こんにちは！ 武田塾天王寺校です。
新型コロナウイルスの流行が騒がれる昨今ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
感染予防はしっかりとしつつ、これから暑くなるので熱中症対策も忘れないようにしてください！
さて、今回は夏までに身につけておきたいことをお話ししようと思います。
とはいっても勉強面のことではなく、その前段階、夏季の勉強をスムーズに進めるための準備についてお話しします！
精神論は犬も食わないものですが、メンタルやモチベーションの維持は想像以上に受験勉強に影響を及ぼします。
究極的にいえば「何も考えず勉強するだけの機械になれ」ということなのですが、 そんなことができれば苦労はしないので、そのためにどのような準備をすればよいかをお話ししていきます。
浪人生が主な対象ですが、現役生にも通ずるところがあると思うので、ぜひ読んでみてください！
学習環境づくり
まず、どこで勉強するのかということです。
夏は湿度と気温が高く、またどこか心が駆り立てられるような季節です。
それらに負けないように、より良い環境を選択する必要があるでしょう。
塾の自習室、カフェ、家など、人によってさまざまであるとは思いますが、その環境が「最適な場所」であるかということを考えてみてください。
「最適な場所」とは、①自分が集中できる、②適度にリラックスできる、③誘惑が少ないの３点に集約されると思います。
あなたの環境はそれらの条件を満たしていますか？
もし、満たされていない場合、２つの対応が考えられます。
まず、その環境が条件を満たすように調整するということです。
例えば、騒音で集中できないのなら音楽を聴く、リラックスできる環境を近くに確保する、誘惑の根源を断つ(漫画・ゲーム類をしまっておく、スマホの電源を切るなど) ということが考えられると思います。
どのような場合であれ、環境が自分で改善可能であればそれがベストでしょう。
しかし、それが難しい場合、他の環境に移る必要があります。
例えば、家がどうしても集中できなければ自習室を利用することが必要になるでしょうし、自習室がしんどいと感じるならカフェや家の活用を考えるべきでしょう。
ただ、新しい環境にはどうしても慣れる必要があり、それが悪影響になることもあると思うので、移るのならなるべく早めにして、夏までに自分の環境を整えておきましょう。
ひとつ注意しなければならないのは、「家でも勉強できる」ということがベストだということです。
夏は非常に暑いので、どうしても家を出るのが億劫になったり、出れたとしても暑さで体力が奪われてしまい、集中できなくなってしまうかもしれません。
そう考えた場合、他に環境を用意していても、家で学習できる準備があった方が便利であることは間違いありません。
家は誘惑が多かったり、なかなか集中できないこともあるかと思いますが、それは上記のように改善していくことが出来るはずです。
家という環境の価値について、もう少し考えてみることが必要でしょう。
周囲を気にしない努力
ニーチェも言っていたように、人間には「力への意志」があり、本能的に他人より上に立とうとする傾向にあるようです。
つまり、人間はどうしても自己と他人を比較し、優れていれば満足し、劣っていれば不満に思うということです。
少し難しい話になりましたが、他人との比較は避けられない傾向であり、それは必ずしも良い影響を与えるわけではないということです。
こと受験勉強においては、他人との比較はあまりよくない結果を生むことが多いように思えます。
優位にあれば気の緩みが出ますし、劣っていると自己嫌悪に陥るのではないでしょうか。
もちろん、それをモチベーションに転換することも可能ですが、今回は比較をなるべく避けることに重点を置いていきます。
模試の結果を気にしない
まず、模試の結果を気にしない(！！)ということです。
もちろん、模試は自分のできていることとできていないことをはっきり区別するために必要なものなので、自分の間違えた部分とは正しく向き合わなければなりません。
しかし点数や判定に関しては、あまり気にしない方がいいと思います。順位や、周囲との比較は言わずもがなです。
究極的には他人がどれだけ点数を取っていても、自分の上や下にどれだけの人間がいても自分には関係のない話です。
自分が、自分の志望校の合格点を取れればそれでいいのです。
模試は本質的に競争を煽る側面があるので、どうしても他人と比較しがちですが、その前に自分の誤答と真摯に向き合うことが重要です。
周りの楽しそうな姿を見ない
次に、特に浪人生にいえることですが、周囲や世間の楽しそうな姿を気にしないということです。
夏は楽しい季節です。 ＳＮＳを見れば、夏を満喫する人々の姿が容易に見つかるでしょう。
受験生にとっては自分の味気ない生活と比較すると、空しくなること必至です。
しかし、受験生には無縁なものです。受験勉強において佳境に入るのが夏、というだけです。
むしろより一層勉強に励む必要があるでしょう。 だからこそ、なるべく夏を満喫する他人の姿を見ないことが重要です。
特に、現役で合格した同級生たちのそれは見るべきではありません。ＳＮＳはなるべく消してしまった方が無難かもしれません。
現役生に関しても、公募推薦が終わると浮かれる同級生が増えると思いますが、気にしたら負けです
気にならないように、なるべく思考や視野に入れないようにしましょう。
生活習慣
生活習慣は主に浪人生の問題ですが、コロナによる休校が順次解除される昨今、現役生も長い休校生活で生活習慣が乱れがちではないでしょうか。
生活習慣は受験生の生命線です。
なぜなら、受験勉強は学習時間の確保がなにより重要だからです。
どれだけやる気があっても、時間がなければやれることは限られてくるでしょう。むしろ疲れたり、だれたりすることを考えれば、自分の理想の勉強時間より長めに学習時間を確保することが必要になります。
それにもかかわらず、生活習慣が乱れていたら、安定した時間の確保は難しくなるでしょう。
先述したように、夏は受験の佳境です。
それまで以上に、学習時間が必要になるはずです。 生活習慣の改善は急務になるでしょう。
具体的に生活習慣の改善について述べると、まず寝る時間を一定にしてください。
いきなり起きる時間を一定にするのは難しいので、まずはこの時間には寝るということを決めて、厳守しましょう。
それが定着すると、だんだん無意識的に起きる時間が定まってくるはずです。そうなったら、意識的に起きる時間を一定にしてください。 それが３週間続けられれば、習慣化するはずです。
起きる時間と寝る時間は必要な学習時間から逆算して決めてください。
睡眠時間については、１時間半のサイクルを意識するといいと思います。おすすめは６時間ですね。
昼間どうしても眠くなると思うので、その場合は時間を決めて１時間以内で昼寝しましょう。
寝すぎることのないようにしてください。 以上を基準にして、どうしても変化は避けられないと思うので、柔軟に変えていきましょう。 厳守すべきは睡眠時間です。寝すぎたり、寝不足になることは絶対に避けてください。
まとめ
ここまで、夏までに身につけておきたいことをお話ししました。
自分に合った最高の学習環境を用意して、周囲を気にしない姿勢、状況を作り、生活習慣を安定させる。
それだけです。 難しいようですが、いざやってみてそれが習慣化すれば、それほど苦ではなくなると思います。
受験は勉強という努力を通して、その成果を実感できるお手軽なシステムであると個人的には思っています。
しかし、その経験は一生の財産になることでしょう。
だからこそ、後悔がないようにこの夏を乗り切ってください！ では！
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「今後どのように勉強していけばよいか」「効率の良い自学自習方法」など具体的にオンラインでお話させていただいております。
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最後に
今年もたくさんの生徒が逆転合格を果たし、新たな一歩を踏み出しました。
受験を通して、生徒一人一人が自分と向き合い成長してくれた結果です。
そんな生徒達を応援し続けることが出来てとても嬉しく思います。
あなたも武田塾で一緒に逆転合格を目指しませんか？
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