大学受験なら武田塾中山校
こんにちは!
授業をしない個別指導塾、武田塾中山校の梅村です。
夏休み、いかがお過ごしでしょうか?
甲子園が有観客で行われていますが、ほとんどの球児が丸坊主であることや、応援する人がわざわざ立っていること、炎天下の中で野球をさせることには疑問を感じてしまいます。昭和ではもてはやされ良しとした価値観でも、令和では真逆に感じてしまいマイナスに受け取られることってありますよね。
なんてことを思っていたら長くなってきたので、続きはコラムで書こうと思います!
それでは、8月の武田塾中山校通信をお送りします!
今月の連絡事項
デイリー基礎英単語テスト(受験生対象)
8月は毎日、受験生を対象として基礎英単語のテストを実施しています。自分が今どのような状況かを客観的に見る良い機会だと思います!毎年このテストで95点以上をコンスタントに取れていた生徒はマーチ以上に受かっている印象です。
ランキング
2022年7月確認テスト得点率
お役立ち情報
共通テストの数学2科目、難易度「あまり適切でない」…外部評価まとまる
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220630-OYT1T50364/
去年度の共通テストの数学では、平均点が(センター試験含めて)過去最低点となりました。一番の理由は分量過多だったことでしょうか。さすがに今年度の共通テストでは見直しが入ると多くの方が予想しています。
高1-2生向け「大学入学共通テストトライアル」10/2
https://resemom.jp/article/2022/07/04/67695.html
共通テストのサンプルは少ないので、できるだけ多くの経験を積んだ方が良いと思います。高1,2生の方向けのトライアルテストが無料で実施されるので紹介しておきますね。
プログラミング分野の「男女比8対2」の社会的損失、女子のIT教育に見えない壁
https://toyokeizai.net/articles/-/603669
日本は課題を解決する気がないよねって感じるものの一つがこれです。理系にほとんど女性が進まないことは、幼少期からの教育と、文化を変えないと解決できない課題な気がしますね。
【大学受験2025】東大、一般・学校推薦で文理ともに「情報I」必須科目へ
https://resemom.jp/article/2022/07/19/67917.html
今の高1の人が対象の話題です。東大受験において共通テストでは『情報Ⅰ』が必須となります。
【大学受験2022】国立大後期やや難化、私立大は倍率低下…旺文社分析
https://news.yahoo.co.jp/articles/2d2a8ac2c35090ac7b9ddffc3558612e3f8b6195
去年度の入試の分析を旺文社がしてくれています。
今月のピックアップ生徒
今月は武田塾に今年入塾してから勉強の質が格段に向上した生徒をピックアップ!
講師の朝重が書いてくれました!
自己流の勉強法の問題点を修正できるようになってきたAくん
Aくんは今年の5月に入塾された生徒さんです。元々学校では化学を習っていましたが、入塾とともに物理を勉強することに決め、現在は物理を受講中です。最初は武田塾の勉強法と自分のやりたいやり方が合わないと言っていて、なかなか確認テストで点が取れなかったり、宿題が終わらなかったりということが多くありました。宿題が終わらないパターンとして特に多かったのは、自己流のやり方を優先してしまい、武田塾のやり方でやってこない(講義部分だけ読んで理解したことにして問題はほぼ解かない、ちまちま進めると頭に入りづらいので一日一科目に集中して取り組む、など)ことが多くありました。ただ、こういった場合、自己流が100%間違っているという訳ではありません。結局最終的に重要なのは、(それこそ運動方程式の立て方のような)基礎となる知識を本番まで忘れずにいられるかどうかであって、どうやって覚えておくのかというやり方は万人に認められるような最適解があるワケではないのです。そこで最近は、Aくんのやりたい勉強法(一日一科目方式など)を可能な限り尊重しつつ、今後受験までの期間でその知識が抜けてしまうような取り組み方になっていないかをケアする方針で指導を行っています。その日どんなふうに行動・勉強したか、その行動は自分の目標通りだったのか、そうでないならなぜそうなったのかなど、自分のやり方を推すにしても自分なりに計画的にやってみようというところを主な課題としていますが、これを指導し始めてからは自分の行動の計画をちゃんと立てようとしてくれ始めているように思います。まだまだ勉強法や計画の立て方などは伸びしろもありますし、単純に理系科目の考え方に対するセンスは良いものを持っている生徒さんなので、真に自分に合ったやり方を見つけてからの伸びに期待ですね!
