12月～1月における受験準備についてご紹介します！

こんにちは！
武田塾川口校です。

共通テストまであと1か月というところまで来まして、いよいよ入試が近づいてきている感じがしますね！
入試直前まで実力は上がるとはいえ今年中には共通テスト利用の入試について、どこの大学に出願するか考えなければなりませんね！

本日はこれから出願までやらなければならないことをリストアップします！
ぜひご参考にしてください！

まずは共通テストの出願から！

ほとんどの大学では共通テスト利用の入試は共通テスト前日まで出願が可能となっています。
ですが、入試直前まで実力はアップするとはいえ、今年中に出願すべき大学を選択しておきましょう。

共通テスト利用での出願はボーダーのレベル帯を細かく分けておきましょう。
大体3～5校くらい出願しておくことが望ましいですが、ボーダー得点率が3%ずつ離れているように組んであげましょう。
私の担当している生徒の例をいかに示し、説明します。

例)芝浦工業大学志望のH君

共通テストの予想得点率：60～65%

→河合塾の共通テストプレ模試から算出しています。
偏差値ではなく、各科目の【換算得点】を参考にして本番でどれほどの得点が取れそうかを参考にします。
共通テスト系のマーク模試であればどの模試であっても実得点とは別に、共通テストではどれだけの点数に相当するかという換算得点が必ずありますので、探してみてください。

共通テストは偏差値ではなく実得点での評価になりますので、模試の合否判定の評価より換算得点を豪活気態度の参考にしましょう。

出願のオススメ大学

①日本工業大学(55%)
②東京工科大学(59%)
③工学院大学(62%)
④東京電機大学　機械工学(64%)
⑤東京電機大学　先端機械工学(68%)　　　　()内は予想ボーダー得点率(河合塾HPより)
→第一志望レベルの大学は共通テストで確保することは難しいので、共通テスト利用入試は安全校～実力相応校を確保するための入試と考えておきましょう。
ここで合格校を確保しておくことで心にゆとりをもって一般入試に臨むことができます。
また、一般入試でも安全校の受験校数を抑えて挑戦的な併願作戦を立てることもできます！

得点率の幅としては3～4%ほど。
同じレベル帯の大学を複数受験しても同じ結果になる可能性が高いのでしっかりとレベルをばらけさせておきましょう。

①日本工業大学は抑えの大学です。
ここで確実に合格を確保することを目的としています。
よほどのことがない限り合格は確実である大学、模試ではB判定以上の大学を一つは入れておきます。

②～③は共通テスト利用における実力相応レベルの大学です。
予想得点通りの結果になればこれらの大学でいくつか合格を確保できます。
ここでは2校の出願でオススメとしていますが、希望に沿う大学があればもう少し手厚く受験してもいいでしょう。

④～⑤は比較的挑戦校になります。
本番で予想得点以上の結果が得られたときに合格できるかもしれない大学です。
実力は最後の最後まで伸びますので、共通テスト本番で過去最高の得点率が出るという人も少なくありません。
せっかく過去最高のスコアが取れたのに出願している大学が低めだったとなると悔いが残ってしまう可能性があります。
自己ベストが出せたとき用に、自己最高から2～3%ほど上の得点率がボーダーの大学を受験しておく価値はあります。

これらの大学は年内にリストアップが完了させておくことが目標です。
年明けには勉強一筋になれるように準備をしておきましょう。

国立二次、私大向けの対策と出願

共通テストが終わったら国立二次と私大の対策、出願に関してです。
出願は共通テスト明けにおこない、対策に関しては12月からでも始めます。

出願

まず出願に関して、国立であれ私立であれ共通テストの結果次第で出願すべき大学を変更することは大いに考えられます。

私立大学では一般的に安全校・実力相応校・挑戦校といったように様々なレベル帯に合わせて大学を受験することになります。
共通テストでうまくできて安全校レベルを確実に確保できているという自信がある場合には一般入試での安全校を減らして挑戦校を増やすこともできるでしょう。

