今回はこんなお悩みから。
「カタカナが苦手な気がするから世界史から日本史にしようと思っているんだけれど、日本史は日本史で難しいのでしょうか?」
この質問の答えは「ぶっちゃけ大差ありません」です。
それぞれに選ぶメリット・デメリットがあります。
今回は、世界史から日本史に乗り換えるときのメリットをご紹介しましょう。
1つの国の話なので大きな流れは掴みやすい
世界史だと、文字通り世界の歴史を追っていくので、内容が世界のあちこちに飛んでしまうせいでかなりやりにくいところがあります。
周辺知識として世界地理なども必要になってくることがあるため、かなり広範囲な知識が必要になってくる部分はあります。
その点、日本史だと日本の歴史だけを追えばいいので、大きな流れはかなり掴みやすいでしょう。
誰が政権を取っているのか、どんな事件が起こっているのか、なども日本のなかだけでの話なのでかなり掴みやすいと思います。
漢字のため親しみは持てる!
世界史が苦手になる理由の1つに、今回の質問者さんのような「カタカナが苦手」があると思います。
世界史の場合、それは避けては通れません。
カタカナだと名前の字面などもかなりややこしいので、カタカナが苦手な人にとってはかなりの鬼門になるでしょう。
その点、日本史であれば、字面はかなりなじみのあるものになるので覚えやすくなるとは思います。
反面、漢字がややこしい場合などもあるのでその点は注意が必要です。
このように、世界史が苦手だと感じた場合に、日本史に乗り換えるメリットは確かにありますが、結局のところ難易度で大きな差が出るか、と言われればそういう話ではありません。
もしカタカナが苦手なだけだったら、発音しながら覚えるというのも1つです。
発音が一緒だと、字面が似ていてもかなり覚えやすくなるので、苦手意識も変わってくるかもしれません。
結論、参考書などを見比べてみて、興味が持てそうな方をやるのが正解なのです。
どちらも暗記なので、やはり最初には暗記が大変、と言うのは変わりません。
そこは一度堪えてコツコツやってみるのがいいでしょう。
最悪なのは、どちらにも中途半端に手を出してやりきらないことです。
少しだけかじってみて見極めるのはいいと思いますが、やると決めたらそれをしっかりこなすことが大切になります。
自分に合った方法で、きっちりとこなせば結果は必ずついてきますので、焦らず着実に勉強していきましょう!!