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【合否の鍵を握る】過去問の使い方 第5回

こんにちは!講師のNです。今回は過去問の使い方シリーズの第5回で時間配分の決め方や時間内に解き終わる方法を説明したいと思います。

ちなみに僕は志望校までのルートは概ね終わった人向けに紹介しているので、ルートが終わっていない人はそっちを早く片付けましょう!

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Q.なぜ時間内に終わらないのか?

この答えは二つあります。
一つ目は「単純に学力が足りていない」という場合です。志望校のレベルまでの参考書が終わっていても、学校によってはある形式だけやたら難しいといったことがあります。この場合はその分野だけワンランク上のレベルの参考書を少しやってみることで解決します。また慣れていない形式のものに関しては分野別の参考書にも取り組んでみると解決できるかもしれません。
二つ目は「作戦の立て方が悪い」という場合です。おそらくルートが完璧で偏差値も相応にあって一つ目の方法をやったのにできない場合は完全にこれが原因です。

 

<<<作戦の立て方の悪い例>>>

1.すべての問題を取ろうとしている

これは本当によくあることです。全問解く計算で時間配分をしたり、そのような意識で取り掛かったりすると時間内に終わりません。入試はみんなが解けるところを落とさず解いて、半分くらいの人ができないところを解ければ受かります。つまりある程度捨てていいのです。実際に入試問題では明らかに時間内に解けないような問題や、大学のレベル以上にハイレベルな問題が出ることがあります。しかし、これらに時間を割いていては他の普通の問題に回せる時間が減ってしまいます。それくらい捨てても落ちることはないので安心して捨てましょう。ちなみにルートの参考書に載っていないものは他の受験生も解けないので捨てて大丈夫です。三割くらいは捨てても大丈夫という心の余裕をもって臨むといいと思います。解く順序を理由もなく頭から順にやるようにしている。

2.解く順序を理由もなく頭から順にやるようにしている

入試は最初から順番に解かなければいけないという理由はありません。きちんとした理由があって最初から順番通りに解くのであればそれは構わないのですが、そうでないならもう一度見直してみましょう。粘れば解ける問題や考える系(記述や論説文)を残り時間をすべて使える最後に持ってくるなど色々な決め方があります。

 

今回の②の詳しい説明や実際に時間を短縮させる方法はまた別の機会に紹介したいと思います。

 

本校の最新ブログ記事はこちら

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「過去問の使い方」シリーズ 過去の連載はこちら

【合否の鍵を握る】過去問の使い方 第1回
【合否の鍵を握る】過去問の使い方 第2回
【合否の鍵を握る】過去問の使い方 第3回
【合否の鍵を握る】過去問の使い方 第4回

 

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