勉強のやる気が出ない...|なぜやる気が出ないのか
こんにちは。
授業をしないでおなじみの 武田塾小田原校 です。
皆さんは「やる気」がどうしても出ないときはありますか?
やらなくてはならないと思っているのに、「なかなか行動に移せず、やる気も出ない」ということは誰しも少なからず経験していることでしょう。
そんな中でも行動しなくてはならない時ってありますよね。
こんな時、一体どのように対処していけばよいのでしょうか。
実は「やる気が出ない原因」は脳科学や心理学的な面で既に解明されています。
そして、効果的な対処方法も発見されているのです。
今回はこの「どうしてもやる気が出ない時の原因と対策」をテーマにお話し致します。
勉強でやる気が出ない時、気分晴らしにこの記事を見てみてくださいね。
1.やる事が漠然としている
人はやらなければならない事、やるべき事が漠然としているとやる気が出せません。
目標がたくさんあったり大きすぎたりすると、やる事が増え、何から手を付けていいかが分からなくなります。
すると、やる気はあるのにそのエネルギーをどこに向けたらいいのかが分からずにモヤモヤとした状態になります。
こうして、やる気が失われて行ってしまうのが、この「やる事が漠然としていてやる気が出ないパターン」です。
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この悩みは受験相談でもよく出てきます。
「志望校を難関私大にしてずっと勉強をしていたが、7月からやる気が出なくなってしまった」
「勉強といっても何をすればいいか分からず、やる気が出ません」
こうしたお話はよく耳にします。
この状態が続くと、結局何も考えないまま時間だけが過ぎ、結局何もやらないままで終わってしまうようになってしまうのです。
これは特に受験生には気を付けたいことですよね。
肌感ですが、この心理状態になってしまっている子の特徴として「現役生の時に全落ちして、浪人をしている子」に多いパターンのような気がします。
では、この状態を解決するためには一体どうしたら良いのでしょうか。
「やる気が漠然としている」問題の解決策
こんな時はまず初めに「何をやるか」を決めてしまいましょう。
最初の行動を決めてしまうことで、まずはそれに向かって行動をするようになります。
そうすると、エネルギーの向かう先が明確になり徐々にやる気が出てきます。
また最初の行動を決めて行動することで、課題点が見え、その解決のために動こうとします。
そうすることで、2つ目以降の行動も起こせるようになり、やる気が維持されていくようになっていくのです。
こうしたテクニックは、コーチングやコンサルティングの世界では「スモールウィン」と呼ばれているそうですね。
最初の行動を起こし、小さな成功を収めることで課題の達成が出来るようになるというテクニックのようです。
皆さんも「やる事が漠然としていてやる気が出ない」時はまずは最初の一歩を決めて動いてみましょう。
例)
・学校の定期テスト勉強、何から始めたらいいかやる気が出ない
→ まずは「どの科目から始めるか」だけでも決めてみる
・受験勉強、何から始めたらいいか分からない
→ まずは 武田塾に「初めの参考書について」相談してみる
など、自分の中でハードではない、簡単な行動を1つ行ってみましょう。
2.いろいろなことが完了できない
日々の学校の宿題に加え、部活動、塾での課題など、生活の中で「やらなければならないこと」が積み重なってくると、やる気がなくなってしまいがちです。
また、積み重なったものを一気に処理しようとすると中途半端な結果で終わってしまう、なんてことも。
この「いろいろなことが完了できず、やる気が起きない」パターンはやることが増えて、手はつけるものの、完了できずに達成感などが感じられない状態が続いてしまっている場合に起こります。
こんな時、皆さんならどのように対処しますか。
「いろいろなことが完了できず、やる気が起きない」問題の解決策
この問題の解決のコツは、「優先順位を決めて、1つ終える」ことです。
まずは、ぱっと頭に浮かんだ「やらなければならない事」を3つ、書き出してみましょう。
次にその3つの中で「一番優先して終わらせること」を決めます。
そして、決めたことを終わらせた後、ペンでバツを書き、次に優先することを決めてまた取り組みます。
端的に言うと、「一つ終えて、一つ閉じる」ということです。
この解決策のポイントは、「頭と心を整理してスッキリさせて、行動を起こす態勢を作る」ということです。
この体制づくりが自然と自身のやる気に繋がっていくのです。
また「やることを手放す」という発想も良いようです。
・「手をつけないこと」を決め、それ以外を終わらせる ・「今はやらない」と決める。決めたもの以外をひとつずつ終わらせる ・「一人」ではやらないと決める。 |
どの解決策も、ポイントは「一つ終えて、一つ閉じる」ことです。
「決めたことは必ず1つ終える」ことを意識して取り組んでみてください。
3.ただ単にマンネリ化でやる気がでない
「マンネリ」とは、マンネリズムのことです。
マンネリズムとは、手法が型にはまり、独創性や新鮮味がないこと。
(引用:Goo辞書|マンネリズム)
恋愛や結婚生活において倦怠期と呼ばれる時期があります。
恋愛や結婚生活以外でもこういった状態は起きます。
例えば、「大好きなある映画作品を何度も何度も見る」といった経験はありませんか?
好きな作品は何度も観たいものですが、回数を重ねるに連れ、時が流れるに連れ、大好きな映画だったのに、何度も観ると、ほかの作品が観たくなるといった経験があると思います。
決してその作品が悪くなったわけではなく、恋愛で言えば付き合っているその人の魅力がなくなったわけでもありません。
それはただマンネリ化している状態と言えます。
勉強に関しても同じような経験をしたことはありませんか?
同じ科目の勉強を同じ参考書を使って1年間勉強した場合、マンネリ化してしまいやる気が起きなくなるということもありますね。
私たちの脳は、初めは難しいと感じるようなことでも、何度も体験し、経験を積むとそれが当たり前になってしまうようです。
これは、「脳が様々なことを学習できるように作られている」からだと言えます。
「マンネリ化でやる気がでない問題」の解決策
マンネリ化でやる気がでない問題の解決策としては以下があります。
・ほかにやりたいことを探したり増やしてみる ・新しいやり方を考え取り組み直してみる ・楽しんでやれるように工夫してみる |
やりたいことを増やしてみたり、やり方を変えてみることで脳に刺激が伝わりマンネリ化を打破することが出来ます。
また別のやり方で取り組むのも脳に刺激を与えるという点で効果的なようです。
同じ作業や勉強が続いてきたら、新しいやり方などを取り入れてみてください。
まとめ
やる気が出ないときは人間誰しもあります。
やる気が起きない自分に嫌悪して、自分を責めてしまったりすると逆効果になってしまいます。
自分を責めてしまう前に、そういう自分もいるのだと受け入れることもモチベーションの維持には大事なことです。
「やる気がおきない自分」がいたら、その原因を分析し、解説策を試せば良いのです。
受験勉強も、成績が上がらない原因と解決策を知っておくことが重要です。
武田塾小田原校 ではいつでも皆さんの受験勉強に関するご相談をいつでも受け付けております。
少しでも悩みをお持ちの方は”無料受験相談”までお越しください。
(参考記事:なぜ人はやる気がでない状態に陥るか?その原因と19の解決策|Life&Mind)
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