こんにちは! 逆転合格専門の個別指導塾・予備校の武田塾熊谷校です。
前回に続き、
平成29年度試行調査の問題から、
共通テストを分析したいと思います。
数Aでは最低正答率の問題が登場!
今回扱うのは数学Aで、
3つの大問から2つを選択します。
第3問は「確率」、第4問は「図形」、
そして第5問は「整数」
という構成になっています。
第3問は一見難しそうに見えますが…
これまでの確率の問題といえば、
サイコロ、玉の色、コイン
といったものが定番でしたが、
今回の試行調査では、
なんと車の渋滞がテーマです!
各経路の交通量が
データとして与えられていて、
それをもとに
指定ルートの確率を求めます。
4桁の数字が出現するために、
一見難しそうに見えますが、
実際に約分をしてみると
割と単純な数字になります。
問題の後半では、
「渋滞表示」
という条件が加わりますが、
落ち着いて解けば
慌てるような問題ではありません。
問題文の誤読が無ければ、
パーフェクトを狙える
難易度の問題でした。
第4問ではいまだかつてない形式が…
正四面体に関する問題です。
従来の図形問題では
いかに公式を使いこなすかが
ポイントでしたが、
今回の試行調査では、
公式の証明法が問われています。
対話形式の誘導となっているので、
一から組み立てる必要はないですが、
公式を丸暗記してきた人にとっては、
何をどうすれば良いのか
さっぱりわかりません。
さらに途中の問題では、
「正しいものを全て選べ」 という、
これまでのセンター試験で、
今まで見たことのない
形式で出題されたため、
多くの受検生が苦しみました。
ちなみに問題の正答率は
なんと3.2%。
第5問では最低正答率の問題が出現!
こちらは整数の問題です。
冒頭にルールが提示され、
それを元に解答していきます。
ルールを正しく理解できれば、
序盤の問題は数式を立てずとも
強引に解くことができます。
ところが中盤以降になると、
法則性をもとに数式を立てないと
根拠を持った解答は難しく、
正答率はこれまでの半分以下と、
大きく下がってしまいました。
そして今回の試行調査で
最低正答率を叩き出した問題が
ラストの問題です。
第4問でも登場した、
「正しいものをすべて選べ」
の出題形式で、
この問題の正答率は戦慄の0.8%!
まぐれ正解を許してくれない難問が
最後に控えていたのでした…
2度にわたって、
平成29年度の数学1A試行調査を
分析してみました。
従来のような誘導形式を
ある程度継承してはいるものの、
文章量が大幅に増えました。
そのため
正しく読むための読解力が
共通テスト攻略の上で
必須と言えましょう。
※ ※
ちなみに出題された問題や解答、
さらに得点率といった細かいデータは
大学入試センターのHPで
入手することが可能です。
(入手先は☞こちら)
皆さまも同HPから問題を入手し、
共通テストの脅威を
是非体感してみてください。
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