大学受験　合格難易度　2022年共通テストについての報告

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今回は「合格難易度/共通テスト」についてお話ししていきます。

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すでに、新学期が始まり、目指す志望校の過去問に取り組む時期にきているかと思います。
勉強したい学部を開設している大学がそこしかない、家庭の事情でどうしても特定の大学にしか行けないなど、選択肢がない場合もありますが、

いずれにしても志望校の合格難易度は気になるところ。
今回共通テストに焦点を当てて、昨年の共通テストの特徴とともに出願傾向を見ていきます。
自分の進路にある難関を今一度、確認してみましょう。

2022年共通テスト

前年からの継続

複数資料や図表・グラフの組み合わせなど、思考力や判断力、読解力を重視した出題
知識を問うより、知識を用いて正解に達する思考力を問う出題
国語で「実用的な文章」の出題なし
高速の情報処理能力を要する出題

変化点

対話・会話形式の出題の増加
問題文のさらなる長文化
国公立大２次レベルの出題
想定を超える平均点のダウン
得点調整の実施なし（科目間の平均点差が20点を超えなかったため

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どの教科も、基本的な知識や解法、公式の使い方などを十分に理解して身につけた上で、
それらをさまざまな場面で実践的に活用できるかという「理解の質」が重視され、限られた時間内に複数の情報（文章、図表、資料など）の内容を正しく把握し、解答を導く思考力・判断力・表現力が求められています。

去年は新方式が導入されてから2年目ということで、問題は難しくなるだろうという予想はありましたが、実際にはその予想を超えて難しくなっており、センター試験以来、文系・理系共通の5教科6科目の平均点は過去最低となりました。特に数学I･A、数学II･Bは大幅にダウンしました。これは、新傾向の出題、問題文の長文化と複雑化、計算量の増大などがネックとなり、時間不足にも陥ったようです。にもかかわらず、成績上位層は志望難関国立大学への出願を変えることはありませんでしたが、公立大学受験者層では出願減につながっています。確かに、自己採点結果後は大いに悩むところです・・・。

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学部系統別では「理系の資格志向」によって「文低理高」の傾向がありました。細かくみていると、国公立大学は理・工・農・医・薬で志願者が増加。文系では、法・文・社会福祉は減少しましたが、経済や国際関係が増加しています。また、私立大学では、
工・農・歯・薬が志願者増、文系は全体に減少しましたが、法のみ増加しました。理系に比べ、文系は志願者が減少したため、合格しやすくなったようです。とはいえ、これはあくまで全体的な傾向なので、志望を考え直す検討材料にはしても、あくまで学びたいこと、行きたい大学最優先で、志望校の最新情報は確実に入手し、今後の学習対策には万全を期して臨みましょう！

2022年度入試の共通テストを実際にやってみて、自分の得点率では志望校に届きそうかどうか、判定基準になる全国大学2022年入試の合格難易度も閲覧可能ですので、ご覧になられたい方は是非、無料相談にお越しください。
データは一般に入手可能なものですが、今、ほかに気掛かりな点があれば、お力になれると思いますよ。

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