こんにちは!京都駅の予備校・塾といえば、武田塾京都駅前校です。
まだ5月とは思えないほど暑い日が続いていますね…(ノД`)・゜・。
この時期は水分・塩分補給を怠りがちです!熱中症には気を付けてください!
さて今回は、現代文や英語長文を勉強し始めた人なら誰でも一度は悩む、選択問題についての定番の質問についてお話ししていきます(^^)/
問題文を読んだ後に、①②のどちらの解き方をしたらいいですか? ①設問だけを読み、自分で答えを考えてから選択肢を見て、自分で考えた答えに近い選択肢を選ぶのか ②設問と同時に選択肢も見て、それを見ながら考えて選ぶのか |
現代文
選択問題の理想的な解き方は「選択肢を見る前に解答根拠を決めて、一発で解答を選ぶ」という方法です。
もちろんこれだけでは選びきれない問題もあり、そのような場合にはプラスで消去法などを使って解くこととなります。
これをふまえると①の解き方が当てはまるように思えますが、必ずしもそれが正解というわけではありません。
①②のどちらが良いかは、時間制限がありかなしかによって変わってきます。
基本的にこの時期の勉強であれば、時間制限なしの演習の場合が多いかと思います。この場合は絶対に①の方が良いです!
時間制限なしの演習の場合、基本的には読解力を身に着けることがその演習をする目的となります。
最初から選択肢を見てそれに頼って問題を解くことに慣れてしまうと、読解力が育ちにくいんです…。現代文は選択肢が難しいので、読解力を充分に養った上で選択肢を使って解いていく必要があります。ですが、読解力が十分に育っていないと本文の要旨をつかめないために、選択肢の内容に引っ張られ正しい答えを選べなくなる可能性が高くなります(ノД`)・゜・。また、選択問題に限らず、読解力が足りないと全ての問題に影響が出てきます。
読解力を育てるために、時間制限のない演習時に選択問題を解くときは下記の順序で解いてください。
(例)設問「傍線部はなぜか?」 (1)なぜか、という問いに対して自分なりの解答を用意する (2)用意した解答と選択肢を照らし合わせて、最も合う選択肢を選ぶ (3)複数の選択肢が残った場合は、消去法などを使って選択肢を絞る |
この方法は記述問題で解答を導く思考のプロセスと基本的には同じです。
ですが、記述問題の場合は「〇文字以内でまとめなさい」というような制限がつきますよね。つまり、記述の場合は選択問題の解き方にプラスで要約力なども求められます。読解力が十分に身に付いてきたら、自分のイメージした解答を短めの文章で端的にまとめる練習も同時にするのが良いでしょう。
時間制限ありの演習の場合、選択肢を見ずに問われている付近を読んで、解答のイメージをある程度作ってから選択肢を見て解答を導き出しましょう。具体的に根拠をまとめるのではなく、解答のイメージで大丈夫です。
これは①でもありますが、②にも当てはまります。
時間制限ありの演習は、本番と同じ状況で解く練習をすることが目的となります。時間が限られていると、選択肢を見る前に十分に根拠を考察するよりも、ある程度解答をイメージして選択肢の内容を参考に解く必要が出てきます。時間制限なしの演習のように充分に文章について考察する時間はありません。
そのため、時間制限ありの演習に取り組むのは、時間制限なしの演習で十分に読解力を高めてからが効果的です(^^)/読解力を充分に高めていれば、かなり正確な解答のイメージが作れるようになるはずです。
最終的には「選択肢を見る前に解答根拠を決めて、一発で解答を選ぶ」という理想の解き方ができれば素晴らしいですが、最初からこの方法にとらわれて充分な演習ができなくなっては元も子もありません。
自分の現状を踏まえて、今すべき解き方は①なのか、①+②なのかを判断しましょう。
英語長文
基本的には現代文と同じ解き方で問題ありません。
ただし英語長文の場合は、現代文のように本文も選択肢も難しいというよりも「その部分を読めばその答えになる」というような明確な解答根拠が文中にある場合も多いです。
現代文ほど読解力が必要になるわけではないので、現代文の練習をするうちに英語長文を解く力は身に付くでしょう。
「現代文の選択問題は解けるのに、英語長文になると解けない」という人は、読解力以外のところに問題があると考えてください。
単語・文法・構造解釈などの基礎が十分に備わっていない、もしくは自分のレベルにあわない長文を読もうとしていて全く読めない、等の問題が考えられます。
なぜ問題が解けないのか、一度立ち止まって現状を冷静に分析してみて下さい。
さいごに
いかがでしたか?選択問題を解く上での参考になりましたか(^^)?
当たり前のことですが、明日急に満点が取れるようにはなりません。何段も飛び越えて最終目標に近づこうとしても、なかなかうまくいきません。どんなステップを踏めばいいのかを見極めて、今すべき勉強法を進めていきましょう!
急がば回れ!一歩ずつ確実に目標に近づいていきましょう(^^)/
他にも勉強に関していろいろ聞いてみたい!という方はぜひ一度、武田塾京都駅前校にお越しください。無料受験相談で受験に関する様々な相談や入塾に関する質問についてお答えさせていただきます。この受験相談は予約制となっておりますので、事前にお電話、もしくは以下のリンクからお問い合わせください(^^)
京都には四条烏丸から徒歩5分の場所に武田塾京都校もあります。お立ち寄りやすい校舎へどうぞ。
京都駅の予備校、塾、個別指導といえば!
大学受験の逆転合格専門塾【武田塾京都駅前校】
〒600-8233
京都府京都市下京区不動堂町482番地 YMビル3F
(JR京都駅・近鉄京都駅、徒歩7分!)
TEL:075-353-5333(受付時間:日曜を除く13~22時)
京都駅の予備校、京都駅の個別指導といえば!
大学受験の逆転合格専門塾【武田塾京都駅前校】
〒600-8233
京都府京都市下京区不動堂町482番地 YMビル3F
(JR京都駅・近鉄京都駅、徒歩9分!)
TEL:075-353-5333