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【大学受験】英作文の勉強のコツ!おすすめの対策方法教えます

【大学受験】英作文の勉強のコツ!おすすめの対策方法教えます

英作文

こんにちは。

授業をしない!でおなじみの武田塾小田原校です。

皆さんは、英作文の学習はどのように行っているでしょうか?

記述模試の英作文でなかなか得点できなかったり、過去問を解いている際に解答の作り方が分からなかったりする方もいるのではないでしょうか?

英作文において、減点を少なくして、得点を高めるためには、何が自分に足りていないかを把握することが大切です。

今回は、内容面テクニック面の2つの観点から、減点を少なくして得点を高める英作文の書き方を紹介します。

 

英作文ではどのように内容を書いていくと良い?

英作文を書く際には、日本語で記述式問題に解答したり、作文を書いたりするときと同じように、内容面に過不足がないかをよく確認する必要があります。

以下に、3つの項目で気をつけるべきことを解説します。

テクニック

設問の内容に正しく答える

まずはじめに注意したいのは、設問が受験者に何を聞いているかを正しく理解することです。

ここを見失ってしまうと、解答が根本からずれたものになるため、最悪の場合は得点がほとんどもらえない可能性も生じてしまいます。

ここで1つの例を紹介します。

2019年の岡山大学では、以下のような出題がありました。

「日本では空き家が増えているが、空き家の問題点とその解決策を述べよ」

例えば、この設問に対して、空き家が増えている理由を中心とした解答を書くことは、設問で問われていることに対応していないと言えます。

ここで問われているのは、空き家の問題点とその解決策であるため、解答はそれに沿ったものである必要があります。

これは極端な例ですが、設問をよく読むように意識することはどの科目でも基本となることなので、普段から意識するようにしましょう。

序論・本論・結論を意識する

2つ目は、作文全体の構成に関してです。

思いついたことをただ長々と書くだけでは、文章と文章の間の関係性が不明瞭になったり、どこが一番主張したい部分であるのかが分からなくなってしまったりします。

これを防止するためには、序論・本論・結論を意識した答案を作るように心がけると良いです。

先ほどの岡山大学の問題ならば、

序論:空き家の問題点を1個か2個例示する

本論①:なぜそれが問題点なのかを説明する

本論②:各問題の解決策と、それが解決策になる理由を説明する

結論:全体を簡潔にまとめる

というような流れが一例になります。

設問の形式によっては、序論・本論・結論のどれかが省略される場合もありますが、その場合でも、話が切り替わるポイントは要所で押さえておくと良いでしょう。

独りよがりの意見にならないようにする

最後に注意したいのは、自分の意見が絶対に正しいというような口調で話を進めないようにすることです。

自分の意見を述べよという設問に対して、あたかも日本人全員がそう思っているかのように受け止められてしまう解答を書いてしまうと、文章の内容面で減点をされる可能性があります。

英文を書く前に、おおよそでもいいので日本語で見通しを立てたり、英文を書き終わった段階で、他人の答案を採点するつもりで内容を見直したりすると、このような解答を作ってしまう危険性をいくらか減らすことができます。

まとめ

内容面で減点されない答案を作るためには、まずは日本語で正しい作文ができるようになることが重要です。

幸いなことに、小論文の入試で課されるような高度な内容は英作文では求められないので、設問に対して、要所を押さえつつ簡潔で分かりやすい作文を心がけるようにしましょう。

英作文を書くときのテクニックを知ろう

内容面の次はテクニック面です。

ここでは、受験生が犯しやすいミスとその対策法について解説していきます。

ノウハウ

文法やスペルのミスはどんどん減点対象になる

アメリカのエッセイの授業では、文法やスペルのミスはほとんど問題にならず、むしろその内容に重きが置かれるそうですが、日本の大学受験においては、文法やスペルのミスはどんどん減点対象になるので、できる限りなくすように努める必要があります。

英作文において、日本の受験生が頻繁に間違える文法事項は「単数・複数」「冠詞の有無」「時制」といった項目になります。

これらは、高校で学ぶような高度な文法知識が不足しているという話ではなく、それこそ中学校で習うような、ごく基本の要素が、なぜか英作文になると見過ごされがちになるという話です。

おそらく、上記の文法事項が中学レベルの文法問題として出題されるのであれば、大学受験をする学生の多くは間違えずに解答できるはずですが、ライティングになるとそれができないのは、日本の学校教育で、長文を英語で書くような授業が極めて少ないためと思われます。

これを克服するためには、自分の書いた文章に文法的な間違いがないかを、間違いやすい文法の項目別に点検することが必要です。

また、日頃からたくさんの英文を書くようにして、何も考えずとも正しい文法を使えるようにすることを目指すのも良いでしょう。

難しい単語や構文を使おうとしすぎる

2つ目として、不必要に難しい単語や構文を使おうとする傾向が挙げられます。

もちろん、単語の知識が豊富であったり、英文を書くことに習熟していて、構文を自由自在に扱えたりするのであれば問題ないですが、非ネイティブが、受験勉強の限られた時間の中でそれを達成するのは非常に困難であるように思われます。

減点を減らすためには、自分が慣れ親しんでよく使う単語や構文で、難しい文章を書き換えることが大切です。

まずは文章全体の流れを意識して構成を考えるということを内容面で書きましたが、この際の下書きで難しい日本語表現が存在している場合は、できるだけ平易な日本語で言い換えることはできないかを考えてみてください。

単語についても、下書きの日本語に対応する単語が思いつかないのであれば、下書きの方を工夫することで、自分の知っている単語で説明できるようにすることが肝心です。

まとめ

大学受験の英作文が、高卒相当の学生に求められている課題である以上、ある程度は高度な内容を書く必要がありますが、その際に文法や単語の間違いで減点されてしまってはもったいないです。

日本語の下書きの大筋は変えることなく、ポイントで簡単な言い回しを使えるようになると、減点されにくい答案を作ることが容易になります。

 

減点を少なくして得点を高める英作文の書き方 ポイントまとめ

勉強

以上、英作文を書く上での重要なポイントを述べてきました。

英作文において減点を少なくして得点を高めるために、もう一度重要ポイントを確認しておきましょう。

内容面で気を付けるべきこと

・設問が受験者に何を聞いているかを正しく理解する

・序論・本論・結論を意識する

・自分の意見が絶対に正しいというような口調で話を進めない

テクニック面で気を付けるべきこと

・文法やスペルのミスはなるべく減らす

・できるだけ平易な日本語で言い換えることはできないかを考え、自分の知っている単語で説明できるようにする

これらのポイントは、普段の英作文の勉強で意識できることです。

是非、日ごろの勉強でどんどん活用していってほしいと思います!

武田塾では、英語や国語、数学などのすべての教科で自学自習による参考書学習をすすめています。

英作文も参考書で学習できる分野の一つです。

武田塾では、毎週の指導でそのような参考書をどのように使っていけばいいのか、計画を正しく立て、効率の良い方法で受験勉強をすすめていきます。

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