経験者が語る浪人生が勉強のマンネリ化を起こさないためのポイント！

授業をしない塾、武田塾三軒茶屋校です！

浪人生はどういった心持で生きていけばいいのか。自身の体験のみをベースにしてお伝えしたいと思います。

僕は１年間の浪人を経て、早稲田大学に通い、そして今年度をもって卒業します。

何を書こうか迷ったんですが、これから目標に向かって浪人をしようとしている皆さんに浪人生としてどう過ごすかを話しておこうと思います。

浪人生の勉強に向かう姿勢

浪人生といえど、日陰を歩いて生きていかなければならない訳ではありませんので、安心してください。

なぜなら浪人の原義は「職なしの侍」です。

職がないとは言え特権階級の武士であることにほかならないのです。必要以上に浪人であることに落胆することはありません。下を向くよりは参考書に向き合いましょう。

浪人生には刺激が必要！複数の勉強スタイルをもとう！

しかし、基本的に一年目と同じ勉強をしていても、浪人生は現状維持になってしまうことがあります。常に刺激が必要だと思います。私は実際、勉強に飽きてしまいました。

「刺激といわれても……」という方々もいるでしょう。確かに参考書や問題集をむやみに変えることは危険かもしれません。

では、何をするのがいいのか。私のオススメは「勉強のスタイル」を変えることです。

勉強する環境を変えてみる

一つは、自宅や自習室で来る日来る日も勉強していたら、気が滅入ってしまうものです。私は滅入りました。そこで環境を変えてみることにしたのです。

具体的には単語帳は電車内で読むことにしました。
周りがうるさいために、却ってその音を排除するために単語帳に集中することができました。人によって効果は真逆でしょうが、たまにやる分には問題ないでしょう。

おすすめの路線は山手線です。一周約一時間なので時間が計りやすいのです。さらに色も緑色で目に優しい気がします。地下鉄はなんだか暗いので自分はそこまで好きじゃありませんでした。

いい成績が出やすい春〜夏の模試を受けまくる！

二つ目として、序盤に模試を受けまくるのもおススメです。

基本的に現役生よりは出来る（はず）なので、序盤は偏差値やランキングが高く出やすいです。
いい順位は気持ちがいいものです。その値に満足せず順位を上げることを楽しみにするというのも良い過ごし方でしょう。そのおかげで私の浪人仲間は現役の時より、勉強が楽しい！と騒いでおりました。

浪人の１年間は合格した友人には極力合わない

最後に「勉強のスタイル」以外での心持は「合格した友人」とは会わないことです。
友人と会っても「頑張れよ」と心にもないことを言われるばかりですので、人によっては「友人だった人」になってしまいかねません。自分が言う立場になってしまったので言えることです。羨望のまなざしを友人に向けるというのもなんだかむなしい話ですし、向上心をもった浪人の友達とつるんだ方が切磋琢磨できると個人的には思っています。

浪人だからと言って必要以上に気に病む必要はありませんが、今までとは違う生活をしなければならないことだけは確かです。しっかり肝に命じて頑張っていってください。