コラム

大学受験必見!確認テストの正しいやり方をお伝えします。

2019年05月20日(月)

普段の勉強がしっかりと身についているかどうか確かめるためには確認テストをすることが大切です。

しかし、確認テストは正しいやり方で行わないと「できるようになったと勘違いしたまま本番を迎えてしまう」なんてことになりかねません。

自分に実力がついているか確かめるためにも、正しい確認テストのやり方を学んでいきましょう。

勉強の最後には確認テストをしよう!

受験生の皆さんは、普段自分で確認テストを行なっていますか?

今までの勉強がしっかりと身についているか確かめるためには、定期的に自分で確認テストを行なうことが大切です。

確認テストをすることで志望校に合格できる完成度になっているかどうかや、自分の目標を達成できているかどうかなどを確かめることができます。

受験の本番を安心して迎えるための大切な作業ですので、ある範囲の勉強が終わったら必ず確認テストを行うようにしましょう。

「できたつもり」にならないように!

大学受験の中で最も怖いことの一つが「勉強をしたつもり」「できたつもり」になってしまっていることです。

自分はその範囲を勉強してできるようになったつもりでいたのに、いざ本番の試験を受けてみると全然できなかった...なんてことになりかねません。

この「できたつもり」になっていて落ちてしまう人が意外と多いのが大学受験です。正しい勉強のやり方を知らないと、自分では気がつかないうちにできるつもりになってしまいます。

それを避けるためにも、正しいやり方で確認テストを行うことが肝心です。まずは正しい確認テストのやり方をご紹介します。

確認テストのやり方は?

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確認テストは、基本的に各項目の最後に行います。勉強している内容にもよりますが、一週間に一度は確認テストができると良いでしょう。

確認テストの目的は今まで勉強したことが身についたかどうか確かめることです。

・最初に決めた目標を達成できているかどうか
・志望校に合格できるだけの点数が取れているか

などに特に注意しながら確認テストを進めてみてください。

必ずしも勉強した全ての問題を解き直す必要はありません。本番のテストで出題されることを想定しながら、いくつかの問題をピックアップして解きましょう。

確認テストで解く問題の量はどれくらい?

確認テストはあくまでもテスト形式で行うものです。全ての問題を解き直す必要はありません。

確認テスト1回分の量の目安としては「1週間の勉強量の1日分」が最適です。

例えば、英単語を1日100個、1週間では400個覚えるとしたら確認テストでは勉強した400個の単語の中から100個を確認テストで復習しましょう。

英語長文なら1日1個、1週間で6個勉強できると理想的ですので、確認テストでは長文1個が目安となります。

多すぎても少なすぎても意味がないので、適切な量を選んでテストするようにしてみてください。

完成度を妥協しないように!

確認テストではちょっと間違えても大丈夫、と完成度を妥協してしまうことが多いです。

勉強してから少し経ったからと言って妥協せず、勉強した時と同じ完成度を目指しましょう。

もし目標の点数まで届かなければ、もう一度復習し直してできるようになるまで確認テストを行うことが大切です。

確認テストの完成度は本番の点数に直結してしまいますので、ぜひ確認テストだからと言って妥協せず本番と同じような気持ちで行なってみてください。

確認テストをする時のポイントは?

確認テストをする時に気をつけるべきポイントは「問題を完全にランダムで出す」ということです。

もちろん自分が自信を持って解ける問題だけをピックアップしてもあまり意味はありませんが、できない問題ばかりをテストするのも意味がありません。

本番のテストでは自分が解ける問題も解けない問題もランダムで出題されます。ですので、確認テストも問題をランダムで選ぶことで自分の本当の実力がわかるようになるのです。

問題の選び方は?

どうやったら完全にランダムで問題を選べば良いかわからない、という方もいるかもしれませんがそこまで難しく考える必要はありません。

例えば単純にサイコロを振って出た目と同じ番号の問題を解く、というようなやり方でもランダムに問題を選ぶことができます。

日にちやその時の時刻を利用して、その数と同じ番号やページ数の問題を選ぶというやり方も考えられます。単語帳を使った勉強ならば、単語カードをシャッフルしてから抜き出すのも良いでしょう。

他には、偶数や奇数、3の倍数の問題だけ解くというやり方もおすすめです。

とにかく無作為に選べていればなんでも大丈夫ですので、身の回りの数字を活用して問題を選びましょう。

友達同士で出題するのもおすすめ!

もし一緒に勉強している友達がいるなら、その友達に協力してもらってお互いに問題を出し合うのもおすすめです。

他人に確認テストの問題を出してもらうことで、簡単に問題をランダムに選ぶことができます。

また、お互いに問題を出し合うと、友達はきっと間違えさせようとして自分が自信の無い問題を出してくるかと思います。

そうすると、こちらが問題を解くだけでなく問題を出題する側も自分が苦手な問題を確認しながら勉強を進めることができるので、効率的に学習することができます。

塾や学校で協力してくれる友達がいるなら、積極的にこの方法を使ってみてはいかがでしょうか。

確認テストの正しいやり方|まとめ

受験勉強の最後には必ず確認テストをすることが大切です。「できるつもり」ではなくちゃんと解けるように、正しいやり方で確認テストを行いましょう。

確認テストの正しいやり方は、1週間の勉強量の1日分を1週間に1度行うというものです。完成度は妥協しないように、しっかりとできるようになっているかどうか確認しましょう。

また、問題を選ぶ時はランダムで選ぶようにしましょう。簡単な問題だけだともちろん意味がないですが、難しい問題や苦手な問題だけを選ぶのでは確認テストになりません。

友達と出し合うなどして、問題が偏らないように心がけましょう。

いかがでしたでしょうか。

勉強したことが身についたか確かめるために、確認テストは必須です。ぜひ今回ご紹介した方法で確認テストを行なってみてください。

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