コラム

スタディサプリは利用するべきか?メリットや使い方をご紹介

2018年11月30日(金)

受験生の皆さん、スタディサプリは利用していますか?スタディサプリは月額980円で4万本もの授業動画が見放題となるオンライン学習サービスです。

塾や予備校に通うよりも安く学習が可能ですが、スタディサプリは利用するべきなのでしょうか?スタディサプリのメリットデメリット、使い方などを武田塾が徹底解説します。

スタディサプリとは?

スタディサプリは、月額980円(税抜き)で授業動画見放題のオンライン学習サービスです。対象は小・中・高校生です。

講座は小学講座、中学講座、高校講座、大学受験講座と別れていますが、どれも月額980円で4万本以上の動画が見放題となっています。大学受験講座では5教科18科目に対応しており、志望校のレベル別や志望校ごとの対策講座も用意されています。更に、追加で料金が必要ですが受験対策の授業をライブ配信で見ることもできます。

また、勉強に使うテキストは購入することも可能ですが、ダウンロードして自分で印刷することも可能です。

スタディサプリは安さが魅力

スタディサプリの魅力は何と言っても安さです。映像授業などは予備校などでも行われていますが、月額980円でこれだけ多くの動画が見られるサービスは他に見られません。

実際のところ、1年間予備校や塾に通うだけでも数十万もの費用がかかりますが、スタディサプリなら1年間でも約1万円ほどで済みます。安さだけで見ればスタディサプリは非常に魅力的なサービスと言えるでしょう。

最近では全教科を予備校で受講せずに、スタディサプリと予備校を併用する受験生の方も多いようです。

スタディサプリを使うメリットは?

スタディサプリを使うメリットはその安さだけではありません。オンライン学習サービスならではのメリットがたくさんあります。

好きな授業を選び放題

月額制で4万本もの授業が見放題になるので、自分の好きな時好きな教科の授業が見られるようになります。また、講座を取りすぎるということもありません。

映像授業自体は他の予備校でも行われていますが、予備校ではしばしば自分に必要のない講座まで受けてしまうということが発生します。スタディサプリは月額で動画が見放題となるためそのようなことが発生しません。このような、生の授業はもちろん今までの映像授業と比べても優れている点がスタディサプリにはあります。

時間と場所を選ばない

スタディサプリには動画のダウンロード機能があるので、事前にダウンロードをしておけば時間や場所を選ばずどこでも好きな場所で授業を見ることができます。

通学の電車やバスの中などでも視聴できますので、時間を効率的に使えるようになります。自分一人でどんどんと学習を進められるのもメリットの一つです。

更に、そもそも塾や予備校が近くに無いという受験生の方でも授業が見られるというのが大きな特徴です。

スタディサプリのデメリットは?

今までのサービスと比べても非常に魅力的なスタディサプリですが、デメリットもあります。

問題数が足りない

スタディサプリの授業は必須問題や頻出問題など厳選された問題ばかりが出てきます。それ自体は良いことですが、全てをスタディサプリで補おうとするとどうしても問題数が足りなくなってきます

わからない部分の理解には使えるかもしれませんが、最終的には参考書や問題集との併用をしなくてはならないことも多いかもしれません。

勉強が受動的

スタディサプリは勉強を強制する要素がありません。そのため勉強しようという意思をもって勉強を続けないといけません。

スタディサプリだけで勉強するときは特に、全てにおいて一人で行わなければならないのでコンスタントに続けるのは大変です。

スタディサプリのオススメの使い方は?

それでは、以上の点を踏まえた上でスタディサプリのオススメの使い方をご紹介します。

基本的に参考書の勉強でOK

武田塾では、参考書を使った自習こそが最も効率の良い勉強方法と考えています。

もちろんスタディサプリのように授業を受けることで簡単に理解できることもあるかもしれませんが、映像に負けないくらいわかりやすい参考書はたくさんあります。そうした参考書を使って勉強した方が、授業を見ているよりも効率的に時間を使えるというのが武田塾の考えです。

また、古文や英語などの暗記中心の教科では理解よりも暗記を優先した方が得点アップに繋がることも多いです。また、理系科目の場合は理解するよりも問題を解く方が簡単なことも多く、授業だけで理解することに固執しない方がかえって理解が簡単だったりします。

そのため、まずは参考書を使って勉強を進めた方が良いというのが武田塾の見解です。

一人ではわからない部分にスタディサプリを!

一人で勉強しているだけでは理解できない部分が出てきたときには、スタディサプリを使いましょう。

特に理系科目に関しては、どうしても理解できない場合は映像授業で視覚的に覚えるとすんなり頭に入ってくることもあります。

参考書とスタディサプリを使い分けて、より効果的な学習を目指しましょう。

まとめ

スタディサプリは、月額980円で使い放題のオンライン学習サービスです。

スタディサプリを使うメリットは、その安さや場所を選ばないという点にあります。980円で4万本もの授業動画が見放題になるので、予備校などと比べてもその安さは飛び抜けています。わざわざ塾や予備校に行かなくても、予備校が近くに無くても授業を受けられるという点も魅力的です。

逆に、デメリットとしては問題数が少ないということがあります。問題が厳選されているのは良いことですが、しっかりと問題演習をしようとするとどうしても他の教材に頼らざるを得なくなります。

総合的に見て、武田塾では基本的に参考書で勉強して、スタディサプリを使う場合には参考書で足りない部分を補うような使い方をオススメします。映像を見て勉強するより、質の良い参考書で勉強した方が効率よく勉強できる場合も多いです。

スタディサプリも非常に良いサービスですが、それだけで何とかなるとは限りません。スタディサプリの特徴を理解し、有効的に利用していきましょう。

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