独学で理系科目をどんどんと進めていくBくん
B君は今年の6月に入塾された生徒さんです。現在浪人2年目で、現役時は最初文系を選択していたものの、直前で理転を決意したためその時の受験は断念しており、浪人1年目は集団授業の塾に通いつつ受験を目指していました。しかし、授業がなかなか理解できず、受験結果も納得いくものにはならなかったことで2浪目を決意しており、それに際して武田塾の門を叩いてくれました。一年目の経験もあり、最初からセンスよく知識を吸収していってくれていました。ただ最初のうちは、特に計画的に時間を使うのが苦手な印象があって、ついだらけてしまう時間が出てきてしまい、宿題が終わらないことも多々ありました。最近は無理のない範囲で娯楽に費やす時間を減らしたり、塾に来る時間を決めたりしていて、段々と定量的に宿題もできるようになってきています。宿題も計画通り終わるようになってきているので、時間の使い方もかなり上手になってきているようです。ただ、また別の問題として、インプットで満足してしまいがち(実際に本番で出てきたときにどうするか、などのケアはあまり意識しておらず、アウトプットが出来ていない)という傾向も見つかっているため、最近は演習問題集などを通じて、インプットがどこまでの効果があって、逆に効果が出ないとしたら何が原因かなどを考えていくようにしています。理論のとらえ方はすごく良いセンスを持っているので、本番でも問題なく戦えるような実践力を身に着けていきたいと思い指導しています。
コラム
普段梅村が生徒と話していることをツラツラと書いています。
今回は、本ブログの最初の段で甲子園について書いていたら色々と長くなりそうだったので、こちらのコラムを借りて書いてみようと思います。
老害とは何か・どんな弊害があるのか
今回甲子園のことを考えていたら『老害とは』というテーマに思い至ってしまったので、『老害とは何か・どんな弊害があるのか』というタイトルで書かせてもらいますね笑
さて、甲子園については毎年ほとんど見ることはないのですが、今年少しチラ見をした際に思うことがありました。
主に下記のようなことに対して違和感を感じました。
・ほとんどの球児が丸坊主であること
・炎天下で100球を超える球をピッチャーが投げ続けること
・けっこうヘッドスライディングすること
・応援する人が全員起立していること
・応援に来た吹奏楽部が徹夜で練習したと言っていて、これがすばらしいことであるかのように放送されていること
これらの例は、昭和において礼賛されてきた価値観に沿ったものだと思うんですね。
それこそ「権藤、権藤、雨、権藤」という言葉が象徴するように、滅私した末に潰れる様を、さも美談であるかのように捉えていた時代がありました。
(今の駅伝にも似たような価値観があると感じています。)
ただ、年々ピッチャーの球速が上がっていること(昔は球速160kmなんて考えられなかったですよね!)を踏まえると、過去のトレーニング方法よりも現代のトレーニングの方が優れていることは皆が感じていることだと思います。
つまり、成果という軸で見てみると、昭和の方法論よりも令和の方法論の方が優れているわけです。
まぁ何事も年々進化しているので当たり前なんですけどね。
昭和においては、「精神面」だったり、「結果に至るまでのプロセス」、「横並びでいること」が価値を持つとされていました。
球児が丸坊主でいることなんて、まさに横並びを良しとする価値観ですよね。
それが令和の世で是とされるのか?と考えたら、もうそんな時代では無い気がします。
というのも、グローバリゼーションが進んだことにより、精神面やプロセスよりも成果にコミットしないと他国に負けてしまうということが現実問題として起こっているからです。
こんなことは日本人のほとんどが感じているにも関わらず、なぜ変わらないのかということが、今回のテーマとなります。
今の少子高齢化の進んだ日本において平均年齢は49歳らしく、めちゃくちゃ多くの高齢者がいることが伺えます。
さて、この高齢者と若者の価値観の間には、大きな隔たりがあると感じるわけです。
むしろ「その価値観って、真逆じゃない?」と思うことすらたまにあります。
真逆というのは、評価軸の正と負が逆になるという意味です。
例えば、同質と異質は対義語なので正と負の関係にあります。
どちらに価値があるかと問えば、高齢者は同質に価値があると感じ、若者は異質に価値があると感じそうです。
だって、YouTubeとかTikTokってオリジナリティがないとバズりませんよね?
そんな人たちの間で会話や議論を成り立たせることは難しそうに感じます。
(もちろんそうじゃない方もいっぱいいらっしゃると思います。かなり雑な議論をしている自覚はありますので、炎上させないでね笑)
当然今の世を作ってくれたのは高齢者の方々なので、高齢者の価値観、いわゆる昭和の価値観が至るところに反映されています。
これを現代の価値観の下で最適化するためには、現代を担う若者が動いて変えるしかないわけです。
でもこれがなかなか変わらない笑
(教育のあり方なんていつの時代から変わってないんだという話ですよ。)
物理学において、現状を変えまいと働く力のことを復元力といいますが、この復元力が強すぎます笑
梅村は、老害とは、過去の価値基準のままで生きている人達で、かつその価値基準を守ろうとしている人達だと思っています。
この老害が多いと、復元力が強くなり、いつまでたっても日本は変わらないんだろうなぁと思っています。
甲子園の話に戻します。
甲子園って、正に昭和の価値基準で判断されたものが詰まりまくっています。
炎天下の中で中2,3日とかで野球をさせることは、現代の価値観では虐待にあたるなんじゃないかと思ったりするわけです。
甲子園が復元力にさからって、そのあり方を変えるのはいつになるのでしょうか。
高校野球の象徴だったPL学園の野球部が暴力沙汰が明るみになり、2017年に休部になりました。
このように、旧態依然とした体制が変わる兆しが見えてきてはいますが果たしてどうなっていくんでしょうか。
と、無責任に問題提起だけして今月は終わりますね!笑
以上です!
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