皆さんこんにちは!
武田塾西神中央校です!
突然ですが、高校3年生の皆さん!
大体の部活の引退の時期も過ぎましたが、切り替えて受験勉強できていますか?
中には、
「部活をめいっぱい頑張ったから、全然勉強できてない…」
なんて生徒さんもいるんじゃないですか?
そこで、今回は、
今の時期から関関同立に合格するためにすべきこととはなにか?
についてお話したいと思います!
今の時期から関関同立に合格するためには何をすればいいの??~英語編~
まずはそれぞれの大学の英語の出題傾向と対策についてお話します。
関西学院大学の出題傾向と対策
関西学院大学の英語の出題傾向は、こんな感じです!
【全学部日程】 試験時間90分
全マーク方式
大問1 長文読解(空所補充・同意表現・内容真偽)
大問2 長文読解(同意表現・内容説明・内容真偽)
大問3 長文読解(空所補充・内容真偽)
大問4 文法(穴埋め)
大問5 文法(並び替え)
大問6 会話文
<出題傾向>
全体的に難易度が高いというわけではありませんが、長文が多く、あまり時間をかけずに読み解く必要があります・さらに、問題も穴埋めや同意表現を問われるため、語彙力が必要となってきます。
文法においても、語彙力・基本文法力が求められる基本的な問題が多いので、ここを落とすとかなり痛手です。
<対策>
傾向でも述べたように、関学の英語は【語彙力】が鍵になってきます。
長文の穴埋めや同意表現の選択肢は、意味の異なる単語が並べられており、意味が合うものを選ぶ問題が多いので、選択肢の単語それぞれの意味をしっかりと把握する必要があります。
これら2つの力は、長文読解においても十分に役に立ちます。
関学の長文は3つあり、時間がかなりタイトなので、スピーディーに読まなくてはなりません。長文の難易度は標準的なので、単語、そして【基本文法】をしっかり押さえる事ができれば、長文を速く読むことができるようになります。長文を速く読むために時間制限をつけて長文問題を練習することも重要です。
関西大学の出題傾向と対策
次に関西大学の英語の出題傾向と対策についてお話します!
【全学部日程】 試験時間90分
全マーク方式
大問1 会話文/段落整序
大問2 長文読解(空所補充・内容説明)
大問3 長文読解(同意表現・内容説明)
<出題傾向>
大問は少ないですが、段落整序や長文などまとまった文章の読解がメインになってきます。空所補充では単語はもちろん、熟語の比重も高いです。会話文では、会話特有の表現ではなく、前後の文脈が合うものを選ぶ問題が多いので、こちらも流れをいかに把握しているかの読解問題と同じ力が求められます。
<対策>
複数の文章から流れを理解する読解能力が求められるので、【英文解釈】を鍛える参考書をマスターしてから長文問題などで練習することをオススメします。文章自体の難易度は標準的ですが、もちろん、文章を読むための基礎知識として、単語・熟語・文法は標準レベルまでしっかりと押さえておきましょう!特に【熟語】は空所補充でも比重が高いので、もれなく覚える必要があります。
同志社大学の出題傾向と対策
続いては、同志社大学の出題傾向と対策についてです!
【全学部日程】 試験時間100分
記述方式
大問1 長文読解(空所補充・同意表現・語句整序・内容真偽)
大問2 長文読解(空所補充・同意表現・語句整序・内容真偽・英文和訳)
大問3 会話文(空所補充・和文英訳)
<出題傾向>
時間には余裕がありますが、その代わり長文の難易度は高めに設定されています。複雑な構造の文章も多くあるので、常に全体を意識しながら読まなければ、内容真偽に答えるのが難しくなります。記述方式と書きましたが、実質記述は英文和訳、和文英訳のみなので、この2つの減点をなるべく抑えることで他の人との点差に繋がります。
<対策>
長文に使われている単語レベルも高いので、単語はシステム英単語、ターゲット1900などを完璧に押さえてているくらいの【単語力】が必要となります。文章の構造も複雑なので、【英文解釈】に力を入れましょう。大問2の英文和訳にも繋がります。それがしっかりできたら、少し長め、難しめの長文問題を練習して、全体像を掴む感覚を身につけることが重要です。会話文問題では、会話特有の表現はほとんどないが和文英訳の際に基本的な構文や、文法などの理解を問われるので、Next Stageに出てくるレベルのものは覚えておく必要があります。
立命館大学の出題傾向と対策
最後に、立命館大学の出題傾向と対策をご紹介します。
【全学部日程】 試験時間 80分
全マーク方式
大問1 長文読解(内容説明・内容真偽・主題)
大問2 長文読解(空所補充・内容説明)
大問3 会話文(空所補充)
大問4 文法(空所補充)
大問5 語彙(空所補充・同意表現)
<出題傾向>
時間は余裕があるわけでもなく、厳しいわけでもないです。大問3~5にかけてをあまり時間をかけずに解くことができれば、長文読解で少し余裕ができるくらいです。長文の主題が論説からエッセー、小説のようなものまで幅広いので、注意が必要です。大問3の会話文は分量は多いですが、標準的な問題なのでスムーズに解けるようにしましょう。大問4,5は特別に難しいものが出るわけではないので、ここを落とすとかなり痛いです。
<対策>
長文における単語レベルは標準的ですが、単純に語彙を問う問題が多いので、【単語力】【基本文法力】は必須となっています。同意表現などに気を付けながら覚えることをオススメします。会話文では、会話でよく使われる表現や、曖昧な表現に慣れておく必要があります。教科書や参考書の会話文表現の章もしっかりと見ておきましょう。長文も、主題が様々なので、過去問などを使ってどのような長文でも対応できるようにしておく必要があります。
さて、ここまでは各大学の出題傾向と対策についてお話しました。
しかし、問題なのは
「対策はわかったけど、具体的に何をやればいいの??」
ってことですよね。
それでは次回、何をやればいいのか、核心に迫ろうと思います!
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