はじめに
大阪府寝屋川市駅から徒歩3分、武田塾の寝屋川校です!
最近は寒さもかなり厳しくなって、いよいよ冬らしくなってきましたね。
受験勉強も終盤期に入り、試験本番に向けて追い込みをかけている方も多いのではないでしょうか。
さて、この時期になってくると、多くの方は過去問演習を始めていることかと思います。
そして過去問と言えば、「赤本」が有名ですよね!既に志望校の赤本を購入したという方も多いかもしれません。
しかし、赤本はただ解くだけでは十分にその真価を発揮させることができません。
むしろ、解いた後の復習と振り返りこそ最も成績を伸ばすチャンスなのです。
しかし、自分で全ての振り返りを完璧にやろうと思ってもやり方が分からなかったり、なんとなく見直して終わりなったりしてしまいがちですよね。
そこで今回は、赤本演習とその後の復習をするにあたって、勉強を補助してくれる強力な助っ人である「赤本ノート」についてと、その使い方を解説していこうと思います。
また、今回の内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも解説しているので、そちらも合わせてご覧ください!
過去問演習の正しいやり方
過去問はなんのために解くの?
言うまでもなく、受験直前期になると、ほとんどの人が受験する学校の過去問を解くと思います。
では、過去問はなんのために解くのでしょうか。
よくある答えは、
・受験校の出題傾向を知るため
・時間配分の感覚を知るため
・自分の実力を測るため
などがあります。
もちろん、上のような目的も大切ですし、間違いではありません。
しかし、過去問演習はこれだけで終わってしまっては非常にもったいないのです。
多くの受験生は、過去問を解く際に「問題を解く」こと、そして「点数を出す」ことに注力して満足してしまうことが多いです。
しかし、過去問演習の真髄は解いた後の「分析」と「振り返り」にあります。
ある問題が解けなかった時に、「なぜその問題が解けなかったのか」「どうすれば正解できたのか」を考えて分析することが重要です。
知識の抜けがあったのか。何か勘違いがあったのか。もしくは時間の使い方が悪かったのか。
過去問を解くことでみなさん一人一人の課題が見つかると思うので、弱点を明確にした上で、一つ一つ潰すように勉強を進めていきましょう。
そうすれば、闇雲に過去問演習をするよりも何倍も効率的に成績を伸ばすことができます。
とはいえ、このような作業を問題ごとに自分で行なって、まとめながら勉強を進めていくのはかなり大変ですよね。
やろうと思っていてもつい後回しにしてしまったり、後で復習しようと思っていたことを忘れてしまったりすることがあると思います。
そこで、赤本ノートの出番なのです。
赤本ノートとは
赤本ノートとは、「赤本」で知られる教学社が発売している、過去問演習用のノートです。
ラインナップは「共通テスト用」と「二次・私大用」の2種類があります。
赤本を出版している会社自らが出しているということで、安心して使えますね!
赤本ノートは見開き構成になっており、左側のページで問題を解いて、右側のページで傾向分析や弱点の発見と対策を行います。
左側の問題用のページは入試問題を解きやすいように特化したノートになっており、共通テスト用ならマークシート解答用紙に、二次・私大用ならグラフなどが描きやすい方眼紙になっています。
右側の分析ページには問題傾向や実力分析、今後の対策などを記入する枠があらかじめ用意されているため、重要な情報を整理しながら記入できるようになっています。
左側で自分が問題を解いたノートを見ながら右側に分析や振り返りを記入する、という風にシームレスに二つを行き来できるという点が非常に優れていますね。
また、解いた問題と分析するページが一対一対応であることから、やるべきタスクが明確になって復習に取り組みやすい設計になっています。
このように、赤本ノートは過去問演習を効率的に行うために最適化された、とても便利なツールなのです。
用意されたフォーマットに従って機械的にタスクをこなしていくだけで、問題を解いてから分析をし、復習をするという一連の重要な流れをカバーできます。
赤本ノートの使い方
ここからは、実際に赤本ノートを使った過去問演習の流れを確認したいと思います。
過去問を解く
まずは当然ですが、過去問を解かなければなりません。
この時に注意してほしいことは、必ず時間を測って解くことと、あらかじめ大問ごとの目標時間を設定しておくことです。
入試問題を解く際は時間管理が非常に重要になってきます。
本番で時間が足りなくなってしまって焦らないよう、練習の時点で大問ごとにかけられる時間の目安を決めておき、目標を達成できているかどうか確認するようにしましょう。
問題を分析する
問題を解いたら、全体、大問ごとの正答数・正答率・所要時間などを記入し、大問や設問レベルで細かく振り返って分析していきましょう。
また、なぜ間違えてしまったか、どうすれば正解できたかを考えて記入しましょう。
次に、具体的な対策も併せて書いておきましょう。
「英文法ができなかったから英文法をもっと勉強する」という風な漠然とした対策ではなく、「分詞構文の理解がまだ不十分だからNext Stageのこの部分を見直す」という風に具体的に対策を立てることが重要です。
見つかった課題を解消するために復習をする
対策を立てたら、参考書や教科書に戻って復習をしましょう。
過去問演習でレベルアップできる部分も当然ありますが、やはり知識や基礎的な部分の勉強は、参考書や教科書に戻って勉強するのが最適です。
従って、先ほど自分で立てた対策に従って弱点を潰していきましょう!
今回のまとめ!
今回のブログでは、過去問演習のやりかた、赤本ノートについて、そしてどうやって使うのかについて説明しました。
とにかく大切なのは、過去問は解いて解きっぱなしにしないということです!
解いた後の問題の分析や自分の弱点の確認、そしてどうやったらその弱点を克服できるのかを、しっかり振り返るだけでなく、忘れないように記録しておきましょう。
以上の対策をしっかりと行い、着実に自分の弱点を塞いでいくことができれば、志望校合格という夢に向かってかなり近づいていけると思います。
悔いの残らないよう、正しい勉強法で全力で頑張りましょう!
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