近畿大学の科目別勉強法　傾向と対策　武田塾伊丹校

近畿大学の科目別勉強法　傾向と対策

こんにちは、武田塾伊丹校です。今回は、４年連続志願者数日本一の近畿大学の科目別勉強法についてです。

（１）英語

近畿大学の英語は、試験時間60分、全問マーク式です。
問題数は大問７問構成で、それぞれの大問について傾向と対策を見ていきたいと思います。

第１問　会話文問題

第１問は、２人の人物の対話を読み、空欄補充を行う問題です。難易度としては高くない英文ばかりですので、しっかりと『ネクステージ』などの会話表現を暗記し、過去問で繰り返し演習を行いましょう！

第２問　空所補充問題

　第２問は空所補充問題です。補充する文章は大体150語程度で、難易度的には簡単かつ短文です。基本的な英単語、文法をしっかり学習していれば問題なく解ける問題となっています。対策としては、『システム英単語』『ネクステージ（文法編）』をしっかり覚えきり、英文解釈に自身のない人は『入門英文解釈の技術７０』などで勉強しましょう！

第３問　文法・語法問題

第３問は空所補充形式の文法問題です。形式的にも難易度的にも決して難しくない問題ですので、しっかりと得点をおさえられるよう学習しておきましょう。
　『ネクステージ』の文法・語法編をしっかり覚えた後、『英文法ファイナル問題集』や過去問でアウトプットの練習も怠らないようにしましょう。ただし、英語に自信がない人は、『ネクステージ』に出てくる発展問題はやらなくてもいいでしょう。

第４問　類義文選択問題

<いわゆる、言い換え問題です。同じ意味の文を選択する問題です。ここで重要なことは、ズバリ、「表現の知識数」ですね。何で学習すべきかわからない人は『速読英熟語』をしっかり覚えてしまいましょう！この『速読英熟語』でシャドーイングを行えば、英語長文を読むスピードも向上すること間違いなしです！

第５問　語彙問題

語の定義とその後を用いた文から、その語の意味を推測する問題です。これは、あくまで推測する問題ですので、問題の単語の意味はしらなくても大丈夫です！対策としては、まず過去問で問題形式に慣れ、全くできないという人は何ができないのか、を見定め、単語力強化を図りましょう。

第６問　整序問題

６つの選択肢を並び替えて英文を完成させる問題です。ここで重要なのは、文構造の把握です。『総合英語Forest』などを用いて「五文型」をしっかり学習しましょう。並び替え問題で、この文はいったい何文型なのか、を理解することは非常に重要です。五文型をマスターし、主語・動詞をしっかし見定めることを日ごろから行っていれば、自然と並び替え問題は怖くなくなります。

第７問　長文問題

第７問は長文の内容一致問題です。各段落ごとの内容を問う問題が６問、文章全体の内容を問う問題が１問と出題傾向がわかりやすいので、各段落ごとに問題文を読み、問題を解くようにしましょう。『英語長文ハイパートレーニングレベル２』をやって文章の読み方を学び、『やっておきたい英語長文３００』で文章に読み慣れておきましょう。

（２）数学（文系）

　数学は６０分、マーク式となっています。
傾向としては、思考力を問うような難しい問題は出題されませんが、なんせ時間が厳しいです。６０分という短い時間内で多くの問題を解きこなさなければなりませんので、早い時期に黄色チャートなどでインプットを終え、センター過去問などを利用してひたすらアウトプットを行いましょう。出題範囲は広いので苦手範囲は作ってはいけませんよ！

（３）国語

　国語は６０分、マーク式です。
第１問が評論・随筆。第２問が古文、第３問は第１問とは違うジャンルから現代文が出題されます。ここで重要なのは、第２問の古文です。ここでいかに時間を短縮できるかがカギとなります。古文の学習法としては、『ゴロゴ』などで単語を完璧に覚えること、助動詞の活用表を覚え、識別ができるようになることが先決です。識別ができるようになるために、『富井の古典文法をはじめからていねいに』や『マドンナ古文』などを利用しましょう。古文はとにかく単語と助動詞、敬語です！
　現代文に関しては第１問の方が、第３問よりも比較的解きやすいですので、第１問の方に時間をかけてしっかり正解する、ということを心がけましょう。

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