ただし、安全校を完全にカットすることはオススメできません。
入試までは、共通テストの得点は自己採点でしか判断することができず、マークミスなどをしていて自己採点よりも実際の得点が低かったということは珍しくありません。
安全校を確保したと安心して挑戦的な大学ばかり受験していて、いざ共通テスト利用入試の結果が出たときに不合格でした、なんてことがあったら大変です。
一般入試でも必ず一つは安全校を受験しておきましょう。

さて、共通テスト利用でもそうですが出願に関してはネットをメインに様々な準備が必要です。
特に他者に準備してもらう必要のあるものだったり、準備に時間を要するものなどは事前に把握したうえで余裕を持った出願をしましょう。
もっとも時間のかかるものは高校から発行してもらう調査書です。
申し込んだ即日に発行されるものではないので出願期限直前に発行申請しないようにしましょう。
現役生であれば高校から案内があると思いますので大丈夫ですが、既卒生は今すぐにでも出身高校に手配しておくようにしてください。

また、受験料の入金に関しても時間のかかる可能性があります。
ネットバンキングで入金できるものもあれば銀行などの金融機関に振り込み手続きに行かなければならないものもありますので注意してください。

出願期限になって募集要項を確認するのでは間に合わなくなる可能性がありますので、こちらも年内にしっかりと確認しておきましょう。

過去問対策

過去問対策に関してはすでにやっている人も多いでしょう。
これからは本番同様の時間配分で取るべき問題、捨てるべき問題を選別して合格点を取りに行く心構えで臨みましょう。

目標点は合格最低点に10%ほど上乗せした点数としましょう。
受験には社会や理科などが選択科目であり、科目間で不公平が生まれないように得点は素点ではなく【標準化】されます。
その標準化された点数が公表されることになりますので、ネットなどで調べられる合格最低点などはすべて標準化された後の点数であるということを知っておきましょう。

ちなみに、標準化された点数は多くの場合【低めの点数】になります。
1科目あたり7.8点分くらいは削られるつもりでいてください。
だからこそ過去問演習の際、素点ベースで合格最低点ギリギリだった場合には本番で合格できる可能性が高いとは言えません。
自分の合格最低点は実際の合格最低点の1割増しの得点だと考えましょう。
簡単に言うと、合格最低点×1.1くらいが目安とします。

現在、大学側はほぼ確実に得点の標準化をおこなっているといえますが、それを公表していないことが多いです。
英語などの必須科目でも得点調整が行われるのか選択科目だけで調整されるのか、そもそも標準化の計算式はどのようなものなのか、というのは大学独自であり私たちにはわかりません。
したがって、合格点ギリギリでは安心できません。

受験生の皆さんを脅すわけではないですが、事実として承知しておきましょう。

まとめ：成果は準備が8割です！

本番で実力を発揮するためには本番を頑張ればいいというわけではないのは誰の目にも明らかですよね！
準備段階で8割がた、本番での成果が左右されるといっても過言ではありません。

ここで準備というのは出願や対策など、上記で説明したすべてのことです。
これらがしっかり整っていると入試本番でも実力通り、または実力以上の成果が発揮できるかもしれません！
しっかりと準備して今年を終え、良い来年を迎えましょう！

＜川口校2019年合格速報リンク＞
【武田塾川口校2019年合格速報①】早稲田大学法学部に逆転合格！
【川口校2019年合格速報②】中央大学理工学部にセンター利用で合格！
【川口校2019年合格速報③】獨協大学経済学部にセンター利用で合格！
【川口校2019年合格速報④】東京農業大学完全制覇！
【川口校2019年合格速報⑤】立教大学経済学部合格！！
【川口校2019年合格速報⑥】東洋大学にセンター利用で合格！
【川口校2019年合格速報⑦】東北大学経済学部合格！

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