ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
京阪樟葉駅から徒歩3分、武田塾くずは校です。
はじめに!
今回のブログのテーマは「数学参考書の選び方!」です。
皆さんは普段どのような基準で参考書を選んでいますか?ただ有名な参考書だからという理由で中身も見ずに購入していませんか?
武田塾にはよく「数学の参考書の選び方を教えてください!」という質問がきます。もちろん、参考書のルートやおすすめの参考書はありますが、皆さんにはちゃんと自分でポイントがわかって選べるようにしてほしいので、今回は参考書選びのポイントを紹介していきます!これは現役東大生の方が実践していた方法です。受験生の先輩からのアドバイスをもとに自分に合った数学の参考書を選べるようになりましょう。
今回のブログの内容は武田塾の公式YouTubeチャンネルでも紹介されています。是非、こちらの動画もご覧ください!
数学参考書選びのポイント1:解説が詳しい!
まず参考書を選ぶときは解説をチェックしましょう。
選んではいけない解説の参考書
解説を見たときに、式だけしか載っていなかったり、補足説明がなく解答がそのまま書いているだけであれば、その参考書は選ばないようにしましょう。なぜなら、これらの解説を読んでもわからない問題がわかるようにならないからです。解説を読んでいて「なんでこの考え方をするのか」、「なんでこの公式を使うのか」というような疑問がいちいち出てくる解説だと理解に繋がりません。
このような解説の参考書を使っていると、実際に問題を解いていてもつまずいてしまったり、解説が理解できない結果、答えを機械的に覚えることに繋がってしまいます。書かれていることをそのままなぞってやるだけになり、自分で考える練習になりません。有名な参考書・無名な参考書に関わらず、必ず書店や塾においてある現物を手に取って解説を確認するようにしましょう。
解説の見るポイント!
ここからはどのような解説の参考書を選ぶべきかを紹介していきます。
ポイントは以下の3点です!
・色分けが多くて見やすい。
・段落が分かれていて見やすい。
・考え方と式が分かれていてわかりやすい
これらが揃っている参考書はすごく丁寧で使いやすいことが多いです。色や段落が分かれていると、視覚的も判断しやすくて勉強がはかどります。
また、解説が自分のレベルにあっているかどうかも注意してみておきましょう。
例えば、解説を読んだときに「どうしてその公式を使うのか」とよく悩む人は解法の1段階前の補足がされている参考書を選ぶようにしましょう。そのような参考書を選ぶことで「この公式を使うということはわかったけれど、次からどうやって解けばいいのか」という風に悩むことが少なくなり、自分で問題が解けるようになっていきます。
参考書は模試や過去問、そして最終的には初見の入試問題を解けるようにするために活用するものです。そのゴールに繋がるような解き方の方針を学べる参考書を選ぶようにしましょう!
数学参考書選びのポイント2:計画通りに終わらせられるのか?
大学受験の数学の参考書には分厚いものも多くありますが、それらはあまりお勧めできません。
なぜ分厚い参考書がお勧めできないのか?
東大の他にも難関大学を目指す人が使っているイメージの参考書に『チャート式 基礎からの数学Ⅰ+A』や『Focus Gold 4th Edition 数学Ⅰ+A』がありますが、これらの参考書は結局は本棚の肥やしになりがちです。参考書を進めるときに多くの人は「○○の分野は1月までにやる」、「○○の分野は5月までにやる」という風にスケジュールを決めてやっていきたいと思います。
そうしたときに参考書が分厚すぎるといつ終わるのかとなってしまいます。多すぎて先が見えず、全部やり終えるのにかなりの気力が必要になります。また、参考書は全部終わらせることが前提で、全部やってやっと全ての分野に触れられるようになっています。なので、途中で挫折してしまうと触れていない分野ができてしまいます。
はじめは薄めの参考書からはじめよう!
受験生の皆さんには、薄めの参考書から始めることをおすすめします!
まずは、薄めの参考書をスケジュール通りに1周終わらせてすべての分野に触れるようにしましょう。そして、志望校のレベルや自分の苦手な部分を補強するために足りない部分がある場合は難しめの参考書を追加していきましょう!
問題数から入試までに終わるのか逆算しよう!
書店で参考書を買うときは分厚さだけではなく、問題の数も確認するようにしましょう。
例えば『チャート式 基礎からの数学Ⅰ+A(Ⅱ+B)』場合、約300問の問題が掲載されています。今の時点からこの参考書を始めようと思っている人は1日に何問解いて、いつまでに終わらせるのかを見積もってみてください。そうすると、高校3年生の今から「青チャート」をやるとなると、絶対に終わらないことが分かると思います。
もし、参考書はギリギリ終えられたとしても、共通テスト対策や過去問をする間もなく入試を迎えてしまい、入試問題形式の対策不足で点数を取ることは難しくなります。さらに、参考書は1周しただけでは身につきません。
書店や塾にある実物の中身を見比べてみて、2~3周する計画を前提に参考書は選ぶようにしましょう。
今回のまとめ
今回は「数学参考書の選び方!」をテーマに、数学の参考書を選ぶときにどのようなところに気をつければいいのかを紹介してきました。
数学の参考書を選ぶ際のポイントは以下の2つです!
・自分で理解できるぐらい解説が詳しいものを選ぶ。
・計画通りに終わらせられる分量のものを選ぶ。
数学の参考書選びは解説が丁寧だと理解しやすく、後の過去問演習にも役立つ知識が得られます。受験学年の人で今から分厚い参考書を始めようとしている人は一度考え直して、薄い参考書で全分野を網羅することを意識してみてください。
また、参考書は1回通したら終わりではなく、計画性をもって周回を重ねることで完璧に身につきます。ここまでお話してきたことを参考に自分に合うベストな参考書の購入を検討してください!
また、武田塾くずは校では無料受験相談を受け付けています。数学の参考書選びの他にも受験について不安や質問がある受験生は1人で悩まずに是非武田塾くずは校の無料受験相談に来てください!
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