関関同立の特徴を紹介！就活状況も併せて紹介しています！

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今回は関関同立について紹介しようと思います。

関関同立の特徴

関関同立とは

関関同立（かんかんどうりつ）は、近畿地方の4大難関私立大学を示す通称です。

以下の4大学の頭文字の組み合わせが「関関同立」になっています。

【関：かん】関西大学（大阪府）

【関：かん】関西学院大学（兵庫県）

【同：どう】同志社大学（京都府）

【立：りつ】立命館大学（京都府）

関関同立は関西圏内の大多数の受験生が併願する大学群です。

私立専願の受験生はさることながら、国公立志望者も「滑り止め校」として併願したりします。

関関同立の特徴

では、大学ごと詳しく見ていきましょう。

関西大学

関西大学は全てのキャンパスが大阪にあり、本キャンパスは大阪府吹田市にある千里山キャンパスです。

大阪府内の学生に圧倒的に人気が高く、大阪の人が多いため関関同立の中でも皆さんが想像する「関西の大学」というイメージに一番近い大学です。

学生の特徴としては、体育会系の学生が多く、元気がよくノリの良い学生が多いです。
また、大学周辺には学生に人気のご飯屋が多く、学生の街という雰囲気です。

関東で言えば、早稲田大学に近いイメージです。

関西学院大学

兵庫県西宮市にあるため、兵庫県の学生から高い人気を誇ります。
キャンパスについては、立地は山の上にあるため多少アクセスが悪い一方で、外観はキリスト系の西洋建築と広がる芝が印象的なオシャレなものになっています。

とても綺麗ですので、是非自分でも調べて見てみてください。

学生の特徴としては、提携している高校が非常にお金持ちな高校が多いため、大学内の学生も品のあるオシャレな学生が多いです。

関東で言う青山学院大学のイメージに近いです。

また少し偏見もありますし、男子にしか得のない話ですが、ダントツでかわいい子が多いです。

同志社大学

京都にキャンパスを持つため、京都府内の学生から高い人気を誇ります。

キャンパスは京都の今出川と京田辺の２つあります。

今出川キャンパスが文系の学生向けのキャンパス、京田辺キャンパスがが理系の学生向けのキャンパスとなっています。

今出川キャンパスは京都御所前にあり、非常に厳かな雰囲気です。

一方、京田辺キャンパスは大学に特化した地域にキャンパスを構えており、キャンパスの周りは学生向けのお店などはなく閑散としています。

もともと国公立志望の人が多いため、勉級熱心で真面目な生徒や優秀な生徒が多く、レベルが高いです。

新島襄の建学の精神へのこだわりが強く、独自の思想・哲学を持っている時流に流されることのない強い大学です。

関東で言う明治大学のイメージに近いです。

立命館大学

メインキャンパスは京都市北区に位置する衣笠キャンパスです。

この他にも、大阪府茨木市にあり、経済学部が入った新しいキャンパスである大阪いばらきキャンパス（OIC)や

滋賀県にある理系メインのキャンパスであるびわこ・くさつキャンパス(BKC)があります。

これまでの関西大学や関西学院大学、同志社大学のようにある特定地域からの学生が多いというよりは、提携校が全国に多いことなどを理由に

全国各地から学生が来ており、大学内の多様性が豊富であることが大きな特徴と言えます。

そのため、良い意味での変な人が多いです。

また、広報に力を入れており、入試形式が多様です。
そのため、穴場の入試を見つければ逆転合格が狙いやすい大学と言えます。
さらに就活の支援に力を入れており、就職の講座が豊富であることも特徴の1つです。

