https://www.youtube.com/watch?v=O_wjLZ7fHk0
夏も本格化してきて、演習問題・初見問題・過去問をどんどんチャレンジしてくれている人が多いと思います。
今回のテーマは
「初見で取れない理由【理系編】」
です。
本当に初見なの!?
大抵のものは問題集で解いたことのある問題の類題や派生です。
参考書1冊を完璧にして、それを初見でも解けるか!?という前提なので、ルートやそもそも参考書が完璧じゃない人はまずそちらからしてくださいね。
特に過去問で点が取れない人は、初見だから取れないケースと関係なく取れないケースがあります。
1番の原因は時間が足りないのとケアレスミスです。
計算が遅いという人が1番多いです。
数学では計算が遅いと、考えるための時間が使えなくなって解き終わらなかったり大問の後半を解き残したり、そういうことで得点率がガバッと下がってしまう人が1番多いです。
参考書を進める段階や初見で詰まっているなら計算力を強化してください!
計算力が遅いといっても計算だけが遅いんじゃなくて、そもそも思いつくのが遅い場合もあります。
・ずっと式が出てこない
・途中で止まる
・ゆっくり考えたらわかる
公式を使うのは覚えているけど、公式が思い出せない…など、うろ覚えや覚えた知識を使うことが不足しているから、知っているレベルなのです!
数学でいうと『基礎問題精』が仕上がっているのであれば、例題の問題を見て解答の方針がすぐ出るかどうか、そこの速度が遅くないか、その過程の計算が遅くないかというところもあります。
そういう意味で完成度は1回確認した方がいいです。
物理や数学の図形とかで、図を描く速さの差はとても大きいです!
問題を見た瞬間に図に起こせると速さに大きく差が出ます!
各分野・各所の反射速度を上げていくと、いろんなところの時間がどんどん縮まっていって、本当に使わないといけないところに時間を割くことができます。
普段からどんな練習をしていけばいいか!?
そもそも解き始める時点でどんな情報を集めないといけないのか、問題に線を引いたり情報を識別するための手順書を作ったほうがいいです!
今までやったモノを時間も含めて落とし込むところで詰まっている人が多いので、その辺を基に復習するなり初見で意識して演習することをやっていくと、徐々に初見でも点が取れるようになります。
手を動かしたほうが基本序盤は早いため、集めた情報を図や式にする作業をやっているかどうかで大きく差がつきます!
今回のまとめです!!
理系科目の初見で詰まっている人は計算力の強化と、図や式を瞬間的に思いつくための練習をしましょう!
序盤は手を動かして徐々に速度を上げていきましょう!
初見でも対応できるような力をこの夏のうちにつけて欲しいです。
ケアレスミスを減らし、どう間違えたかという経験を積んで同じミスをしないようにすることも同じぐらい必要です!
初見問題が解けない時の教科別対応
初見問題が解けないと私たち教務も本当にどうしたらよいのか悩みます。
数学で多いのは苦手な分野だけ極端に点数が低いというのがあります。
その場合は徹底的に苦手範囲をやり直せばよいので簡単です。
英語は分析が必要です。
文法が取れていないなら文法を。
単語が抜けていてキーワードが分からないなら単語を。
60点以下の場合は単語、文法、読解をもう一周やった方が良いです。
たったの1週間で70点や80点取れるようになるということはほとんどない
と考えてよいでしょう。
国語も英語に似ています。
60点以下の場合は漢字、キーワードをやり直し。
読解については新たな参考書を追加します。
新たな参考書を終えたところでもう一度日大レベルの過去問に渡来します。
田村のやさしく語る現代文を一冊終えると少し読解力が付くのか、次の日大レベルの段階突破で少し点数が上がる傾向にあります。
古文は少し英語に似ています。
単語、文法、読解をも一度やりなおしてから再度チャレンジすると8割取れることが多いです。
いづれにせよ、日大レベルの初見問題で8割取れるのは非常に大事です。
8割取れると自信にも繋がります。
基礎を何回もやり込み、初見問題に対応できるようにしましょう。