に例文ごとのポイントも覚えてもらい応用力をつけさせました。先月の段階ではスペルの暗記は二の次だったためスペルミスはスルーでしたが、二周目からは正しいスペルも覚えてもらいました。

 

12月の国語はこんな感じ

以下が参考書のラインナップです。

・小論文の完全ネタ本 キーワード集【社会科学系】編(文英堂)
・小論文の完全ネタ本 キーワード集【人文・教育系】編(文英堂)
・漢字マスター1800+(河合出版)
・読んで見て覚える重要古文単語315(桐原書店)
・早稲田の過去問(現古漢)

知識 入試現代文などで頻出テーマの予備知識を身につけるため、12月より小論文用の本を2冊導入。時期的に新たな参考書を導入することは得策ではありませんが、評論文を正しく読むためには一般論を知っておいた方が有利であると判断して2冊だけに限定。慶應義塾大学との併願は考えていないため、意見文は全く書かず読解だけに終始させました。また今月から古文単語帳を以前に使っていたものに戻してメンテナンスを実施。

演習 第一志望の早稲田大学・商学部の問題を3年分解いてもらい、次いで同大学の併願予定の学部をそれぞれ3年分解いてもらいました。英語のときと同様に解き終わった後には振り返りを徹底させたところ、たった一問の解説を理解するのに一時間かかることもありました。過去問演習を通じて古文の修辞法の理解がまだまだ浅いことが露呈し、以前使っていた参考書に戻って復習を徹底してもらいました。

 

12月の世界史はこんな感じ

最後に世界史の参考書です。

・詳説世界史研究(山川出版社)
・山川一問一答(山川出版社)
・早稲田の過去問
・上智の過去問

知識 暗記量が多いので、引き続き『詳説世界史研究』を用いて通史を理解させ、一つ一つの知識を結びつけることによって暗記一辺倒の勉強をさせないようにしました。とはいえ、文化史のように理解するよりも暗記した方が早いものもあるため、理解と暗記をうまく使い分けることを意識させることに。また、以前に覚えた内容のメンテナンスとして『山川一問一答』を久々に使用。

演習 知識系の問題を早く解き、最後の論述問題に時間を割けられるかが課題で、そのための対策として設問数の多さに定評がある上智大学の過去問を導入。この演習を通じて、論述以外の問題を35分前後で解き切るスピードを身につけさせました。一方の論述問題に関しては自己採点がなかなか難しいので添削はこちらで行い、さらにそのフィードバックも実施。

 

12月を総括すると…

いよいよ過去問演習がメインとなります。
この時点で大事なことは、
「本番で点数を取るにはどうすれば良いのか?」
を考えてもらうことです。
したがって、過去問の解きっ放しは厳禁で、
演習後の振り返りはマストの作業となります。

また、この時期になると、
新しい参考書の導入はほぼ行いません。
(今回は2冊導入しましたが…)
これまで使用してきた参考書をひたすら復習し、
その参考書の完成度を上げていきます。

「一冊を完璧にする」という、
武田塾のスローガンを完遂する時期が
12月となります。

 

同コラムのバックナンバーはこちら

【連載】秋に本格始動からの上智大学現役合格への道(10月)

【連載】秋に本格始動からの上智大学現役合格への道(11月)

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