こんにちは！！
京阪寝屋川市駅から徒歩4分、寝屋川市の予備校 武田塾寝屋川校です！
皆さんの中に、毎日しっかりと英語の勉強に取り組んでいるのに成績が伸びないと感じている人はいませんか？
そんな時は、間違った順番で英語の勉強をしていることが多いです。
そこで今日は、効率を重視した英語の勉強手順を紹介します！
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているのでそちらも併せてご覧ください！
キミの英語の順番は間違っていませんか？効率を重視した英語の勉強手順！！
間違った英文解釈の勉強法５選！
英語の勉強手順
1 単語の勉強
英語の勉強でまずすべきことは、単語帳を使った単語の勉強です。皆さんの中には、学校の授業や模試で取り扱った長文で分からなかった単語を集めて、自分流の単語帳を作っている人はいませんか？その分からなかった単語は受験でほとんど出題されない難しい単語の可能性があり、覚えたとしても受験に出る確率が低いことが多いです。単語を勉強するには、受験に出る単語としてまとめられた単語帳を使い、勉強効率を上げましょう。
基本的な単語を学べる英単語帳として、『システム英単語』、『英単語ターゲット1900』があります。
2 熟語の勉強
単語の勉強が終われば、熟語を覚えましょう。熟語は単語の組み合わせですが、単語をただ訳しただけでは意味が分からない熟語も多いです。800〜1000熟語を覚えることができれば、基本的な長文は解けるので、早めに覚えてしまいましょう。熟語に関しても、最初から受験に出るところがまとまった熟語帳を使うことで効率の良い勉強を行うことが出来ます。
おすすめの熟語帳は『速読英熟語』です。
3 文法の勉強
次は文法の勉強です。文法の勉強で注意することは使用する問題集の順番です。最初は、『肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本』などの文法のルールが分かる本から取り組みましょう。文法を理解せずに最初から『Next Stage 英文法・語法問題』などの問題集に取り組み、解けないと感じている人はいませんか？文法というのは英語のルールであり、まずはルールを理解することから始めなければ問題を解くことが出来ません。『Next Stage 英文法・語法問題』の右ページには解説がありますが、これは簡単な説明しか書いておらず、初学者には不十分なことがあります。文法のルールを理解してから問題集を解くことで解ける問題が段違いに増えるので、勉強も楽しくなり、問題集の解くスピードの上がると思います。
4 英文解釈
次は英文解釈です。英文解釈は間違った勉強法していることが多く、ここで勉強の効率が下がることが多いです。以下に間違った勉強法を挙げるので、自分が当てはまっていないか確認し、勉強法を改善しましょう。
間違った勉強法5選
1 和訳の丸暗記
学校の定期テストでは、授業で取り扱った問題が出ることが多く、丸暗記で点数が取れます。しかし、入試問題は初見問題であることがほとんどであるため、英文解釈の問題集の和訳を丸暗記しても意味がありません。しっかり取り組む文章ごとに構造を捉えて理解しましょう。
2 訳に頼って解釈する
文章を読んだ後、和訳を確認する人がほとんどです。しかし、この際に日本語の訳をもとに英文を解釈してはいけません。この勉強を続けると英語→日本語の理解ができなくなり、長文問題を解くことが出来なくなります。和訳を読むのは文章の大まかな流れを押さえるためだけにとどめましょう。
3 問題となっている下線部の解釈しか確認しない
文章に引かれている下線部が問題となる部分ですが、それ以外に分からなかった文章はありませんでしたか？分からなかった部分は、問題でなくとも確認するようにしましょう。最終的には長文全てを理解する必要があるのですから、英文解釈の時点でも文章のすべてを理解することが必須となります。
4 カッコの種類を統一していない
参考書によってカッコの種類は様々ですが、その使う参考書に従って使うカッコを変えて考えていませんか？その場合は、どうしてそのカッコを使用したか理解していますか？カッコは解釈の品詞分解をして文章の理解するための道具であり、しっかりと理由を理解しながら付けなければ意味がありません。理解して付けてさえいれば自分なりのマイルールで付けてもいいので、品詞の意味を理解しながらカッコを付けましょう。
5 SVOCを振ることを目的としている
英文解釈をパズルのように考え、SVOCを付けて満足してしまっていませんか？SVOCを振った後、文章の修飾関係や訳を考えなければ、記号を振るだけのゲームになってしまい、英文理解に繋がりません。SVOCを振って訳を考えるまでの癖を付けましょう。
英文解釈のおすすめの参考書は、『入門英文解釈の技術70』、『肘井学の読解のための英文法が面白いほど分かる本』です。
5 英語長文
最後は長文です。英語長文は、今まで覚えてきた単語や熟語が文法で繋がれた文章であり、これにSVOCを振って構造を理解することで読めるはずです。もし読めないと感じた場合は、単語、熟語、文法、解釈いずれかに実力の不足している点があるはずなので、必要に応じて戻りながら長文の勉強を進めていきましょう。
長文演習の中でできる特有の勉強方法として単語の推察があります。長文中には、that など意味が複数ある単語が登場しますが、今読んでいる文章の単語がどの意味に当てはまるのかを確認しながら取り組むようにしてください。これができるようになることで、文章の中で知らない単語の意味を推察して理解することができるようになります。
英語長文のおすすめの参考書は、『レベル別英語長文問題ソリューション』、『関正生のThe Rules 英語長文問題集』、『英語長文レベル別問題集』です。
まとめ
英語の勉強は、単語→熟語→文法→英文解釈→英語長文の順番で行うと効率良く成績を上げることができるはずです。間違った勉強法をしていた人はこの記事を読んでギクッとしたのではないでしょうか。でも大丈夫です。最終的な目標は受験に合格することです。受験まではまだ日程があるので、今から正しい勉強法に切り替えて勉強効率を上げましょう。
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