皆さんこんにちは!
武田塾西神中央校です!
今回は、共通テストに関するお話をします!
御存知の通り、大学入学共通テストでは今までのセンター試験とは異なった問題形式が採られます。
そのため、過去問等を用いて勉強することができず、正直いって蓋を開けてみなければわからないということもあるかもしれません。
そこで、皆さんは、共通テスト予想問題集や対策本を用いて勉強することが必須となってきます。
今回は、その中からどんな問題が出て来るのかの予想と、それに対する対策について科目別にお話していきたいと思います。
まず第一回は、英語(リーディング)の傾向についてです!
【受験生必見】共通テストの問題傾向予想と対策!~英語(リーディング)編~【武田塾西神中央校】
まずは、大まかな部分からお話していくと、共通テスト英語リーディングとセンター試験の違いとして挙げられるのが、
文法・アクセント・発音問題がなく、長文問題のみで構成されているということ
です。
大問の数は変わらず、6問となっており、その全てが読解問題となっています。
ご存知かとは思いますが、そのためかなり時間がタイトになっています。
重要なのは、答えに必要な要素を素早く読み取って解答することです。
そのためには、どんな文章でどんなことを聞かれるのかについてしっかりと傾向を掴んだ上で、対策をしていく必要があります。
それでは試行問題を基に、どのような文章、問題が出てくるのかについてお話していきます。
共通テスト英語の問題傾向予想
第1問:伝言メモ(手紙・メール)/ウェブサイトの告知記事の読み取り
まず、試行問題では、Aの伝言メモの問題は、
「誰が誰に何を伝言しているのか(伝えたいのか)」
そして、Bのウェブサイトの告知記事の問題では、
「誰に向けた告知なのか」
ということがストレートに聞かれていました。
ここでは、比較的短い文章の中から、必要な情報を抜き出して解答する力が求められます。
比較的難易度が低い問題が出ると予想されるので、1問も落とさない且つ時間をかけないようにする必要があります。
第2問:レシピ/討論のための記事の読み取り
こちらのABともに特徴的なのが、
opinionとfactを区別して解答する問題があるということです。
つまり、
factを求められているときは、本文から考えられることではなく、本文に事実として述べられていることを
opinionを求められているときは、事実ではなく、本文から考えられることを
解答しなければなりません。
一見選択肢の中には複数本文の意に沿っているものがあっても、
その中から正確にどれがfactでopinionかを考える必要があります。
更に、Bの討論のための記事の問題では、トピックになっている話題に賛成側の意見と反対側の意見をそれぞれ求められるので、文章を読んでいる中で、いま
「何vs何の討論になっているのか」
「賛成(あるいは反対)の意見の理由と根拠となる事実」
をしっかりと読み取らなければなりません。
第3問:日常について語る日記・ブログ/出来事の記事の読み取り
ここで全体として問題として問われているのは、
「何が行われたのか」
について正確に読み取る問題です。
選択肢の中には、文章の一部は本文と一致しているが、選択肢全体でいうと間違っているという場合があるので、
選択肢に書いてあることが正確に読み取れる必要があります。
更に、Bでは、登場人物の心情の変化について問われている問題があるので、全体を通した話の流れを掴むことも重要になってきます。
第4問:図・グラフ・表を含む複数記事の読み取り
ここで注意すべき点はもちろん表や図を絡めた問題が出てくるというのと、
複数人(試行問題では2人)の意見の相違点を問われるというものです。
2人ともが共通して述べていないことは?
それぞれが述べていることは?
といった問題が問われているので、それぞれの意見がどういうところで共通していて、どういう点で異なっているのか、またどこまで話しているのかについて把握する必要があります。
このあたりから問題の難易度と文章の難易度が上がってきます。
第5問:人物の伝記・物語の読み取り
ここでは、まず人物の年表について並び替えの問題が出題されているのが特徴的です。
また、ポスターの内容でトピックとしてあげられている内容についての問題もあります。
本文の内容の全体の流れを抑えるとともに、聞かれている内容について本文から正確に答えを抜き出す力が求められています。
第6問:記事の読み取り
第6問は、単語も内容も他の大問に比べて難易度が高めな文章です。
しっかりと
「何が問われているのか」
を読み取って選択肢を一つ一つ削っていく必要がある問題が多いという印象です。
更に、Bの問題では、文章を読み取ってグラフや図で表す問題が出題されています。
本文の中の正解をただ抜き出すのではなく、書かれている内容に沿って自分で考えて答えを導き出す必要があります。
難易度が一番高いので、他の大問に比べてかかる時間は多めに見積もっておいたほうが吉です!
まとめ
さて、ここまで共通テストの試行問題を基に、どのような文章と問題が出題されるのかについて見てきました。
しっかりと出題傾向を理解していれば、本番でもある程度予測した状態で臨むことができます。
※あくまでも試行問題に基づいた問題予想になりますので、ご了承ください。
大学入学共通テストまであと60日を切りました!
しっかりと傾向を掴んで対策に取り掛かりましょう!
詳しい対策についてはまた次回お話しようと思います!
それでは今回はこの辺で!
また次回!
いかがでしたでしょうか?
この記事が、皆様の受験勉強の参考になれば、と思います。
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