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【講師紹介⑭】現役で東京医科歯科大学医学部に合格した講師の勉強法

武蔵溝ノ口駅・溝の口駅より徒歩3分

大学験予備校・個別指導塾の武田塾 溝ノ口校です。

今回は溝ノ口校の講師紹介です!

現役で東京医科歯科大学に合格した田中先生です!

溝ノ口校 初の医学部講師です!

塾や予備校に通わず合格した田中先生の受験期の勉強法をお話ししてくれます!

それではどうぞ!

現役で東京医科歯科大学 医学部に合格した講師の各科目の勉強方法

現役で東京医科歯科大学 医学部に合格した講師の各科目の勉強方法

東京医科歯科大学の一年生の田中です。

 

今回のブログでは医学部受験に当たって自分が経験したことを中心に書いていこうと思います。

昨年 話題になった医学部女子差別問題により医学部の男女比が大きく注目されました。

東京医科歯科大学では医学科の3割が女子です。

今年の医学部入試では昨年の入試で不正が疑われた大学に大きな改善が見られ、差別のない環境が徐々に作られていくでしょう。

 

重たい話はこの辺で置いておいて、次に各教科ごとの医学部に対応する勉強です。

自分が受験した大学がメインになりますが、多くの大学に当てはまることも多いと思います。

今回は英語と数学と化学と物理の勉強方法を紹介します。

現役で東京医科歯科大学 医学部に合格した講師の各科目の勉強方法

英語の勉強法

まずは単語からお話しします。

医学部はだいたい旧帝大入学以上の学力を必要するところが多いです。

ですので単語もそれ以上のものが必要になってきます。

まずはすべての基礎となる単語帳、例えばシス単・ DUOなどです。

まずはこれらの単語帳を完璧に覚えましょう。

と言ってもどう覚えればいいかわからない人が多いと思いますので、覚え方を紹介したいと思います。

 

私を含め、人間は一回見たものは忘れます

東大や医学部に入る人は暗記力がスゴイとか思っている人も多いと思いますが、実際にはそんなことはありません。

ただ決定的に違うのは、努力の仕方だと思います。

では単語を覚えるのにどのくらい努力すればいいかというと、だいたい、同じ単語を一週間に一回みるペースで10回ぐらいです。

つまり同じ単語帳を10周するということです。

これは個人的な経験則ですが、だいたいどの単語帳もこのぐらいで覚えられました。

ここで重要になってくるのは、単語を見る回数とみるペースです。

遅すぎると前回覚えかけていた内容が復習期間があくことによって、すべて抜けて落ちてしまい、また1からやり直しになってしまいます。

そのため単語を暗記するときにはペースにも気を配りましょう。

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次にこの要領で難しい単語を含んだ単語帳、熟語などをやりましょう。

ここまで覚えればセンター試験レベルでは、わからない単語は出てこないでしょう。

医学部では医系単語が文章中に出てくるときがあります。

だから医系単語も覚えるべきか悩んでいる人も多いと思います。

実際のところ、私は医系単語帳はやりませんでした。

なぜなら医系単語はだいたいの場合、注釈で意味が書いてあるからです。

(もちろん、ないこともあります。)

また今年の東京医科歯科大学の英語の問題のように、そもそも医学関連の長文でないこともあります。

確かに医系単語を覚えれば将来役に立つことがあるかもしれません。

しかし受験生にとって一番大事なことはまず大学に入ることです。

そういうことも考えてかつ、私は他の教科で忙しかったこともあり、それらの単語をやるくらいなら他教科をやればいいと思ったのでやりませんでした。

 

英語で最も重要なのは長文読解になります。

この範囲は単語と違ってすぐにできるようになりません。

長文が読めるようになるには大部分が英語に対する慣れです。

実際に自分は毎日欠かさずに英語長文に取り組んでいました。

ただ長文読解をするときに注意してほしいことがあります。

それは間違えた問題に対して、執着しすぎないことです。

ここでもっとも重要なのは慣れることです。

問題が完璧に解けることではありません。

他の教科もやらなければいけないと思うので、効率よく勉強を進めてください。

 

追加してアドバイスがあります。

それは長文中に出てきたわからなっかった単語を、読解中に印をつけて、問題の解説を読んだ後にでもそれらの単語を自分専用の単語ノートを作ってそこに書いていってほしいです。

そうすることで、自分がわからない単語を効率的に覚えることが出来ます。

長文がすらすら読めるようになるまで時間がかかりますが諦めずに頑張りましょう。

 

数学の勉強法

数学に苦手意識を持っている人は多いと思います。

なぜ出来ないかと言うと、ただ単に嫌いだから勉強していないだけだと思います。

特に文系の人に多いと思います。

そんな人でも一年あればセンター数学は満点をとれるようになります。

嘘じゃないです。本当に言っています。

「どうせ出来るようにならないから」と言って最初からあきらめていたら、絶対に出来るようになりません。

数学の勉強方法がわからないという方向けに、今からアドバイスしたいと思います。

 

自分が考える数学の勉強には3つの段階があります。

◆数学の勉強 3段階◆

1つ目はまずは場面ごとの状況に適した公式を正しく使いこなせるようになる事です。

まずは暗記してください。

公式を覚えて使えないとどうしようもありません。

 

