大学受験において、文系と理系に関わらず重要な教科は英語で間違いありません。
特に、早慶レベルの、いわゆる私大難関大学と言われる大学は、英語の中でも長文読解が年々、長文化、難問化しております。
長文読解に対応するための土台となっているのが、英単語力です。
しかしながら、多くの学生にとって、英語学習で最初の壁となってくるのが単語力でもあります。
単語力の基礎ができていない状態では、到底、難問化していく長文読解には太刀打ちできません。
まず英語学習においては、単語の土台を早急に作るべきです。
その上で私立難関大学を目指す学生は、上級レベルの単語に挑戦しましょう。
注意すべきことは、単語の重要性をしっかりと理解し、現状を把握すること。
そして、自分の英単語力に対応した単語帳を段階的にレベルを上げていくことです。
今回は英単語学習についてのコツと、早慶レベルまでに参考にしてもらいたい単語帳を紹介していきます。
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早慶英語では単語帳が土台になる！？
早稲田大学と慶応大学は私大の最難関大学として、求められる英語力は非常に高く、
特にどちらの大学も長文読解力が合格には不可欠となってきております。
長文読解において、全ての単語を知らなければ解けないということはありません。
しかし、基本的な単語を覚えていなければ、やはり長文読解を解くことはできません。
異論はあるかもしれませんが、やはり受験英語にとって基礎になるのは単語力です。
早慶受験において必要な単語帳は？
大学受験において、単語力はどのくらい必要なのでしょうか？
センター試験においては約5000語、私立大学では約7000語必要と言われています。
これだけの数字を見ると、5000語から7000語は途方もなく多く感じますが、実は中学と高校の教科書で学ぶ単語で5000語は到達するのです。
問題は、残りの私立難関大学に必要な単語約2000語になってくるわけです。
早慶レベルの単語帳を覚える順番にコツがあり！
単語を効率よく覚えるにはコツがあります。
まず、闇雲に覚えるのではなく、今の自分の単語力を把握し、それに合った段階の勉強をしなければなりません。
高校入試レベルの単語が怪しい場合は、中学レベルの単語の復習をすべきです。
難関大学を受験するからと言って、最難関の単語を覚えることに時間をかけても中学レベルの単語力が不足していては、当然、長文読解には対応できません。
つまり、今の自分のレベルに合った単語を覚えていかなければなりません。
そのためには、レベルに合った単語集や問題集を選ぶ必要があります。
そして、これと決めた単語集をやり切るということが大事です。
早慶英語にオススメの単語帳はコレだ！
大学受験を成功させるためには、自分のレベルに合った単語集を選び、最後までやり切ることが大事だと説明してきました。
重要なのは、まず自分が大学受験レベルにあるかということです。
大学受験レベルというのは、最低でも高校の教科書レベルまでがほぼ頭に入っている状態です。
大学受験レベルがあるという段階に来ましたら、これからオススメする単語集を順番に覚えていくことで、早慶レベルの単語はほぼクリアすることができます。
システム英単語の特徴と目的
大学受験レベルにある学生さんが最初に手に取るべき単語集が、駿台文庫の「システム英単語」です。
「システム英単語」には、センターレベルから私大難関校レベルまでの英単語が収録されています。
センターレベルまでの単語でしたら、「システム英単語」を完璧にすることができれば充分に対応できるでしょう。
しかしながら、私大難関大学レベルの単語が収録されているとは言え、私大難関レベルの試験には充分な単語数は足りません。
当然、早慶を目指す学生にとっては、十分ではありません。
そこで、私立難関大学、特に早慶を目指す学生は、「システム英単語」ではあくまで長文読解を解く上での土台を作る気持ちで取り組みましょう。
「システム英単語」の構成は、レベル別に初級から上級レベルの単語が掲載されており、その単語がよく使われるフレーズの例文が掲載されています。
早慶レベルの大学を目指す学生は、単語をただ覚えるだけではなく、例文レベルまで覚える必要があるので注意して下さい。
「話題別英単語 リンダメタリカ」の特徴と目的
「システム英単語」を終えることで受験レベルの英単語力はほぼ付いたと言えます。
しかしながら、早慶を目指す学生には、まだ単語力は足りない状態です。
そこで「システム英単語」の次に取り組むべき英単語帳がZ会が出版している「話題別英単語 リンダメタリカ」となります。
「話題別英単語 リンダメタリカ」は、私立難関大学を目指す学生までをカバーしており、受験当日までにこの単語帳を終えておくことで合格まで大きく近づくことになるでしょう。
「話題別英単語 リンダメタリカ」の特徴は、テーマ別に上級レベルの単語が50の文章によて覚えられるというものです。
この文章のテーマが多岐にわたっており、経済、社会問題、医学や哲学と言ったもので、様々な分野の長文問題を出す早慶を受験する学生にとっては非常に役立つ内容となっています。
構成は特徴的で、各テーマの基礎知識が日本語で解説されており、その後にテーマに扱われる単語とフレーズ、見開きページの文章とその全訳が掲載されています。
まずは過去問をチェックして、長文読解でよく出されているテーマの文章から覚えていくとよいでしょう。
注意することは、必ず「システム英単語」が完璧な状態になってから「話題別英単語 リンダメタリカ」に取り組むということです。
英単語の土台ができていない状態ですと、上級レベルの単語を覚えたとしても長文読解には役に立たないということをしっかりと理解して下さい。
早慶 単語帳まとめ
大学受験の英語において、単語力強化は必要なのは間違いありません。
特に早慶レベルの大学を目指す上では、基礎レベルを完璧にするのはもちろん、上級レベルの単語の習得が必要です。
そのために、「システム英単語」と「話題別英単語 リンダメタリカ」を完璧に仕上げましょう。
重要なのは、多くの単語帳に手を出すのではなく、上記2冊を信じて完璧に覚えることです。
上記の2冊で毎日を積み重ね、受験に勝利することを祈っております。
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