目次
はじめに
みなさんこんにちは！
京阪寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾 寝屋川校 です！
今回のテーマは「使い方によって差がつく参考書」です。
武田塾では、ただ参考書を進めるだけでなく、生徒が参考書の役割をしっかり理解し、知識を吸収できているかを徹底的にチェックします。
視聴者の皆さんにも、正しい使い方が分かるように、本日は特に注意が必要な参考書を3冊紹介していきます。
特に、基礎を固めたい高校1年生や2年生の方々は必読です。
また、今回の内容は武田塾の公式youtube チャンネルでもご紹介していますので、こちらも是非合わせてご覧ください！
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】の使い方
『大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】』、通称「大岩」は、英文法の基礎を学ぶための参考書です。
この参考書は英文法を25講に分けて説明しており、ただ読んだだけでは理解が表面的になりがちです。
武田塾では、大岩の内容を真に理解し、実際に使いこなせているかをテストでチェックしています。
例えば、5文型の違いや、特定の文法項目を具体的に説明できるかなど、深い理解が求められます。
単にチェック問題を解くだけでなく、大岩の説明した内容を他人に説明できるレベルまで学習することが重要です。
ただ「読んだ」と答えるだけや、チェック問題を解いても間違いを放置するのは、学習のレベルとしては低いです。
チェック問題を満点で解けても、それだけでは十分ではなく、何の意味もありません。
大岩の真の目的は、文法を深く理解し、他人に説明できるレベルまで知識を吸収することです。
そのため、大岩で学んだことをしっかりと理解し、人に説明できるまで繰り返し学習しましょう。
もし大岩だけでは不安な場合は、基礎英文法パターンドリルなど他の教材を併用して、理解を深めることもおすすめです。
これにより、実際の英文法の問題集に取り組む際にも、内容を深く理解し、スムーズに解けるようになります。
大岩で学んだ英文法をしっかりとマスターし、肘井の読解のための英文法や英文法ポラリスにつなげられるよう、英語力を高めていきましょう。
大岩に取り組んだ人向けの参考動画
大岩に取り組んだ！自分の中では合格点！という人向けの参考動画もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
『船口のゼロから読み解く最強の現代文』の使い方
『船口のゼロから読み解く最強の現代文』は、現代文の解き方や読み方を詳しく解説している参考書です。
多くの生徒が使い方を間違えており、正しい使い方をしている人は少数です。
この本では、現代文の問題を解く際に船口先生の考え方をトレースすることが最も重要です。
単に問題を解き、正解かどうかを確かめるだけではなく、解説を徹底的に読み込み、船口先生がどのように考え、どのように解いているかを理解することが必要です。
一つの現代文の問題に対して、本文の内容を理解し、船口先生の解説を基に自分でも説明できるレベルまで学習することが重要です。
解説に文章を視覚化し、図や文章の構造図としている部分もありますが、これを自分で再現できるようになることが大切です。
受験生は、問題集の解説をただ読むだけでなく、解説を閉じた状態で本文だけを使って同じ解説を再現できるようにすることが求められます。
ただし、解説を理解することは比較的簡単ですが、解説を閉じてから本文だけで同じ解説を再現することは、かなりのハードルがあります。
このステップを踏んでいない受験生は、次の問題集でつまずくことが多いです。
我流で文章を読みがちな現代文では正しい読み方を身につけることは難しいですが、入試現代文のアクセスや現代文ポラリスにつなげられるよう、解説が完全に理解でき、他人に説明できるレベルまでやり込むことがポイントです。
現代文の勉強法に関する参考動画
現代文の解き方についてはこちらの動画から！
【9割の人が知らない】現代文の勉強法を『最強の現代文』を使って解説
『肘井の読解のための英文法』について
肘井の読解のための英文法は、英文解釈を理解するための教材で、英文解釈において大きな差がつくポイントを明確にし、正しい読解法を身につけるための参考書です。
英文解釈の目的をしっかり理解し、目的意識を持って学習することが重要です。
具体的には、英語の長文読解において、"that"のような単語が登場した場合、その役割を正確に理解し、文脈に応じて正しく解釈する能力が求められます。
しかし、多くの受験生は、基本的な文法知識を理解していても、実際の長文の中でその知識を適切に活用する段階まで到達していません。
例えば、"肘井の読解のための英文法"の中には、"that"の役割を識別するセクションがあります。
thatは①指示語②接続詞③関係代名詞④形式主語・目的語⑤同格と、少なくとも5つの用法がありますよね。
そうした内容をしっかりと理解し、実際の長文読解に活かすことができる生徒は有利です。
しかし、多くの生徒は、表面的な理解に留まり、本質的な読解スキルを身につけることができていません。
この参考書の重要な点は、ただ単に文を訳すだけでなく、なぜその文構造になるのか、その背後にある論理を理解し、実際の長文読解に活かす知識が得られることです。
言い換えれば、解説の内容を単に覚えるのではなく、その解説が示す考え方や解釈の方法を自分のものにすることが重要です。
つまり、肘井の読解のための英文法は、ただの文法書ではなく、長文を読むための考え方を学ぶための参考書です。
したがって、肘井の読解のための英文法を使った後には、「入門英文問題精講」などの実際の長文を含む教材を使って、学んだ解釈スキルを確かめることが大事です。
解釈がしっかりできていないと、それ以降の英語学習に大きな影響を及ぼすため、質にこだわって丁寧に学習を進めることが求められます。
まとめ
今日の記事では使い方の要注意な参考書3冊を紹介し、学習法について説明しました。
勉強方法は学習に大きな差をもたらします。
特に、武田塾での指導を受けている生徒たちは、ミスを減らし、高い完成度の勉強ができています。
高1や高2の生徒で、学習方法に不安を感じている方、この機会に勉強方法を見直し、完成度の高い学習を目指してみてください。
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