2つ目は問題のパターンを頭に入れていくことです。

暗記しろと言う意味ではありません。

自分で問題を解きながら問題の成り立ちを掴んでいくと言う事です。

この段階で出来るだけ多くの問題を触れておけば、入試本番で類題が出たとき解ける可能性が上がります。

たとえば「xy平面上のある領域Dに含まれるx、yでx+2yの最大値を求めよ」という問題のとき、まずどうすればいいかというと、x+2y=kと置き、それをy=の式になおしてグラフの配置を考えます。

この問題は文系数学の典型問題ですが、初見の人には難しい問題でしょう。

こういう問題のパターンというものを第二段階でつかんでいってほしいです。

 

第三段階は第二段階で身につけたパターンというものを駆使して、実際の入試問題、または難問にチャレンジしていくことです。

問題が難しくなっていくにつれて、パターンの読み取りは難しくなっていき、使うパターンの数も増えていきます。

ですがそこで今まで覚えて知識を使って取り組んでいってほしいです。

このぐらいまで進んでくれば、だんだん数学の問題を解くのが楽しくなってくると思います。

勉強を始めたばかりのときには計算問題ばかりでつまらないと思いますが、だんだん楽しくなっていくので辛抱強く勉強をこなしてみてください!

 

化学の勉強方法

化学の勉強の根幹にあることとして、私は暗記だと思います。

勉強は基本は暗記だと言うことは、上でも説明したと思います。

しかし化学は意外に思えるかもしれませんが、社会科目と同じくらい暗記が重要になります。

それでは理論化学、有機化学、無機化学について勉強方法を書いていきます。

 

◆理論化学◆

まず理論化学の勉強です。

まずは酸化還元の半反応式、平衡定数の式の立て方、気体の状態方程式やボイル・シャルルの式などを、覚えてください。

その後に問題演習を行ってください。

問題演習のときに注意したいのは、自分がなぜ間違えたかを、理解することです。

単なる計算ミスなのか、そもそも問題文を読み間違えたのか、進め方が全く分からなかったのか。

特に化学では有効数字を気にして計算しなくてはいけないので、大変かもしれません。

また問題集に良くあることなのですが、有効数字2桁で答えなさいと問題文にあるのに、途中計算を有効数字3桁で計算しないで、2桁で計算している解答が載っている場合があります。

実際にやるときは、この場合はしっかり3桁で途中計算をして下さい。

 

◆無機化学◆

つぎに無機化学です。

無機化学はただの暗記です。

知っているか知らないかで問題を解けるかに関わってきます。

ただ講義系参考書に載っていることを全て覚えただけでは完璧ではありません。

問題集をしっかり解いてください。

参考書に載ってなくて問題集の問題に載っている情報はたくさんあります。

 

◆有機化学◆

最後に有機化学の勉強です。

脂肪族、芳香族化合物の生成方法などをまずは覚えましょう。

とくに芳香族では、ネットや参考書などに反応経路の図があります。

丸暗記しましょう。

これらは問題でよく出てくる物質です。

反応経路を覚えていれば、すらすら解けます。

天然、合成高分子化合物も無機化学と同様に暗記が重要です。

しっかり覚えましょう。

有機化学の構造決定問題では、まずC、H、O、Nの比率などがおそらく計算すればまず最初に出だせます。

そのあとには私がやっていた方法ですが、物質の変化を化学式と矢印を用いて、問題用紙の余白に書いていくと分かりやすいと思います。

繰り返しやることで問題傾向になれて徐々に解けるようになるので、根気強くやりましょう。

 

物理の勉強方法

まず根幹にある3つの公式お覚えてください。

ちなみにエッセンスと同じです。

          V=V‘+at

         x=V‘t+1/2at^2

    V^2-V‘^2=2ax           

(xは距離、Vは変化後の速度、V‘は初速、aは加速度、tは時間)

 

つぎに物理で大事なのは二つの法則です。

カッコ内がとても重要です。

・エネルギー保存則

(摩擦がないと成り立つ。ただし問題が難しくなると摩擦熱を考えて立式することもある)

 

・運動量保存則

(外部から力が働かないと成り立つ。衝突という単語が問題文にでたら絶対に使うことになります。また鉛直方向の場合は重力が働くが衝突直前と直後では例外的に成り立つ)

 

どういう状況で使えるのかは問題を解くとき常に気にしてください。

これらを頭に入れておいて、物理のエッセンスで力の図示の仕方や、遠心力や慣性力についての理解をしていってください。

基本的な問題が解けるようになったら、難しい問題集に取り組んでいってください。

難しい問題はエネルギー保存則と運動量保存則を使って解くことがとても多いです。

2回目になりますが、それらが使える状況を常に気にしていてください。

本当は両方とも使わなくてはいけないのに、片方しか使えてないと、問題が解けないので注意してください。

 

 

最後に・・・

この記事を読んでもっと詳しい勉強法を聞きたいと思った方は是非、武田塾 溝ノ口校まで!

私も時間によっては同席可能です!

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