以上が関関同立の情報です。

関関同立のレベル

関関同立のレベルと他の私立大学を比較すると

早慶＞上理ICU＞GMARCH＝関関同立≧成成明國≧日東駒専

ぐらいの感覚を持って頂ければ構いません。

偏差値的には関東のGMARCHと同等のレベルですが、関関同立の中でも特に同志社大学は上智大学に近い位置にあると言えます。

ちなみに、関西地域に限定すると、関関同立が私大トップです。

関関同立の就活状況

ここでは、有名企業400社への就職率ランキングと、卒業生の平均年収、主な就職先から週勝ち状況を見ていきたいと思います。

関西大学

有名企業400社への就職率ランキング：49位（19.6％）

平均年収：467万円

関西大学の主な就職先

	就職先	過去1年間の就職者数	平均年収
1位	日本郵便	48	770万円
2位	みずほフィナンシャルグループ	45	990万円
3位	三井住友銀行	44	814万円
4位	池田泉州銀行	31	775万円
5位	近畿大阪銀行	29	520万円

関大は大阪にある大学ということで、大阪に本店がある池田泉州銀行と近畿大阪銀行の２つの地方銀行がランクインしました。

また、関大の卒業生は、ありとあらゆる企業に就職しています。

大手企業だけでなく中小企業やベンチャー企業など規模や業界の企業に就職しています。

そして、就職ではなく自分で会社を作って経営者になっている人も多いようです。

関大生に起業家が多い要因としては、関大には独自の企業資金支援制度があり、起業を支援する取り組みが行われていることがあげられます。

ですから、就職せずに自分の会社を作りたいという人は関大に進学することをおすすめします。

関西学院大学

有名企業400社への就職率ランキング：30位（26.2％）

平均年収：513万円

関西学院大学の主な就職先

	就職先	過去１年間の就職者数	平均年収
1位	三井住友銀行	85	814万円
2位	三菱UFJ銀行	46	773万円
3位	兵庫県教育委員会	39	694万円
4位	三井住友海上火災保険	35	740万円
5位	損害保険ジャパン⽇本興亜	34	554万円

関西学院大学の特徴としては、教育委員会が就職先として多いことですね。

これは、関関同立で唯一教育学部がある大学であることが要因となっています。

このように、大学独自の特色によって就職先も変わってきますね。

同志社大学

有名企業400社への就職率ランキング：16位（31.6％）

平均年収：522万円

同志社（文系）の就職先、上位５社

	就職先	過去１０年間の就職者数	平均年収
1位	三井住友銀行	475	814万円
2位	三菱UFJ銀行	436	773万円
3位	京都銀行	407	660万円
4位	国家公務員（一般職）	371	686万円
5位	日本生命保険相互会社	370	652万円

同志社（理系）の就職先、上位５社

	就職先	過去１０年間の就職者数	平均年収
1位	パナソニック	168	760万円
2位	日立製作所	107	894万円
3位	ダイキン工業	100	741万円
4位	三菱電機	95	817万円
5位	トヨタ自動車	81	851万円

上記のように同志社大学の主な就職先としては、大手優良企業ばかりが並んでいます。

これは、関関立と比べても群を抜いた就職実績ですね。

やはり、西日本で一番偏差値が高い私立大学というブランド力が同志社生の就職にも表れています。

立命館大学

有名企業400社への就職率ランキング：35位（23.9％）

平均年収：466万円

立命館大学の主な就職先

	就職先	過去1年間の就職者数	平均年収
１位	京都銀行	46人	660万円
２位	パナソニック	43人	760万円
３位	三井住友銀行	32人	814万円
４位	みずほファイナンシャルグループ	32人	990万円
５位	三菱UFJ銀行	24人	773万円

以上が関関同立の就活状況となります。

データを見る限り、やはり、就職や偏差値、知名度など総合的な面では同志社が他の大学よりも優位と言えるでしょう。

しかし、就職面でその同志社に引けを取らない実績を持っている関学が受験生にとっては超コスパの良い大学と言えますね。

最後に…

いかがだったでしょうか。

今回は本当に関関同立の簡単な紹介のみになってしましましたが、関関同立について全然知らなかったという方たちにとっては少しでも興味の湧くものになったでしょうか。

各大学の受験科目などより具体的な内容はまた後日改めて紹介しようと思います。

それでは。

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— 武田塾　溝ノ口校 (@tkd_mizonokuchi) September 11, 2020