はじめに
みなさんこんにちは!京阪寝屋川市駅から徒歩3分!「武田塾寝屋川校」です!
突然ですが、皆さんは英語が得意ですか?苦手という方、やってるのに成績が伸びないという方!参考書の使い方が間違っているかもしれません。
今日は、1つの参考書に絞って、勉強の仕方や陥りがちな落とし穴について話していきたいと思います!
今回取り上げる参考書は、『大岩のいちばんはじめの英文法』です。『大岩の英文法』は大半の生徒が使用すべき秘伝の参考書です。たとえ英語の偏差値が60以上あったとしても英語の本質を理解するために是非取り組んでほしいものになります。
これからお伝えする内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説されているので、動画で確認したい方は是非下のURLから視聴してください!
『大岩のいちばんはじめの英文法』の落とし穴5選
『大岩の英文法』の落とし穴①舐めて使用してしまう
『大岩の英文法』の帯には、中学レベルから総復習と書いてあります。「え、じゃあ自分高校生やし中学レベルなんて余裕やわ!適当にやろ。」と思わないようにしてください。この参考書には中学レベルだけでなく、高校レベルでも大半の重要事項は網羅されています。各単元の基本的な部分に関しては、この参考書でカバーすることが可能です。舐めて使用すると後から痛い目に遭うかもしれません。
本当にこの参考書は自分に必要なのか?まだまだ疑い深いあなた!過去の武田塾チャンネルでは、英文法の完成度チェック【難問解ける?】|受験相談SOS という動画で文法の理解に対しての課題が出されているため、ここで全て自分で説明できるか確認してみてください。全てできなければ『大岩の英文法』に取り組みましょう。
『大岩の英文法』の落とし穴②チェック問題が解けて理解したつもりになる
『大岩の英文法』は25講から構成されていますが、各講義の後ろにチェック問題がついています。この問題に正解したからこの講は理解した…とはなりません!
『大岩の英文法』は問題集ではなく、あくまでも講義の本です。そのため、問題が解けることを目標にするのではなく、その講義の内容を人に説明できるようになることを目標にしてください。問題の右側には解答根拠がしっかり記載されているため、それらを全て自分の言葉で説明できたら理解したと認識しても良いでしょう。
『大岩の英文法』の落とし穴③読んで理解したつもりだけで終わっている
『大岩の英文法』はとてもわかりやすい参考書です。そのため、読んで分からないといったことはあまりないでしょう。しかし、そのために英文法の本質を理解した「つもり」になってはいけません!
この参考書を読んだとして、まず、この本を閉じましょう。あなたが英語の先生だったとして、その講義の説明はできますか?もしできなかったのならもう一度そのページを読み直しましょう。これを繰り返すことによって自分の中の英文法の完成度を上げることができるのです。1ページごとでもいいので地道に理解を深める訓練を行ってください。これは『大岩の英文法』に限らず、全ての講義系参考書に当てはまることです。
『大岩の英文法』の落とし穴④例文を軽視している
『大岩の英文法』の構成として、各文法のテーマの説明の中に必ず例文が用意されています。これを意識せずに読み流してしまうと、英文法の習得率は下がってしまいます。
例文を見て訳すことができる、あるいは、日本語訳を見て英文にすることができるレベルになるまで繰り返し練習するようにしましょう。1つの文法事項につき1つの例文が浮かぶようになれば、これから取り組む実践的な問題に対応できるようになるはずです。
『大岩の英文法』をマスターした皆さんは、『関正生の英文法ポラリス1 標準レベル』、『Next Stage』、『英文法・語法 Vintage』などの問題集に進んでいきますが、これらの参考書の文章はハッキリ言って難しいです。そのため、『大岩の英文法』を正確に勉強することで、これらの難しい文章に対応できるようにしなければならないのです。
また、例文には全てSVOCの色分けがあるため、これをはじめから意識しておくことで、後に解釈の勉強で役に立ちます。解釈の勉強では『肘井学の読解のための英文法が面白いほど分かる本 必修編』などを使用しますが、『大岩の英文法』が完璧に習得できていないと、理解できないことがあると思います。
「もう『大岩の英文法』終わっちゃったけど、こんなん聞いたら不安やわ…」と思った方もいるかもしれません。そんなときは一度戻って学びを深め直せば良いのです。参考書を完璧にしたとしても1か月後にはある程度のことは忘れています。何度も確認することで着実に習得できるのです!
『大岩の英文法』の落とし穴⑤第0講や巻末付録を蔑ろにしている
英文法における品詞、全部言えますか?また、それぞれの意味をしっかり言葉にして説明できますか?
少しでも不安な部分がある人は要注意です。これから文法や解釈などの問題集に取り組む際、品詞がわかっていないとSVOCすら振ることができず勉強に詰まってしまう可能性があります。
そんな皆さんには『大岩の英文法』の【第0講】を読むことをオススメします!ここでは品詞の説明が基礎からしっかりされており、これを土台に英語の勉強をすることができるようになります。
また、『大岩の英文法』には巻末の付録的な立ち位置で「不規則動詞変化表」が付いています。「中学生の時に表にして覚えさせられた…」という記憶がある人もいるのではないでしょうか?特に過去分詞は分詞や受動態でも関係があり、様々な単元で関わりがある部分です。これを覚えていないと文法が理解できても問題が解けないといった事態になってしまいます。不規則変化を持つ動詞は多く、大変ですが覚えるしかありません!この機会に覚えられてラッキーだと思うことにして、しっかり覚えてください!
まとめ
『大岩の英文法』落とし穴5選
①舐めて使用している!
②チェック問題が解けて理解したつもりになる!
③読んで理解したつもりだけで終わっている!
④例文を軽視している!
⑤第0講や巻末付録を蔑ろにしている!
最後に
英語の勉強は根気が必要であり、辛い部分もありますが、読める、話せるようになると楽しいものです。そんな英語の勉強の基礎となってくれる『大岩のいちばんはじめの英文法』を是非マスターしてください!
この記事を読んで他の参考書の勉強の仕方も知りたいと思っていただけたならば、是非お近くの武田塾までお越しください!1人1人に合った参考書やその使い方をお伝えします!
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