こんにちは!JR米子駅から徒歩7分。
大学受験予備校・個別指導塾の
武田塾米子校です!!
過去問に本格的に取り組む時期ですね。
過去問は事前の準備からしていかないといけません。
そこで今回は過去問への取り組みや赤本の使用上の注意を紹介します!
まだ志望校が決まっていなくて、どの赤本を使ったらよいかわからない方も、とりあえず第1志望にしている大学の赤本を参考に見てやってください!
過去問・赤本の役割
日々受験勉強をするうえで、第1志望の大学の過去問くらいはどのような内容か知っておくべきです。
では赤本から何が学び取れるのでしょうか?
合格最低点ばかり気にしてませんか?笑
合格最低点が気になるのはわかります。
赤本からどんなことが学び取れるのか理解しておきましょう。
赤本は買うべきか?
個人的な見解ですが、赤本は買うべきです。
理由は2つあります。
①赤本は過去問の演習をするだけではなく、合格最低点や解答用紙の形式などいろいろなことを知ることができるから
②赤本は持っていると受験に対するモチベーションが上がるから
その2つとも特に必要が無いという人は特に買う必要はないと思います。
学校の進路指導室にも数年分、主要な赤本はそろっているはずなので、それで補ってもよいでしょう。
また、難関大を目指している方は「○○大学の過去問□□年分」といった各科目の過去問集もやっておくべきだと思います。
ただし、時間にある程度余裕がないと難しいので、取り組む際は必ず受験までのスケジュールを立ててから取り組むように気をつけましょう。
赤本の内容
①受験情報
倍率や合格最低点、平均点などです。
真っ先に調べてしまう非常に気になる内容です。
②数年の傾向
出題された単元や内容がまとめてあります。
英語であれば字数、数学であれば証明問題など、難易度やどういった対策が必要かも解説してくれます。
③問題と解答
学校によって何年度過去問が入っているか異なります。
東大など難関大は7年近く掲載されていますが、地方国公立大学になると3~4年くらいです。
個人的に値段が一緒なのに不公平だなと昔から思っていました笑
必ずチェックしておくこと
★傾向をつかんでおく
傾向を掴むという目的で数年分を解いてみましょう。
どの分野から出題されているか?時間配分はどうか?といったことを理解するためだと思ってください。
★解答用紙の形式チェック
必ず解答用紙に関しても説明がされています。
模試と同様の解答用紙だと思ったら大間違いです。
自分で枠組みを決める形式であったり、メモ用の白紙などがついてくるところもあります。
過去問を解くときは、本番同様の解答用紙と同じ形式で解答するようにしたいですね。
過去問を解くうえでの注意
過去問を解くときに大事なことは
「現在の実力判断」と「ミスの分析」です。
この時に、合格最低点と比較する必要など全くありません。
★現在の実力判断
時間を計り、解答用紙をきちんと用意して過去問に挑戦してみましょう。
できていない分野。苦手な単元などが浮き彫りになってくるはずです。
また、記述が苦手で採点ができない人は、採点を学校の先生や塾の講師の方に頼むのも一つの手です。
★ミスの分析
採点が終われば、ミスの分析に入りましょう。
「どうしてできていなかったか?」
「どうすればできるようになるか?」
この2点が大事です。
また、できるだけミスの原因は具体例を挙げるようにしましょう。
全く解けなかった問題があれば、その分野から先に勉強をする必要があるかもしれませんね。
☆「○○大学の過去問□□年分」に取り組む場合。
合格最低点やどのくらいその科目で点数が取りたいのかに応じて、取り組む問題量を調節しましょう。
大学によっては問題のレベルが書いてあります。
赤本を読み解いて「Aレベルの問題が完璧に解ければ6割とれる」とか「Bレベルの問題も解けるようになっておかないといけない」などの戦略をしっかりと立てていきましょう。
分析後
過去問を解き終えたらやるべきことがあります。
①参考書の選定
できていなかった問題や分野に関して、何を勉強していけば解けるようになるかを考えます。
まずは参考書の問題との比較から行いましょう。
その後どの部分を重点的に勉強するか明確にします。
また、時間配分に気を付けておくことも大事です。
計算スピードが足りなければ計算力を養う参考書を追加しておいた方がよいでしょうし、長文を読むスピードが足りなければ単語・熟語をもう一度やり直しておく必要があるかもしれません。
②スケジューリング
「受験日までの残りの日数」と「今すべきこと」を比較してスケジューリングをします。
1週間単位、1か月単位、入試日までに何をどのように勉強するかを決めます。
そうすれば【今日何をすべきか】がわかるはず。
③分析ノートを作る
間違えたところを分析して、同じ間違いをしないようにノートを作っておきましょう。
ノートを作るのが苦手な人は市販されている「赤本ノート」がオススメです。
くわしくは↓の動画を見てください。
オススメしない過去問演習あるある
過去問に取り組むうえで、できるだけしない方がよいことをあげておきます。
△赤本の解説を丸覚え
赤本の解説は完璧な解説だと思っている人は少なくないと思います。
赤本の解説はあくまでも一例に過ぎません。
ましてやベストな解き方かどうかも実は微妙。
別解が知りたい、自分の解答が本当に合っているのか知りたい方はネットや塾の先生に聞いた方がよいです。
△過去問で合格点が取れればOKだと思っている
赤本で過去問をする理由は
「自分の総合的な実力判断をする」ことです。
過去問で合格点をとって満足しないように。
ただし、過去問で合格点に届くとテンション爆あがりです笑
△すべての問題を対策する
過去問の中には「捨て問」と呼ばれる、ほとんどの受験生が解けない問題も存在します。
そのような問題は何周もして対策をする必要はありません。
どの問題が捨て問なのかを見極めることも大事。
何年分取り組む?
【赤本を何年分すればよいのか?】
と聞かれると正直答えに苦しみます。
クセの強い問題を出す大学であれば10年分くらいは対策として解いておいた方がよいかと思います。
そうでなければ5年くらいやれば十分かと。
赤本に過去問が3年分くらいしか掲載されていなければ、過去の赤本を入手しておく必要があります。
まとめ
今回は赤本から何を学ぶべきか紹介をしました!
他にも聞きたいことがあれば、ぜひ米子校の受験相談にお越しください↓
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