こんにちは、講師のNです!
前回に引き続き、慶應義塾大学の入試情報シリーズということで、今回は慶應経済の入試で多くの人が引っかかる落とし穴について紹介します。
(前回の記事は→こちら)
①私立なのに二段階選抜!?
大学受験で二段階選抜というと国公立大学のセンター試験を使ったものを思いつくのではないでしょうか。
私立で二段階選抜があるのは非常に珍しいのですが、慶應経済でも二段階選抜があります。
もちろん私立なのでセンターなどの一次試験を使った二段階選抜は行いません。
ではどのような形式なのでしょうか?
②二段階選抜の仕組み
慶應経済B方式の場合を見ていきます。
B方式は英語・社会・小論文の三科目です。ちなみに二段階選抜で関わってくる科目は英語です(A方式では数学も関わります)。
慶應経済の英語は大きく分けて二分野に分かれます。200点中90点を占める長文読解パートと、110点を占める英作文パートです。まず英作文パートが過半数を占めていることに驚く人が多いのではないかと思うのですが、二段階選抜に関わるのは長文の方です。長文パートは全てマーク式の問題なのですがここで概ね7割を下回るとその時点で即不合格となり、他の科目は採点されません。
③落とし穴!
二段階選抜で関わるのは長文パート。しかし配点は英作文パートの方が大きい。
ここで受験生は安全策を取って長文パートをじっくり見直したいところですが、そうすると英作文に回す時間が無くなってしまい、落ちてしまいます。
逆に配点が大きい英作文に時間をさいて、いくら高得点を取ったところで、長文パートが7割を下回った瞬間に不合格となってしまいます。
ここが最大の落とし穴なのです!
こうした入試を行う慶應経済に受かるためには、一度で正確に読み解く精読の力と素早く読み進める速読力。そして正確な英文を瞬時に組み立てていくライティング力がすべて揃っていないといけないということです。
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