漢文をそろそろ今の時期に始めないといけないと思ったけど何から始めていいかわからない人もいると思うのでダイジェストで話をしていこうと思います。
漢文を始める際のポイント
- 句法を覚えよう
- 漢字を覚えよう
- 音読して語句の順番を掴もう
まず1つ目句法についてはオススメの参考書があります。
『漢文早覚え速答法』という教材があります。
句法とは何かと言うと、漢文の文法みたいなものです。
覚えないと漢文は読めません。
清水先生は『漢文早覚え速答法』をやらずに過去問だけで乗り切ったそうです。
結構力技ですね。
清水先生の場合、学校の授業で基本的な句法は覚えて過去問の演習で身につけていたそうです。
いがよみ
『漢文早覚え速答法』には“いがよみ”というテクニックがあります。
漢文は漢字以外の書いていない部分を補って読まなければならない
漢字以外の読みを略して“いがよみ”というのがあります。
『漢文早覚え速答法』にはよく出る10パターンの句法というのがまとめられています。
10パターンの句法を覚えて、正しい順番・意味・訳し方をおさえます。
ある程度句法で困ることは無くなります。
“いがよみ”漢文句法の10パターンをまずちゃんと覚えないと始まりません。
2つ目漢字について
ですが、こちらもまた『漢文早覚え速答法』が使えます。
“これだけ漢字92”というのがあります。
共通テストやセンター試験とかは漢字に線が引いてあって「その意味はどれでしょう?」とあったりします。
もちろん状況から考えてある程度推測しないといけない問題もありますが、コレを知っていれば1発で解けるというのもあります。
“これだけ漢字92”は予め出そうな漢字を収録!
実際メッチャ出ます!!
これは知ってるか知ってないかでかなり差がつきます。
学校の授業でもちろん漢文の教科書やりながらこれ大事だよと教えてくれるんですが、漢文の覚えないといけない漢字集とかは学校で配られたりはしないじゃないですか。
“これだけ漢字92”は貴重な漢字集なので絶対に覚えて欲しいなと思います。
読み方の順番を押さえよう
センター試験では順番を問う問題が多いです。
白文だけ出されていて、自分で読む順番を考える問題が全受験生を苦しませていると思います。
実は『漢文早覚え速答法』には穴があってその穴が何かと言うと、この順番になります。
出てくる“いがよみ”10パターンにはまればイケます。
でもはまらないことがあって、その時に『漢文早覚え速答法』使えないじゃん!と思うことがあるかもしれません。
“いがよみ”10パターンにはまらない場合は漢文を音読することです。
漢文は英語と順番が似ていて、主語+動詞+目的語+補語と漢文を読むための順番があります。
そういう順番をきっちり理解しておけば正しく読めます。
『漢文ステップアップノート10』などに詳しく書かれています。
なので『ステップアップノート10』や『漢文早覚え速答法』に出てくる文章の音読とかをきっちりやることで、漢字の読み方や順番を押さえることができます。
この3つを最低限しっかり守ってもらえれば、皆さんの漢文の点数は上がるんじゃないかなと思います。
落とし込むというプロセスで音読というのがかなり有効です。
めちゃくちゃコスパのいい科目なので正しくやってくれれば、まず伸びます。
今回のまとめ
漢文攻略法は『漢文早覚え速答法』で句法と漢字を覚えて文章を音読して読む順番を掴む!『ステップアップノート10』でも読む順番を学べる!