物理は縦割り対策が有効です。
物理は、分野ごとの独立性が高く、縦に分野で切って勉強することが可能です。
『力学』は必須で『電磁気』はかなり重要です。
『熱力学』と『波動』はどちらかが出て、『原子』はほとんど出ないです。
補足:新課程に変更されてからはちょくちょくでるようになってきています。
ノータッチは絶対にやめましょう!
極論、『力学』と『電磁気』ができれば、入試の2/3は解けるかも知れません。
実際、センター試験は『原子』は選択制で解けなくてもよかった!
二次試験でも、原子分野の出題がある大学はほぼ見たことがない(京都大学は過去に出ましたね…)!
融合問題はあまり出ないです。
Point
一分野ごとに日大・MARCHレベルまで仕上げやすい科目です。
物理はその分野が完璧になれば、乗り切れます。
ですから、一分野ずつ標準的な問題が解けるまで仕上げていきましょう。
ハイレベルな物理の問題を解くには…
まず、ハイレベルな物理の問題は問題文が難しく、文字も非常に多いです。
一問で様々な内容を聞いてくることが多く、その分野の全範囲を抑える必要があります。
特に、電磁気などは、難関大だと力学も少し絡めたりしてきますので要注意です。
分野で切る代わりに、一分野を完璧にしないと辛いです。
物理は、問題文も長く必要な情報を選び抜く能力が必要です。
物理の問題で必要とされる能力は問題文にあるたくさんのヒントの中から問題ごとに使うヒントを選び抜くということです。
ダメな人は公式の暗記だけをしてしまい、なぜその公式を使うか理解できていない。
この場合入試問題は解けないです。
つまり、『その式を使う理屈』がわからないとヒントは拾えないのです。
『これ、何の式??』を説明できるようにしたいもんです。
Point
『その公式が何を表しているかを日本語で説明するようにしよう!!』
物理の実力アップの方法は「解ける問題を増やした後は、その問題の解き方の理屈を理解すること」です。
筆者的には、公式を使って解けるような問題を増やしておくと、感覚的に物理の公式をなぜ、今ここで使うかの理解が追い付いてくるといったようなプロセスを経ている気がします!
ここで、基礎では解けると理解の匙加減がわかりづらいため、要注意!!
物理の理解力が高くなった後に、問題文を読む能力を鍛えよう!!
Point
物理は、問題文を読み、組み合わせる能力が大事!!
数学に似ているイメージですね!
物理は解きまくるイメージが大きいけれど、問題文の情報整理能力も同じくらい大事なんです!!