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【高校受験】神奈川県の公立高校の入試制度を解説!選抜方法や配点!

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大学受験予備校・個別指導塾の「武田塾 溝ノ口校」です。

今回は、神奈川県の公立高校の入試制度について紹介します。

神奈川県の公立高校の入試制度

神奈川県の公立高校の入試制度

神奈川県の公立高校の入試の時期は?

神奈川県の公立高校の入試の時期は、2月中旬の1回のみです。

ただし、合否判定自体は第1次選考第2次選考の2回の判定があります。

 

第1次選考と第2次選考の違いは?

第1次選考と第2次選考の違いは、

ずばり合否判定に使用する資料が違います。

 

第1次選考では、調査書の内申点・学力検査・面接が判定に使用されます。

第2次選考では、学力検査と面接だけが判定に使用されます。

※いずれの場合も、高校によっては上記に加えて「特色検査」も実施されます。

面接は、個人面接、特色検査は、実技検査及び自己表現検査又はそのいずれかが実施されます。

 

つまり、第2次選考は「調査書の点数が悪くても入試当日に頑張れば逆転を狙える」ということです。

ただし、第2次選考は、全体の募集人数の10%しか合格枠がありません。

つまり、入試当日に超超超良い点数をとらなければ、第2次選考で逆転合格とはなりにくいということです。

 

調査書とは?

調査書って何?と思う方が多いかと思いますが簡単に言えば”中学校での成績(9教科)”をまとめたものだと思って間違いありません。

開封厳禁!と言われるのは”データの改ざん”をできなくするためです。保護者の方が誤って開封してしまうと再発行しなければなりませんので注意が必要です!

 

神奈川県の公立高校の入試では、中学2年生・中学3年生の成績が内申点に反映されます!(ただし、中学3年生の成績は基本的に2倍で計算されます)

ですから2年生のうちから学校での成績を意識しておきましょう!

 

神奈川県の公立高校の内申点・学力検査・面接の配点は?

内申点の扱い

 A=(第2学年の9教科の評定の合計)+(第3学年の9教科の評定の合計)×2

 ※教科ごとの評定合計を一定の範囲(3教科まで、各2倍以内)で重点化する場合があります。

 ・Aを100点満点に換算した数値を(a)とします。

 

学力検査の結果の扱い

 B=学力検査(3から5教科)の各教科の得点合計

 ※教科ごとの得点を一定の範囲(2教科まで、各2倍以内)で重点化する場合があります。

 ・Bを100点満点に換算した数値を(b)とします。

 

面接の結果の扱い

 C=観点ごとの得点合計

 ・Cを100点満点に換算した数値を(c)とします。

 

特色検査の結果の扱い

 D=観点ごとの得点合計

 ・Dを100点満点に換算した数値を(d)とします。

 

第1次選考…次の数値S1により募集人員の90%まで選考します。

合計数値S1の算出式

 S1=(a)×f+(b)×g+(c)×h (f、g、hは合計が10となるそれぞれ2以上の整数とし、各学校が定めます。)

 ※特色検査を実施した場合は、S1’=(a)×f+(b)×g+(c)×h+(d)×i (iは1以上5以下の整数)

 

第2次選考…「第1次選考」及び「資料の整わない者の選考」において合格となっていない者の中から次の数値S2により募集人員まで選考します。

合計数値S2の算出式

 S2=(b)×g'+(c)×h' (g'、h'は合計が10となるそれぞれ2以上の整数とし、各学校が定めます。)

 ※特色検査を実施した場合は、S2’=(b)×g'+(c)×h'+(d)×i' (i' は1以上5以下の整数)

 

内申点・学力検査・面接の配点は、学校ごとに変わります。

受験する高校の配点をしっかりと確認しておきましょう!

 

高校入試対策~勉強法~

過去問の目標点は合格者の平均点を参考にする

過去問を解くときの目標点の1つは、「合格者の平均点」です。

令和2年度公立高校共通選抜の学力検査の合格者平均点は、5教科の合計点でみると昨年度の263点から288.3点に上昇しました。

 

とくに過去2年間難問が続いていた社会は平均点が大幅にアップ。

国語・数学も難易度が下がり、平均点が5~10点ほど上がっています。

英語の平均点はほぼ横ばい、理科は昨年の易化の反動か、平均点が下がっています。

このように、平均点は毎年上がったり下がったりと変動がありますので、現時点では目標点に届かなくても焦らず、入試本番までに解けるようにしておくことが大切です!

 

難関校合格者平均点は県全体より高い

ただし、学力向上進学重点校(エントリー)校など難関校の合格者の点数に注目した場合、県全体の合格者平均点よりも高い平均点となっています。

とくに湘南高校や横浜翠嵐高校では、多くの合格者が8~9割以上得点しています。これらの高校をめざす場合には、過去問を解くときにも高得点を目標に取り組むことが必要です。

 

過去問は最低3年、できれば5年分取り組む

1.過去3~5年分は取り組む

問題形式に慣れるためにも、最低3年、できれば5年分は取り組みましょう。

余裕があれば、入試当日までに5年分×3回解くのが理想です。

出題傾向をしっかりとつかめますし、自分の弱点やニガテな部分も把握できます。

 

2.本番と同様に時間を計りながら解く

神奈川県の学力検査は1教科50分で行われます。

わからない問題に時間をかけすぎると、すべての問題を解き終わらないうちに時間切れということにもなりかねません。

一定時間考えてもわからない問題は印をつけたうえで後回しにし、頭を切り替えて次の問題に移るなど、時間配分も練習しておきましょう。

 

3.途中式や作図なども消さずに残す

計算問題の途中式や図形問題の作図の跡なども消さずに残しておきましょう。

どこで間違えたのかが見つけやすくなります。

また、配点の高い記述問題では部分点をもらえる可能性があります。

「わからない」とあきらめて白紙にするのではなく、わかるところまででも書くようにしておきましょう。

 

4.間違えた問題は必ず解き直す

過去問に取り組むときに、いちばん大切なのが解き直しです。

解答解説を読んで、どこをどう間違えたのかをしっかりと確認し、もう一度自力で解き直すことで力がついていきます。

一方で、入試本番では、前年度と傾向の異なる問題が出題される可能性もゼロではありません。

ぜひ、さまざまな問題に取り組んで、得点力をつけていきましょう。

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