最近だと、大学入試で英検を利用する受験生が増えてきているのは、皆さん知っての通りですね。
こういった受験生や高校一、二年生のために、この記事では、
実際に高校二年生の時に英検準一級を取得した私が
英検準一級に合格するまでに必要な学習を時系列で説明していきます。
なお、既に英検２級に合格しているか、
それと同等のレベル（模試だと英語の偏差値が60－70程）を前提としたいと思います。
もしまだそのレベルまで到達していない人は過去の記事を参考して勉強に取り組んでみるか、
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英検準１級の合格ロードマップ
1次試験6か月前：語彙対策スタート
まずは一次試験のリーディングセッションの大部分を占める
（41問のうち25問！！）語彙の対策から始めましょう。
英検と言ったらまず単語！と言われるように、英検では単語が最重要です。
試験6か月前やそれよりも早い時期から単語の勉強は始めてしまうのが得策でしょう。
おススメの対策本
おすすめの単語帳は
・パス単準一級
・出る順で最短攻略！英検準一級EX などです。
また、スマホアプリですが、「英検準一級でた単」も効率的に単語を暗記していけるのでおすすめです。
単語は、試験前までコツコツ進めていきましょう。
1次試験4～5か月前：リスニング・ライティングも始めよう
単語をある程度おぼえてきたな、と思え始めたくらいで、
リスニング・ライティングな対策を始めましょう。
単語の勉強と比べると軽視されがちですが、
平均7割の得点率が必要な準一級では、この二つになめてかかるとあっさり不合格になってしまいます。
リスニング
リスニングは、教材は何でもよいので、毎日できるだけスクリプトを確認しつつ聞いてみて、
耳を鳴らすところから始めましょう。
準一級では読まれる文章の量も増えるので、毎日たくさん聞いて、
リスニングにおける体力をつけていきましょう。
シャドーイングまでできると理想ですが、ここではまだやらなくても大丈夫です。
ライティング
ライティングは、まず専用の参考書を使っていくのがいいでしょう。おすすめは
最短合格！英検準一級英作文問題完全制覇
です
初めのうちは、コンテンツブロック（パラグラフ単位の英文）と、
実践問題を書き写してみたり、音読してみたりでもいいので、
基本的なフレーズや書き方、考え方などを吸収していきましょう。
この参考書は音声もついていますので、シャドーイングもできるうえ、
リスニングの対策もできますし、通勤・通学中も聴くこともできます。
ライティング対策は二次試験のスピーキング対策にもなりますので、かなり重要と言えるでしょう。
1次試験2～3か月前：過去問に挑戦してみよう
単語をある程度覚え、ライティングの書き方もなんとなくわかってきたら、過去問に挑戦してみよう。
過去問を解いたら、その結果に一喜一憂するのではなく、
「解いてみてどこが自分にとっての課題だったのか」考えてみよう。
例えば、語彙の分野で、単語はほとんど正解しているが
大門2の穴埋めを落としているから、長文読解を中心に、
これからは対策していこうといったような感じで、
弱点を洗い出し、そこを中心に対策していくとよいでしょう。
1次試験1か月前：毎日英作文、毎週過去問
本番1か月前から、時間をしっかり測りながら、問題演習をしていきましょう。
セッションごとに時間配分を設定してから演習していくと、本番にあまり焦らずに済みます。
英作文は、だれかに添削してもらうのがベストですが、
最近ではAIに添削をしてもらうこともできるので、独学でもなんとかなります。
2次試験3週間前：スピーキング対策スタート
スピーキングは、ライティングと少し似ていますが、
ライティングより即興性が求められるので、いままで話したことがない人が
独学で対策するには難しい分野です。
私も、ほとんど準一級を受けるまで英語を話したことがなかったので、
当時は二次試験前にweblio英会話でネイティブの先生と練習しました。
参考書は、ライティングでも使った
「最短合格！英検準一級英作文問題完全制覇」
でもある程度は対策できますが、
スピーキングの参考書としては、
英検準一級 面接大特訓
を私は使用していました。
とにかく何度も練習して、形式慣れすることが準一級の二次試験では大切です。
まとめ
持っているだけで試験免除の最強の資格が英検準１級！
英検準一級は、受験においては推薦や一般入試でも非常に役立つ資格です。
早い時期から対策を始めて、他の受験生と差をつけよう！
英語が苦手で準１級よりも前の級の対策を考えている人
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ここまでの対策はあくまで「すでに２級を取得しているか、英語の偏差値が高い人」を前提として作成しました。
高校１・２年生や、３年生だけれどまだ２級が取れるレベルまで学力が届いていない人は
「日大レベルの英語ルート」を完成させましょう！
こちらの動画を参考にして、単語→文法→構文→読解
と順序良く英語の必要スキルを基本レベルから完成させてみてください！
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