【謹賀新年】本番まであとわずか!赤本の正しい活用法!
こんにちは!武田塾くずは校、校舎長の高辻です。
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いいたします。
さて、入試本番が近づいてきました。
共通テストまであと2週間少し、関関同立の一般入試はちょうど後1か月。
国公立2次試験まではあと2か月弱となりました。
受験生の大半は、志望校合格に向けて、過去問演習(赤本)を進めていることでしょう。
ところでみなさんは、過去問を解く目的を理解して演習していますか?
「周りがやりだしたからなんとなくやっている」
「1か月前だから漠然と解いている」
ということにはなっていないでしょうか?
つまり、過去問演習が「作業」になっていないでしょうか?
そこで今回は、「赤本の正しい活用法」をお話していこうと思います。
受験生の皆さんだけでなく、高校1・2年生の皆さんにも役立ててくださいね。
過去問を使う目的とタイミング
過去問を使うタイミングは複数回あります。
ですが、使う目的はそれぞれ違います。
では、どう違うのかお話していきますね。
①受験勉強を始めたとき・基礎固めが終わったとき
目的は、「情報収集」です。
赤本から、受験科目や制限時間などの情報を入手しましょう。
基礎が終わっていれば、現段階で確保できる問題のラインが分かってきます。
注意しなくてはいけないのは、この段階で問題を解かないこと!
まだ解く段階ではないので、モチベーションを上げるくらいでとどめましょう。
②ある程度実力が付いた時・志望校レベルが終わったとき
目的は、「力の程度を測る・先に進むかの判断材料」です。
「今の時点でとれる点数」と、「目標点での差」、
そして「何をしたら目標点を取れるか」を判定する段階です。
目標点に達していない場合、「参考書の復習で何とかなるか?」を考えましょう。
参考書の追加が必要な場合は、「何を追加するか?」と「優先度」が重要です。
また、「何を捨てるか?」も考えてください。
受験合格で満点を狙う必要はありません。
「なにから取れるようにしていくか?」
「何が間に合わなくても仕方がないか?」
にこだわりましょう。
③過去問に挑む力が付いたとき
目的は、「志望校対策の内容決定」です。
大学の入試問題には、様々な問題形式があります。
例えば英語だと、四択文法問題・会話穴埋め問題・並び替え・長文etc...
得意・不得意は人それぞれですし、大学によって傾向もまばらです。
なので、過去問でそれを分析していきます。
④志望校対策・分野別対策が終わったとき
目的は、ズバリ「合格点を取ること」です。
合格点が取れたら、「常に合格点を取り続けられるか」を確認し、点数を安定させましょう。
合格点が取れなかった場合は、いくつか対策があります。
本番のプレッシャーに勝ちたいなら、「模試で慣れる」「短めの時間で演習」をしましょう。
また、パニックにならないよう、「やること」と「順番」を決めておきましょう。
そして、合格点が取れる取れないにかかわらず、
「取れなかった」と「解かなかった」が間違えた問題の中にどれだけあるかを分析してくださいね。
過去問で合格点を取る意味
過去問の段階で、合格点を取っている人は合格者の倍はいると思ってください。
ということは、合格点が取れていても、受かる可能性はそんなに高くなく、
ギリギリのせめぎあいであることを認識しましょう。
「過去問で合格点を取れる」=「受かる」ではなく、
「過去問で合格点が取れる」=「受かりやすいところまできた」
ということです。
できるだけ本番を想定して対策し、
「本番でイケるのか?」を考えて赤本を使い倒してくださいね!
前回ブログ
非受験生(高校1・2年生)必見!英語って何をどれくらい勉強すればいいの!?
次回ブログ
~武田塾 くずは校のその他のブログ記事~
お問い合わせはこちらから!
武田塾くずは校では無料受験相談を行っています。
「勉強のやり方がわからない……」
「どの参考書を使えばいいのかわからない……」
「授業を受けても意味ない気がする……」
受験に関するあらゆる悩みに、無料で個別アドバイスをさせていただきます!
〒573-1106
大阪府枚方市町楠葉1丁目5-1
婦喜屋ビル 3階
〒611-0021
京都府宇治市宇治若森31-5
宇治タイセイビル 1階
〒573-0032
大阪府枚方市岡東町14-44
雲川ビル 4階
〒572-0042
大阪府寝屋川市東大利町14‐6
丸喜ビル 3F
〒570-0026
大阪府守口市松月町2-19
松月ビル 3階