【私立錦城学園高校/3年/K君】過去問始めて何かが変わる、その瞬間

こんにちは！

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大学受験予備校・個別指導塾

武田塾錦糸町校の坂倉です。

11月も下旬に入り、すっかり寒い日が続いていますが、皆さま体調は崩していませんか？乾燥が激しいこの季節、喉から風邪を引いてしまうケースも多数伺っています。私も早速加湿器でしっかり湿度をキープしていきたいと思います。

さて今回も先日行いました塾生面談での出来事をご紹介させていただきます。

モチベーションが続かない生徒のソリューション

今回相談させていただいたのは、錦城学園に通う3年生のK君。彼は4月から入塾してくれて、早い段階で準備を進められているかと思いきや、当初の想定より進捗が芳しくない状況になってしまっていました。というのも、特別進学校ではない高校に通う彼にとって、周囲の友人は受験勉強に消極的で、ある意味受験勉強に全力を出すことは浮いてしまうような環境でした。

実際高校受験はそこそこ、、、でも大学は上のレベルに挑戦したい！！という方は多いのではないでしょうか？

しかしそういった環境でモチベーションを高く維持することは非常に困難だと思います。

あと一歩がやり切れない・・・

彼のように受験に本気で取り組みにくい環境の方に多いケースは「宿題、やったは良いが、70％」状態です。

宿題はやらなければいけないので、とりあえずやってはみるものの、やはり本当の実力にするには、完璧に理解⇒暗記していかなければなりません。真の勉強を進めていくには、相応の気力が必要なのです。

そういった厳しい状況の時こそ、あと一歩踏み込んで頑張るためには、周囲の環境も重要な要素になります。

今回のK君も頑張ってはいるものの、もう一歩、という状況が長く続いてしまっていました。

意識が変わった瞬間

そんな彼ですが11月の後半から突然宿題の精度が飛躍的に向上しました。今まで苦戦していた文法系参考書の英語「スクランブル」と古文の「古文上達45」の確認テストで90％超えを連発し始めたのです。

これまで1章進むのに何日もかかっていた範囲をしっかり自習に来て高効率で進められるようになったのです。

これまでずっと苦戦していた内容のスピード/精度が変わったきっかけは何だったのでしょうか？

過去問に突入後の飛躍

11月も後半に入り、武田塾では参考書の進行は継続しつつ、志望校周辺のレベルの過去問を解き始めます。

過去問についてのブログはコチラ⇒⇒⇒https://www.takeda.tv/kinshicho/blog/post-121438/

K君も志望校レベルの過去問を解き始めてもらったのですが、その結果とても重要なことに気が付いたとのことでした。

「「「このままでは解けない・・・」」」

そうです。残りの期間が約2か月となった今の段階に至って、第一志望の問題がとても難しく感じてしまったのです。これまでは受験本番が何となく先のことに感じていたのですが、過去問を実際に解いてみて、もう残りの期間が迫ってきていることを実感したのです。そして現在の自身に足りていない部分を実感してしまったのです。

ここからの巻き返しに期待

こうして志望校と現在の自分の実力のGAPを実感して、”健全な危機感”を持った結果、それまで苦手としていた文法の参考書の精度を完璧に近いレベルで仕上げて来てくれるようになったのです。この”健全な危機感”はとても大事なものです。

受験勉強において「何としても合格する」という強い気持ちも大事ですが、同時に「今の自分を冷静に捉えて足りない部分を補う」という視点もとても重要です。この時期合格に向けて不安になる事がとても多いと思いますが、大事なのは、不安を”健全な危機感”に変えて、自分の弱点を克服していく事が、合格への最短ルートです。

今回相談させていただいたK君は、残り時間は少なくなってきてしまっていますが、過去問+参考書で志望校に照準を合わせて完璧な対策をしていく覚悟が出来たようです。

残り少ない受験生生活、これからも全力で頑張っていきたいと思います。

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