受験日が刻一刻と迫ってきていますね。
焦り・緊張・不安などいろいろな気持ちが入り交ざるでしょう。
必死に勉強する人が大半だと思われますが、この時期でもなかなか勉強に手がつかない受験生も多いのです。
大学受験をするつもりなのに、直前期に勉強をしないなんてどういうこと！？と驚く人もいるでしょう。
しかし、人間とは嫌なことを避けてしまう生き物です。
環境や状況を考えて、理性的に対処できる人もいればそうできない人もいます
受験期だろうと例外ではないわけですね。
創造的回避という心理行動があります。
例えば学校に行きたくないと、仮病をつかうことは有名ですよね…。
このように嫌な事を避けるために、人は対策を考えるのです。
しかし、入試日は皆平等に訪れ個人個人に合わせてはくれません。
嫌だから仕方ないとは言っていられませんね。
きっと嫌な事から逃げてしまっている本人も、悩んでいると思います。
大学受験において、少し考え方をかえてみましょう。
◆なぜ大学に行くか明確にする
勉強とは他人がどうこうすることはできません。
あくまでも本人が能動的にやらなければ、身につかないものです。
外部から強要されても、自分の頭の中に入らなければ問題は解けません。
やる気という部分に、大きく起因するものですね。
そこで、行動するためには目的がなければなりません。
なぜ大学に行きたいのでしょうか？
なぜその大学でなければならないのでしょうか？
その学部を目指す理由は何でしょうか？
大学に行かなければできないことでしょうか？
このように、自分の頭を整理してみましょう。
かっこいい理由でなくても良いのです。
有名校に進学できたらモテそうだから…という理由でも、原動力になるなら良いのです！
◆現状で入れる大学を考える
皆さん滑り止め大学は受けますよね？
これは、志望校に残念ながら不合格してしまった場合に入れる大学をつくっておくというものです。
例え模試でA判定をとっていても、本番で不合格になることはあります。
また、周りが勉強を頑張っている中でサボってしまったと自覚している人は現状で入れる大学を受けておきましょう。
学費を出すのが親御さんならば、しっかり相談しておくことが重要です。
大学の受験料も学費もとても高いです。
それでも払ってくれるなら、ちゃんと感謝して進学しましょう。
◆夢が明確なら専門学校
今の時代、ほとんどの人が大学に進学しますね。
しかし、将来の夢が明確なら専門学校という手もあります。
その分野を専門的に学び、資格をとることを専門としているので夢への近道という場合があります。
受験勉強という、科目の勉強がどうしてもできないなら別の道を考えるのも良いでしょう。
しかし、専門学校には注意点があります。
その名のとおり、専門なので入学した後に将来の夢が変わってしまってもそこから軌道修正するのは難しいです。
また、まだまだ学歴社会が根付いている日本では同じ職業でも専門学校出身者と大学出身者で出世や給与が変わってしまうという場合もあります。
自分の将来なので、よく考えてできることを精一杯頑張りましょう！
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