コラム

大学願書の書き方や提出方法、注意点などご紹介します!

2019年10月26日(土)

大学受験をする際には必ず書かなければならない大学願書ですが、いざ書いてみると色々とわからない部分も出てくるかと思います。

そこで、今回は大学願書の書き方や提出方法、注意点などを詳しく解説していきたいと思います。

大学受験のための大切な作業ですので、書類に不備が無いよう書き方や提出方法を確認していきましょう。

大学願書とは?

封筒と書類

大学願書とは、要するに大学受験の申込書のことです。そのため、受験するためには必ず大学願書を提出して受験票を受けとる必要があります。

この大学願書を出すためには様々な書類を用意しなければならないため、そうすぐに書き終わるものではありません。

各大学によって提出期限が設けられていますので、スケジュールを確認しながら早めに準備を進めておきましょう。

大学願書提出の基本的な流れ

そうは言ってもこのままでは何から始めたら良いかわからないので、まずは大学願書を提出するための基本的な流れを確認していきましょう。

大学願書の提出は以下のような流れになっています。

①大学願書を入手する(取り寄せるor直接大学に行って手に入れる)
②大学願書を書き、必要な書類を準備する
③大学願書を提出し、受験票が届くことを確認する

これらを大学の定める提出期限までに終わらせなくてはならないので、スケジュールを確認しながら余裕を持って提出できるようにしましょう。

大学願書の入手方法

まずは大学願書を手に入れる必要がありますが、大学願書は意外と様々な場所で手に入れることができます。

例えば、大学の説明会などに参加するとパンフレットと一緒に貰えることが多いです。大学まで行けばほぼ確実に手に入れることができるので、説明会に参加する予定のある方は忘れずに貰っておくと良いでしょう。

また、書店や塾・予備校に置いてあることもあります。近くに自分の志望校の願書が置いていないか探してみてはいかがでしょうか。

おすすめはホームページからの申し込み

しかし、複数の大学を受験するとなると願書を直接もらいに行くのはとても大変です。

そのため、基本的には各大学のホームページにある申し込みフォームから大学願書を取り寄せる方法をおすすめします。

ただし、申し込みフォームから願書を送ってもらう場合は送料がかかる場合があることだけ注意してください。

大学願書の書類の準備方法

大学願書を出すためには、大きく分けて2種類の書類を用意する必要があります。

1つは大学願書自体で、もう1つは高校から発行してもらう調査書(内申書)などです。

必要書類を用意しよう

まずは、高校での成績や生活態度が記録された調査書を用意しましょう。

調査書では高校での活動のほか出席日数などが記録されており、その生徒が卒業見込みがあるかどうかの確認などに使用されます。

調査書の発行は高校の先生にお願いする必要がありますが、発行までに時間がかかる場合が多いです。複数の大学を受験する場合には、なるべく早めにまとめて発行をお願いするようにしましょう。

また、大学や受験方法によっては資格証明書や推薦書なども用意する必要があります。どの大学でどの書類を用意したら良いのか、しっかりと確認の上で必要書類を用意するようにしてください。

大学願書の書き方

青空と高校生

必要書類が用意できたら、次は大学願書に必要事項を記入していきましょう。

書き方は取り寄せた書類にわかりやすく書いてあるのでそれを参考に書いておけば大丈夫ですが、書くときにはいくつか注意点があります。

書き方①下書きをしっかりする

まず、鉛筆等での下書きは怠らないようにしましょう。書き間違えてしまった場合の対応は大学ごとに指示されているはずですが、なるべく訂正はしない方が良いでしょう。

一度下書きして、記入内容に誤りや漏れがないことを確認してからボールペンで記入するようにしましょう。

書き方②正式名称で記入する

普段使う住所や高校名は省略してあることも多いですが、願書に記入するときは正式名称で書くようにしましょう。

特に”高校”ではなく”高等学校”が正式名称ですので、間違えないようにしましょう。

書き方③清潔な見た目の証明写真を用意する

証明写真は本人確認などに使われる大切な項目です。

顔がしっかりと見える髪型で、清潔な服装を心がけましょう。

この証明写真は学生証にそのまま使われることもあるので、そうなっても納得のいく写真にしておくと良いです。

また、写真は原則3ヶ月以内に撮ったもののみ使用できるので注意してください。

書き方④押印欄にシャチハタはNG

押印欄はシャチハタではなく、朱肉を使う普通の印鑑を使用しましょう。

シャチハタのインクは様々な要因で劣化してしまいやすく、長期間保存しておくとぼやけて見えにくくなってしまいます。

願書のような重要な書類に対して使うのはふさわしくありませんので、シャチハタを使うのは避けましょう。

大学願書の提出方法

さて、全ての書類の準備が整ったらいよいよ提出です。提出の際にも、不備が無いか色々なポイントに気をつける必要があります。

まず、用意した書類が全て漏れなく揃っているか確認しましょう。書類が全て揃っていれば次は郵送のための準備をします。

郵送のための封筒は願書に付属している場合としていない場合があります。

付属している場合は〇〇大学行の”行”を”御中”に、自分宛ての封筒の”様”を”宛て”に直しておきましょう。

封筒を自分で用意する場合はなるべく強度の高い封筒を用意した方が良いです。

郵送するときは普通郵便ではなく簡易書留や速達・簡易書留を利用し、書類が大学まで確実に届くようにしておきましょう。

Web出願を導入する大学も増加中

近年は国公立・私立大学問わず、多くの大学にてWeb出願システムが導入されてきています。

パソコンやスマートフォン、タブレットなどから、必要事項を入力することで簡単に受験の申し込みができるため、受験勉強に忙しい学生さんにとっては非常に便利です。

また、郵送によって願書を取り寄せる手間が省けたり、大学によっては受験費用の割引等があるケースも。

大学側も郵送の手続きやコストを削減できるため、双方にとってメリットが大きい出願方法として、年々利用者が増えています。

大学によって、「Web出願」「オンライン出願」「インターネット出願」「e出願」など、名称が様々ですので、事前に各大学のHPを確認しておきましょう。

大学願書書き方まとめ

満開の桜

大学受験をするためには忘れずに大学願書を出しましょう。

複数受験する場合は大学願書を用意するだけでもかなりの時間がかかるため、提出期限までに余裕を持って準備できると理想的です。

願書は色々な場所で入手できますが、大学のホームページから申請して送ってもらうと確実に手に入るためおすすめです。

また、大学願書を間違いなく書くと共に内申書も用意する必要があります。発行までには時間がかかることがあるので、スケジュールを確認して早めに高校の先生にお願いしておくことが大切です。

いかがでしたでしょうか。大学願書を用意するときは、今回ご紹介した書き方や注意点を参考にしてみてください。

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