【江戸川高校/3年/Uさん】この時期に現代文で伸び悩む？！

こんにちは！

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武田塾錦糸町校の坂倉です。

遅くなりましたが、、、

皆さま新年あけましておめでとうございます。今年も武田塾錦糸町校をよろしくお願いいたします。

受験学年は本当の直前期、2年生はもう受験まで1年といよいよ焦る頃になってきました。実際二年生の受験相談も増えてきてますね！

ぜひ武田塾の勉強に興味があればお問い合わせお待ちしてます！！

さて今回も先日行いました塾生との面談の様子をご紹介させていただきます。

最後に立ちふさがる現代文

江戸川高校に通う3年生のUさんは昨年4月から通ってくれており、とても真面目に勉強を進めてきました。

毎週の宿題の精度もしっかり高い定着度をキープしてくれていたのですが“現代文”だけどうしても苦手意識が強く、直近で進めている過去問でも点数が安定しない状況が続いてしまっています。

そこで彼女には直前のこの時期ではありますが、基本に立ち戻って以下のように参考書の復習を進めてくるよう話しました。

安易に得意と云うなかれ

現代文をマスターする上で大事なことは回答の根拠を本文の中から客観的に読み取って抜き出すことです。

「そんな簡単なこと？」と思うかもしれませんが、これが意外と難しいのです。

たしかに学校の教科書に出てくるような平易な文章であれば、表現もひねりがなく素直に読むだけ、という印象かもしれませんが、

実際の入試で出てくる本文は、抽象的なことをわかりずらい比喩などを存分に用いて難しい表現で伝えてきます。

いわゆる現代語、なので読めない、ということはないかもしれませんが、そういった難しい文章を読むときは読めるばっかりに逆に自分の主観が入り込みやすくなってしまいます。

しかしそういった主観が入り込んだ瞬間に「後半の問題立て続けに読み間違えた！」という悲劇が起こるのです。

皆さんはそんな経験はありませんか？

2人の気持ちを考える・・・

もう一点現代文を説く上で大事なことをお伝えします。それは

“作者と問題作成者は別人”ということです。

過去問などを見るとさも唯一絶対の解釈のように解説が載っていると思いますが、その答えが本当に筆者の考えていたことと相違ないかは、実は筆者にしかわかりません。

「そんなのズルじゃん！」と感じる方もいるかもしれませんが、それが現代文という科目なのです。

そのためかよく“現代文はセンス”などと言われることも多いと思いますが、だからと言って対策をしなくて良い理由にはなりません。

有効な対策としては、問題作成者のロジックを身につけることです。先程解答が必ずしも筆者の考えとイコールではないとお伝えしましたが、大問1の⑴と⑷で解釈の方針が変わることはありません。

そこには問題作成者の解釈のロジックが一気通貫して存在します。これをより多くのパターン身につけることで本番で初めて見る本文/問題でもパターンに当てはめることができるようになり

より多くの問題に対応することができるようになります。

最後は用語と漢字のチェックで積み上げ

上記のように現代文を読む・解く上で意識しなければいけないことはいくつかあります。しかし来週にセンター試験が迫ったの時期にあえてもう一度見直しておいた方が良いのは

“漢字”と“語彙力”です。この二つは知ってるか知っていないかで得点が明確に分かれてくるので、以前進めてきた参考書などでも構いませんので、今一度全体をさくっと見直しておきましょう。

本番でモロに出ればラッキーです。

またセンター試験の国語は時間数的にとても厳しい試験です。（特に古文の分量が）

これまでしっかり対策を進めてきた皆さんなら問題形式や時間配分で困ることはないはずですが、もう一つだけ気をつけた方が良いことを伝えておくと、「焦らないことです」

先述の通り現代文は本文から回答の根拠を客観的に冷静に抜き出すことが重要です。多少自分の知らない用語や漢字が出てきたところであせって読解にまで悪影響を及ぼしてしまうようだと、

全体の点数自体も厳しいものになってしまいます。自分が知らないことは周りも知らない！と良い意味で開き直って自己最高点を本番で記録しましょう。

”文法さえ完璧なら“と言いましたが、当然アウトプットするのに必要最低限の単語力/熟語力は必要となってきます。そこまで難しいことを書かせるケースは少ないと思いますが、そもそも表現したいことの単語を知らないとどうしようもなくなってしまいます。シス単やターゲットなど標準的な単語で大丈夫なので、しっかり完璧にして英作文対策の土台を安定させましょう。