皆さん、こんにちは!
阪急塚口駅から徒歩3分、武田塾塚口校講師の岩渕です。
新学期が始まるのに伴い、大学受験の勉強を本格的に開始しようと考えている高校生はいるのではないでしょうか?
私は大学受験の勉強を本格的に始めた頃は、モチベーションが高く、やる気がみなぎっていました。ですが、具体的に何をするべきか分からず困った記憶があります。
そこで、今回は大学受験の勉強を始めようと考えている高校生がするべきことについて話していきたいと思います。
受験勉強を始めるにあたってするべきこと
受験する大学・学部・学科について考えておく
受験勉強をする上で、どの大学・学部・学科を受験するかについて考えることは大切です。
なぜなら、受験する大学によって入試の難易度・科目・方式が異なり、それによって大学入試までにするべきことも変わってくるからです。
また、どの大学に入り、何を学ぶのかは今後の人生において大きな影響を与えます。
なので、できる限り早い段階で
・オープンキャンパスに行く
・様々な大学のパンフレットを見る
・自己分析をする
・将来について考える
などして、行きたいと思える大学、自分が学びたい学問、将来は何を仕事にしたいのかについて考えておきましょう。
もちろん、志望校が決まっていなくても受験勉強を始めることはできますが、早い段階で受験する学部・学科を決めておくことで明確に目標が定まり、勉強に対す
るモチベーションも維持しやすくなると思います。
また、志望校が既に決まっている場合は、
・大学の募集要項を見て、その大学を受験するために必要な共通テスト・二次試験の科目を確認する
・志望校の入試問題のレベルを確認する
・志望している大学での生活を想像してモチベーションを上げる
などしておくと良いでしょう。
自分の現状を客観的に分析する
現時点の学習状況・実力を知ろう!
受験勉強というのは基本的に、現時点での自分の学力と志望校に合格するための学力との差を地道に埋めていく作業の連続です。
つまり、現時点の自分の学習状況・実力と、志望校に合格するために学習しなければならない範囲・到達するべきレベルを照らし合わせ、自分に足りていないもの
を補完していかなければなりません。
そして、そのためには現時点での学習状況・実力を知っておく必要があります。
現時点での学習状況・実力を知るためには、
・既習範囲や受験に必要な未習範囲を確認する
・校内や外部の模試の成績を分析して、得意分野・苦手分野を知る
・大学模試を受けてライバルの中での自分の立ち位置を知る
・様々なレベル問題集を解いてみて、どのレベルが自分に合っているのか確認する
などしてみると良いでしょう。
基礎が十分に身に付いているか確認しよう!
受験勉強の大まかな流れとして、
step1.教科書(教科書レベルの講義系参考書)を通しての基礎知識の習得
step2.受験標準問題を網羅した問題集を通しての標準知識の習得
step3.入試問題演習
が一般的だと思います。
受験勉強においてよく”基礎”が大切だと言われていますが、その基礎とはstep1,step2において得られるものです。
そして、それぞれの段階を踏んで徐々にステップアップしていくことで学力が上がっていきます。
しかし、それぞれの段階で習得するべきことを十分に得ずに次の段階に進んでしまうと、どこかで行き詰ってしまい、どんなに頑張っても成績が伸びなくなって
しまう可能性があります。
よって、成績を順調に伸ばしていくためにも、まずは教科書や教科書傍用問題集を用いて、全ての根幹となる教科書を通しての基礎知識の習得がしっかり行えてい
るかを確かめてみましょう。
もし教科書の内容が理解できないようであれば、中学レベルの参考書からやり直したり、講義用の参考書を読んだりしてみるとよいです。
また、例えば ”国公立標準問題集CanPassの問題が全く手につかないので、青チャートを復習する” といったように、ある段階で行き詰ってしまった場合は前の
段階に戻って勉強し直すようにしましょう。
苦手分野を出来るだけ早く克服しておこう!
これは私の体験談なのですが、高3の春休みに、苦手意識のあった数学1Aの「確率」の分野において教科書レベルの知識が身に付いていない事に気づき、教科書の
レベルから勉強をし直す羽目になりました。
本来ならばこの時期は既習範囲に関して言うと、標準知識の習得を終えて問題演習に入る時期でした。
そして、志望校レベルの問題を解けるようになる時期が予定よりも大幅に遅れることになってしまい、焦りと不安から勉強に集中できなくなるという悪循環に陥
っていました。
このように苦手な分野をそのまま放置してしまうと、志望校の合格する確率が低くなり、取り返しのつかないことになってしまいます。
なので、苦手な分野や理解があやふやだと感じた分野があれば、なるべく早い段階でそのことを認識し、まずは教科書レベルから振り返ってみることが大切です。
・積極的に模試を受けてどの分野が弱いのかを分析する
・教科書に載っている問題を答えを見ずに、確かな根拠をもって解けるのかを確かめる
などによって、早いうちに苦手な分野や理解があやふやな分野を発見するようにしましょう。
勉強計画を立てる
勉強計画を立てる際は、志望する大学の入試の日程までに志望校に合格するレベルに到達することを目標にして、そこから逆算して考えます。
①1年間のどの時期に、どの段階まで進めるかといった年間計画
②ある期間においてどの参考書を完成させるのかといった中期計画
③週単位、一日単位の短期計画
といった手順で計画を立てると良いです。
年間を通していくつか模試があると思うので、”この模試までにはここまでできるようになる”といった中間目標を立てておくと、モチベーションが保つことができるでしょう。
このように逆算して計画を立てる事で、志望校に合格するために自分がやるべきことが明確にわかり、ノルマをこなすことで合格に近づいていくことが実感できると思います。
また、重い計画を立てしまうと挫折し、やる気がわかなくなってしまう可能性があるので、最初のうちは緩すぎるくらいの計画を立て、ノルマをきちんと達成していくとよいです。
勉強計画の通りに勉強が進むのかは、実際にやってみないとわからないので、
・一日当たりのノルマが少ないと感じたら増やす
・立てた計画が自分の実力に合っていないと感じたら、使用する参考書のレベルを下げる
・計画を実行するための時間が足りないと感じたら、起床時間を早くする、スキマ時間を見つけて勉強する
といったように、勉強を進めていく中で適宜計画を修正していきましょう。
最後に...
今回は大学受験の勉強を始めようと考えている高校生がやるべきことについてお話しました。
受験勉強をするためには、勉強を続けるために必要なモチベーション、体力、忍耐力だけでなく、どのように勉強を進めていくかという戦略も非常に重要になってきます。
しっかり勉強を続けていても、成績が上がらない・身に付いている気がしないと感じたら、この記事を読んでみて勉強の進め方に問題はないか確かめてみましょう!
この記事が、受験勉強を始めようとする受験生にとって今後の受験生活の指針になれば幸いです。
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